シリコンバレー式 最高のイノベーション | |
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ダイヤモンド社 |
新しい価値を生み出す。自分イノベーションプロジェクト。
ゆくゆくは独立したいの「ゆくゆく」をなるべく近くに近づけたい。そういう思いが一番率直かもしれない。お世話になって親に早く恩返しがしたいという想い。それが原点だ。自分の力で立って、自分の力で稼げるようになりたい。何時何時でも、しなやかで前のめりなマインドであること。
◯◯式系の本の中では群を抜いて内容が濃いと思う。キチンとビジネスの世界で結果を残されている方の本だからかな。
『シリコンバレー式最高のイノベーション』(スティーブン•S•ホフマン)
この本の目的:
スタートアップの推進力となるイノベーションが生み出される過程を逐一書き出し、僕たちの生活と経済を一変させるようなイノベーションの力を伝えること。1
【イノベーションとは?】
イノベーションはもはや「もしあれば便利なもの」ではない.それは、ビジネスの世界への入場券なのだ。2
イノベーションとは、新しい何かを創り出すことだ。誰も見たことのない何かを、誰も試したことのない何かを生み出すことだ。43
イノベーションを起こすか、さもなければ雑魚のママでいるかだ。57
chap1イノベーションのカギは多様性と模倣
アップルが他社と違っているのは、消費者とその欲求を深く理解し、彼らが求めるものが何かを知っている•だ.アップルの根本的なイノベーションとは、ユーザーエクスペリエンスの生態系にあった。29
<テクノロジーの罠にハマるな!>
テクノロジーの恩恵を得るのは、それを生み出した会社や個人ではないことが、ここでも分かる、そこにビジネスチャンスを見いだし、飛びつく起業家だけが、利益を得る.35
世界とその問題に目を向け、既存のテクノロジーを利用し、あなたの目的にあうように使用を変えて、需要があるかどうかを市場で試してみよう。36
<シリコンバレーの成功のカギ>
勢いと多様性 38
シリコンバレーで起業すれば、地球上のあらゆる場所から来た賢い人材を選び放題だ.人材を正しく選べば、多様な新しいアイデアやビジネスのやり方をいくらでも見つけることができる。
性別、人種、性的指向の多様性を元々備えている会社や、努力して獲得した企業は、多様性のない企業より市場シェアを前年より伸ばせる確率が45%高く、新市場を獲得できる確率は70%高い。41
★ イノベーションを起こしたければ波を読め 46
⇒ 波の見つけ方
早期発見のカギは、死ぬほど好奇心が強く、仕事を超えて何にでも興味を持つ人たちをチームに参加させることだ。50
⇒
スタートアップの創業者やイノベーターは、少なくても週に一回は仕事と全く関係のないことに費やすべきだ。自分が強烈に惹かれる何かに没頭するといい。52
chap2小さく少なく始める
たいてい一番小さなアイデアが産業を変える力を持つ。62
<イノベーションのチームに付いて>
ハスラー:ビジネスと顧客と市場を深く理解している人物。 69
ハッカー:最新のテクノロジーに精通していて、事業を変える人物。テクノロジーオタク。
ヒップスター:デザイン思考/クリエイティブ面でのリーダー
ホットショット:行動な専門性を持った人物/博士号を持つ研究者かその分野で長い経験を持つ誰か。
「君たちのプロダクトがユーザーのために出来る一番大切なことは何だろう?」
チームはそこに99%の時間と労力をつぎ込むべきだ。 103
⇒
ユーザーが本当に欲しいものを1つ見つけること。それだけでビジネスが成り立たないなら、すべてを止めて、始めからやり直した方がいい。106
chap3イノベーションのコツを知る
自分自身にも仲間にも、組織にも疑いを抱き、自分たちの今と未来の活動全ての面を批判的かつ深く考えなければならない。133
失うものはないと考えること。134
技術のイノベーションよりもデザインのイノベーションから価値が生み出されている。140
★ ユーザーの頭の中に入り込むこと。プロダクトを使う時、人はどう感じるか?143
★ 偉大なプロダクトを作りたければ、一人のことだけを考えるといい.その人にこれまでで最も素敵な体験をさせてあげるといい。147
(エアビーアンドビー チェスキー) 147
<ビジネスモデルの破壊>152
ビジネスモデルのイノベーションとは、試合のルールを研究し、それを破り、曲げ、ねじることによって、組織的にずるをすることだ。
⇒
ユーザーはその提案に本当の価値を感じている証拠を見せることが何より大切だ。
1利益率が高い
2リソースが豊富
3顧客がリピートする
4規模拡大が可能
5どこでも応用できる
6市場が巨大 154
chap4 コアの強みを活かし、価値を提供する
★ ユーザーは誰か?
★ ユーザーとどれくらいの時間を過ごしたか? 184
⇒
製品に何をしてほしいかをユーザーに問わなければならない。190
⇒
ユーザーに深く入り込み、彼らのビジネスを知り、データを集めるほどに、その可能性は上がってくる。192
◯観察の力はイノベーション•プロセスの核になるものだ。ただ見て学ぶことから、イノベーションは生まれる。195
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<イノベーションが生まれる場所>195
イノベーションとは、あっと驚くようなアイデアを思いつくことではないということをチームが理解しなければならない。イノベーションとは、探求であり、証拠集めであり、ユーザーへの聞き取りであり、隠れた真実を探すことである。
役に立つのは、観察のスキルだ。つまり、人の意見に耳を傾け、正しい質問を投げ、必要なデータを集め、それを正しく分析することだ。
一度に一つのイノベーションに集中し、何がうまくいくのか学習し、再びイノベーションに戻り、徐々にコアを広げていくのがいい。181
最高のイノベーターはコア事業の強みの上に新たな優位性を築き、それ自体が新しいカテゴリーとなるような製品やサービスを周辺市場に持ち込んでいる。181
重要パートナーと協力し、より高い価値を顧客にもたらすことが、大きなブレークスルーにつながる。203
⇒
一見解けそうにない問題でも、独自の経験と者の見方と専門知識のある外の人に門戸を開放すれば、解決できることがある.207
chap5不安要素を取り去る
恐れはイノベーションの最大の敵だ。242
しかし、
信頼を築くには、文句の付けようのないほど成功を積み貸さなければならない。245
頭脳より「心の安全」と試行錯誤が効果的 254
◇googleのプロジェクトアリストテレス
「チームをよりイノベーティブに、また優れたものにする要因は何か?」
全員で参加できるように励まし合う。
⇒
メンバーがより自由で受け入れられると強く感じれば感じるほど、チームがより協力し、一つになって考えられる。255
★ 恐れを追いやるもう一つの方法は、学びに集中することだ。 270
⇒学びを制度化するには、チームで毎週最新の失敗を教えあい、どうしてそうなったのかをメンバーに説明するといい。そうすれば、みんなの目が失敗ではなく、知識獲得のプロセスに向くようになる。271
chap6大きなリスクをとって大胆に挑戦する
毎朝起きたら、見逃していることは何か?と問うんだ。毎日、隣のヤツより速く走らなくちゃ行けない。326
成功したイノベーターの多くは、自分の抱えている問題を解くことから始めている。258
いつものやり方を抜け出して、全く知が何かをやってみるべきだ。それが、人と違う生き方、考え方につながる。381