自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND渡辺 健介ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る |
プロセスにおいて、権威の意見を聞いたり、メンターにアドバイスをこうということも大切で、必要だが、
結局は一つ一つ自分で考え結論を出していくということが重要になる。
◎「大人になるということ」
⇒甲子園は自分で作るということ。
自分が心のそこから熱くなれるもの=甲子園を作るには。
自分の目の前にある舞台で自分の力を出し切る十同時に、これからのことを自分にといかけることが必要。
「自分は、何がやりたいか。
どのようにいきたいか。
どのような人間になりたいか。
どのような人生を歩みたいか。
自ら考え、自分の舞台、『甲子園』をプロデュースしなければならない」 288項
◎ 自分の幹を育てる
自分の幹を育ていくことで、何かを試されるとき、そこまで培ってきた幹が問われる。
幹:
想像し、考え抜く力。
視点の高さ。視野の広さ。
多種多様な人の言葉を聞き取り、思いを感じ取る力。
自分の思いを伝える力。
人々をある目的の実現のために、巻き込み、動かす力。
他人の心の機敏を感じ取る共感力。
心の大きさ、やわらかさ。
ぶれない価値観、自ら作り上げた憲法。
思いが実現するまで、たたみ込む力。答えが出るまで戦い続ける忍耐力、継続力、体力、精神力。
◎ 幹を育てるために重要なこと
早いうちに身の回りの環境の「何かを変えた経験」をつむこと。「これはおかいい」「こうあるべき」という思いを蒸発させず、自分のできる範囲のことでいいから、実現に向けて何かしら仕掛ける。
あとがきの部分で筆者が非常にいい事を欠いている。
[この世に足りないのは、『詩人』でも『政治家』でもない。厳しい現実の社会で生活していく中で、次第にみんながあきらめ、捨て去っていく詩人の心を可能な限りとどめながらも、圧倒的な想像力、考え抜く力、大局観、幅広い教養、自分なりの価値観・世界観、人徳、ある目的を達成するための政治力、そして覚悟と危害を持って、「詩」で描いた世界を「人々の行動が変わる域」までたたみ込むことができる人、社会の構造が変わるまで変えてしまえる人] 294項
生きていくうえで必要なこと、
IDPM(Independent Mind)を身に着けても、何が正しくて、何が間違っているなどということはわからないことは多い。
⇒「自分の等身大を見つめ、自分ができることをやる」
*非常にわかりやすくいい本なので、ぜひ読んでほしいです。