本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

企業の商品戦略 : プロフェッショナル#21

2006-11-03 00:00:00 | プロフェッショナル
ニュービジネス活眼塾 アタッカーズ・ビジネススクール講義録

プレジデント社

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事業を成功する上で必要になるのが、3Cを理解し自社の競合優位性を確立することだけではない。
*3Cとは自社(company),競合(competitor),顧客(customer)のこと。
一番大事なのが、どういう顧客を自社が相手にするかということを明確にセグメントすること。
「カスタマーニーズ」に対してコンペティターより相対的に優位な製品または、サービスを持続的に提供することということが重要になる。

要するに、「何を誰のために作るか」「何を誰のために提供するか」ということが重要になる。

【成功する企業・事業化のモデル】
①コアスキルを持ち、ウェブストラテジーを行う

「コアスキル」とは、近年言われる「ファブリケーション=(製造工場)」を持たない経営戦略「ファブレス」ということと連動する。
自社が「つくりたい商品」と「そのつくり方」を知っており、それができるパートナー企業にそれをゆだねるというやり方で、このパートナーとの関係を「ウェブストラテジー(蜘蛛の戦略)」という。
②自分の目標とする人物・企業のベンチマーク
③ボトルネック志向を持つ

顧客の買わないネックとなる部分を追及しそれを解消していく
④常に事象に対して「なぜ?」をぶつけ、それを周りの知っている人にぶつけ、その場で解消するようにしている。
⑤ターゲットのセグメンテーション

顧客のターゲット、キャラクタライズで「あなたに来てもらいたいです」というメッセージを明確にすることが必要。

これは消費者の変わらぬ傾向として自分に夢を与えてくれる商品・サービスを進んで選ぶという傾向に一致する。
⑥社会性を持つ企業の構築

社会の中での「不」となる部分をどう解消するかという志向
⑦施設ではなく人材への投資を行う
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ベンチャー企業化の必要十分条件 :プロフェッショナル#20

2006-11-02 00:00:00 | プロフェッショナル
ニュービジネス活眼塾 アタッカーズ・ビジネススクール講義録

プレジデント社

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この本を読んだ目的:
経営者と対等に話ができるきっかけを見つけるため。
自分が経営者への端緒をつかむため

【この本のキーワード】
①考えると言う知的行為の重要性

■ベンチャー起業家として1000のアイデアがあり、成功へとつながるのはひとつ
■社会の事象に対して「自分にその問題が起こった場合どうするかという仮説を建てる習慣をつける」
②自己否定による新たな構想の構築

今の自分への安住からの成長は生まれない
③つねに「なぜ」ということを問いその場で知っている人に尋ね答えを出す習慣づけ

「なぜ、できない」という分析にとどまるのではなく、「どうすればできるか?」というスタイルに。
ex.「なぜ、自分がリクルートの営業において300万の受注ができないか?」
⇒「どうすれば、300万単位の受注ができるか?」
⇒「提案を発想する力をつける」
:読書、経営者との話し、新聞の熟読による知識のインプット
 先輩との話し合いによるアウトプットの力の強化
  「人間としての信頼感をつける」
:身なりをととのえる。
 上と連動して、自信の持てる発言をする。
 →自分の知っている領域を増やす。
 

【ベンチャーとして成功するために必要な必要十分条件】
事業としてのコンセプトの段階までにアイデアを落とし込む。
コンセプトとは、
「必要十分条件を満たし、競争相手ができない、だから自分がユニークな価格を維持し、さらに次の事業展開にもつなげていける、顧客は逃げていかない、だからいろいろなことができる」(238ページ)
というもの。


必要条件:
世の中に新しいニーズがあって、そのニーズに自分が誰よりもうまく応えられるという必要性。
自分なりの独特の必要性、他の人が気づいていないものに気づいているということ

十分条件:
会社としてのシステム

自分ひとりですべての責任を負うのではなく、組織として、個々に与えられる責任範囲を小さくし、それを明確にする
☆会社とシステムの構築とは、ビジネスプロセスの構築
 サプライチェーンの確立
 社内体制の確立
 ex.人事部門、技術部門、営業部門など

☆ベンチャー経営者としての覚悟
日本にはセーフティーネットも整っているので、リスクをとる覚悟が必要。


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