本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

アクセス・ランキング。ランクイン!!:reProfesional#193

2009-05-29 23:34:10 | reProfesional
初めて、Gooのブログランキングでランクインされました。
ありがとうございます。

記事は、5/25付けの記事で、
9869位/1,234,936ブログ中
ということのようでした。

多くの方にアクセスいただき、ありがとうございます。
将来的には、ひそかに文化人・文筆家をめざしている自分としては、
非常にうれしいです。

マニアックなこととかあまり、人間性のないブログを書いているように見えますが、けっこうコメントも喜びますし、必ず返信します。
今後とも、よろしくお願いいたします。




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成功の起源「死に体の法則」:reProfesional#192

2009-05-29 23:23:13 | reProfesional
ダーウィンの種の起源ではないが、成功にも起源があるのだと思う。
カイゼン・進化を繰り返したものだけが生き残れる。
環境の変化に応じて、形質を①愚直に②スピードをもって③マイナスな部分は正直に変えていく。
時代の変化、人間の思考。
他者へ要求する欲求は高度化し、スピードも高速化していっていると思う。

いつでも、そこにある。そのためには、他者のためにという視点を大前提に、
本気で愚直に、スピード感を持って、マイナスな部分も本気で継続的に変え続けるということをなしには実現し得ないもの、それが成功というものだろう。

気を緩め、①愚直に②スピード感をもって③マイナスな部分は正直に変えていくということを怠ったとたんに退化、自分の他者への重要性というのは急激に、圧倒的スピードをもって下がっていく。
世に不条理なし、自らの生・他者に対する不誠実な態度により、みせかけの不条理がもたらされるのみ。

どうか、死に体への自然的な流れへ身を任せないように。

死に体へ流れる一番大きい理由それは、怠惰で、生・他者への本気さへ欠けるといったとき。
幸福への必然的出会いなどというのはおそらく、ない。

幸福への感受性が異様に高い人間なら別だろうが、自分の場合真摯さと愚直さをもってしなければ、即死を意味する。
他者は思いのは、一生懸命でない、自分には冷たいものだ。
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文章を書くということ。伝えること#3 :reProfesional#192

2009-05-27 01:00:56 | reProfesional
名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)
鈴木 康之
日本経済新聞出版社

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〔第四部:発想の方法
⇒ひとと同じことを想い。人と違うことを考える。
考えることを楽しみ、常識を豊かにすることから発想は始まる。

Cf.JTの広告・年賀状の広告
視点を変えれば、別なことが見えてきて新しい言葉が見つかる。

〔第五部:基本は説明力
困ったときは基本にもどれ⇒商品コピーは説明文である。
Cf.一文一義

★ 形容詞は少なければ少ないほどきれい。
各メーカーの信念の強さと自信をお取次ぎする。

○ 文章は、モノかコトの説明文である。わかってもらうということが前提。
一行一行をチェックして、記述の精度。情感の密度を高める。
説明文である以上、わかりやすく伝えるためには、写真、イラスト、図表の力をかりることも必要。

〔第六部:勉強の方法
⇒文章は書くものではなく、読んでもらうためのもの。
読む人が読んでトクする。知ってトクするように。読んで満足するように書きなさい。
文章を書くことは書き直すこと。

読んでもらうための分量の適切さ:
原則としては、少なければ少ないほどいい。
Cf.トンボの広告=人は、書くこと、消すことで書いている。
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文章を書くということ。伝えること#2 :reProfesional#191

2009-05-26 00:58:59 | reProfesional
名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)
鈴木 康之
日本経済新聞出版社

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〔第二部:表現の仕方
⇒言葉にも気分がある。
読んでもらいたい人の前に出たらするはずの顔つきをして書く。
その言葉のBGMを浮かべて書く。

★コピーに文体があるのではなく、≪文体が実は広告文≫である。

□ モノは質感。言葉・文章にも質感
文章のトーン(調子)とマナー(様式・文体)
どういう気持ちで書くと気持ちが伝わるのか?ということを頭に叩き込み書くことが必要。

★ 人に会うときは、全身テープレコーダーに。いい話が聞けるまで待つ。だれかに聞かせたいという衝動が沸くまで話を聞く。

〔第三部:話の見つけ方
書き上手になろうと思うな。聞き上手になれ。
コピーを考え広告で伝えるということは、いい話のお取次ぎをするということ。

書くときには、広告コピーがなかなか読まれないという前提を忘れず、うっかり書き進めないように、読む人が次の文章を読みたくなるだろうか?と一行ずつ自己チェックしていくことが必要。

CF.アシックス 鬼塚喜八郎『失敗の履歴書』より
⇒広告・コピーが企業や商品の社会的価値をお取次ぎするということの例として
靴屋はあらゆるスポーツに欠かせないということでスタート。記録が靴によって、伸びるような靴を作ろうという使命感に。ある高校の先生からの依頼のバスケットシューズで成功。だが、販路がなく、駅のベンチに夜も寝て、行商に。
次は、マメができて当たり前だったマラソンシューズに挑戦。

★ 何かを始めたらトコトンやらなければ気がすまなかった。
★ ムズカシイものからはじめれば、あとは何でもできる。
★ 周囲を幸せにして、はじめて自分も幸せになれる。
★ スポーツマンは、ころんだら起きればいい。失敗しても、成功するまでやればいい。



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文章を書くということ。伝えること#1 :reProfesional#190

2009-05-25 00:57:00 | reProfesional
名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)
鈴木 康之
日本経済新聞出版社

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読んだ目的:
新しいことをするには新しい武器が必要である。新しいことをしていくにあたっての武器を得るために、思いをより効果のある行動・インプットをするために読んだ。

感想・レビュー:

~はじめに
文章の目的:読ませて伝えるというのが文章の目的
文章を書くには、エネルギーが必要。
そのエネルギーとは、読んでもらいたい、ぜひ伝えたいというエネルギーである。
文章を書くというのは、ゼロから、考えるということではなく、いろいろな発想観点から物事を見、いい言葉、いい文章を見つけていくということが必要である。

〔第一部:文章の中身
⇒読むとトクすることが大切。
人は「安い」と「違う」に弱い。=広告の原点はトクであるということを伝えること。
広告(コピー)の第一条件は、ターゲットに「自分に呼びかけている」と意識させること。
広告のコピーとは、差別化をつたえること。今使用しているものより、何がよいのかということを伝えることが戴せる。

□ キャッチコピーについて
キャッチコピーは警告型(使わないと損する)orトク型(使うとトクする)
ボディ:キャッチコピーで「読みたい!!」と思わせ、それの理由付け。
言葉:読む人との相性を考えることも大切。

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時間の概念 : reProfesional#189

2009-05-21 23:28:42 | reProfesional
[時間の概念]

ほっておくと怠惰な時間への投資を行ってしまう。
一流と二流の決定的な違いは、お金をどこに投資するか?時間を何に投資するか、そこへの決定概念が、引き締まっているということだろう。
目標・目的を達成するためには、いま何をすべきか?
そこを集中して、時間を構成していかないと、おそろしく自制のきかないすごし方をしてしまう。
自制のきかないお金の使い方・・・時間の使い方・・・
得られるものはまったくなく、後悔という概念の蓄積でしかないそれ。

一流になるための第一条件が気分を引き締めるということだろう。
今日の日経新聞は、一流の人物は、気を抜くところ、気にしすぎないところは気にしないという記事もあったが、今の自分は引き締めるべきところが、ゆるすぎる。
まずは、緊張感を持って、全力でひとつの目的に向かって突き進むということが重要になってくる。

気を抜いた時間の消費、お金の消費をした時点で負け。
助けてくれる人を極力当てにしないで、自分で何とかする。
情けない自分から一刻も早く脱却しないと・・・

26歳を迎え、もう若いとはいえなくはなってきている。
目的・目標への責任。
時間とお金を大事にしなければない。
なくなってきているから、大事にするという考えは捨てなければならない。
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念彼観音力 衆怨悉退散。前を睨んで歩く。:reProfesional#188

2009-05-17 23:03:58 | reProfesional
弱音を吐いたり、後退する余裕はない。
自分の周囲にいる人は、①自分を守ってくれたり、支えてくれたりする人と②自分に刺激を与えてくれる人のどちらかになる。

今日(5/15)昔からお世話になっている方と電話をした。
猛烈にパワーを感じた。
守ってくれる人。支えてくれる人に感謝をしつつ、
嘘をつかず、正直に生きていこう。
刺激を与えてくれる人にも、内心で睨みを利かせ、勢いをもって前へ、上へ進んでいこうと強く思いました。
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超一流の思考原理⑤ : reProfesional#187

2009-05-16 23:55:14 | reProfesional
グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか
藤井 清孝
ダイヤモンド社

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≪chap6 ブランドの作り方~ルイヴィトンジャパン社長に
~SAPの仕事を通じて、SAPの仕事をするに当り、
藤井氏が仕事をして区中で、職業観の変化が起こる。
それまでの、
[プロの仕事][国際的な仕事]という個人的内向きな理由から、
[日本のためになることがしたい][日本にまだ根付いていなくて日本のためになる仕組みを外国から持ってくる仕事がしたい][日本の優秀さを世界に広げる仕事がしたい]という思いが出てくるように。

〔日本発グローバルブランドの作り方〕
ルイヴィトンの企業哲学
≪ブランド価値の最大化≫
▲▲▲
≪売上利益の最大化≫
⇒ルイヴィトンには、売上だけでなく、コアストーリーである「フランスのトランク職人の伝統」「船旅をする貴族への御用たち」といった姿勢を大切にし、徹底した自前主義で、100%直販を貫く、自社工場でのメイドインフランスでの製造などのこだわりがある。
商品企画とマーケティングを分け、あえて、顧客の声を聞かないで、ワクワク感を大切にした商品開発が行われている。

ルイヴィトンなどのラグジュアリーブランドが、日本で受け入れられているのは、八百万の神の思想からくるどんなものにも神が宿るという思想から、モノを大切にし、ストーリー性、薀蓄のあるものがこの舞えるといったことがある。

Chap7.8は、上記総括的意味合いが大きいため割愛。

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超一流の思考原理④ : reProfesional#186

2009-05-15 23:53:19 | reProfesional
グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか
藤井 清孝
ダイヤモンド社

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□ 社長業の根幹
経営課題を抽出し、解決していく仕事。
① Consistency(コンシステンシー):一貫性
② Persistency(パーシステンシー):執念
軸のぶれないメッセージを繰り返し、繰り返し叩き込むこと。
⇒[新しいことをすばやく学ぶ勉強法~4つのフレームワーク]
① コンテキスト
:時代背景を理解し、時代の潮流を理解することからはじめる。
② ドライバー
:ある物事で構造変化を推進している力の理解を行う。
Cf.ルイヴィトンなどラグジュアリーブランドでいうと、新興上部中間層の一点豪華主義など
③ トライアンギュレート(トライアングルの動詞形で三角測量をするという意味)
:明日意見に賛成・反対・中立の3つの立場にある人の意見を参考にし、その事象を立体的に捉え、自らの意見の構築につなげるやり方。
④ トレードオフ
:個別案件に最適解を見つけていくということも大切だが、付加価値を与えない部分には、標準化を図るなど、最大公約数の解を探るというやり方。

≪chap5 本格的社長業の試練
□ 外部から登用された社長の使命
:なにかしら事業に不連続店が存在するとき外部からの刺激は必要とされる。
⇒顧客にとっての本当の価値からビジネスを組み立てる。
Cf藤井氏がSAP日本法人の社長となったときのエピソード
● SAP導入企業への訪問
;SAP導入の生涯価値と生涯リスクが明らかに
 ▼▼▼
生涯にわたってのかかわり=コンサルティング型営業への変更
[営業戦略の建て直し]
=業界ぶりつりつぶし作戦
SAP導入のように失敗が許されない投資判断を行う場合、日本企業は業界他社の導入状況などから判断をするということから・・・
▼▼▼
業界トップにまずセールスをし、その業界で特殊でありながら、足りない機能を共同開発し、提案をし、導入をしてもらう。
▼▼▼
一網打尽に上位10社を押さえる。
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超一流の思考原理③ : reProfesional#185

2009-05-14 23:51:24 | reProfesional
グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか
藤井 清孝
ダイヤモンド社

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≪chap3 狩猟民族的資本主義の光と影
サブプライム問題を経て、資本主義のマイナスの面は、「過度なレバレッジを背負い込み,規制のゆるかった投資銀行モデル」にあるとし、プラスの面は「企業に健康的なプレッシャーをかけ、資金を循環させる」機能にあるとする。
日本では、上記の資本主義の機能はうまく機能せず、収益性を犠牲にしてまで、規模を追求するということが起きているという。

アメリカでは、資本市場が企業にかけるすさまじい企業価値向上のプレッシャーとそれへの投資活動で、IBMがノンコアとして切り捨てたソフトウェアビジネスが、結果として、マイクロソフトを生んだ。

藤井氏は一時期ウォールストリートの投資銀行に勤めるが、
=他人が地道に作った付加価値を売り買いする業。
付加価値自体を生み出す業ではない。
全体の富のパイの拡大には貢献しない。
既存の富を自分たちや株主に有利になるように再分配するだけというビジネススキームに、
サブプライムにつながる嫌気を感じ。退職をする。

≪chap4 巨大なイノベーション孵化器~アメリカの真の強さを知るシリコンバレー

シリコンバレーの本質とは、テクノロジーをベースにしたイノベーションの集積地であること。それを可能にするひとつのシステムが、アメリカ独自のリスクキャピタルにある。
日本のベンチャーキャピタルは、銀行の系列であることが多く、銀行の融資が難しいリスキーな案件に投資するノンバンク的要素であるのに対して、アメリカの場合は、A.厳しい投資先の選別とB.積極的な経営関与がある。
もうひとつが、モジュール化された専門家集団ということ。日本と違い、例えば、営業のプロ、人事、財務のプロなどが、ダイナミズムのある成長企業にまとまって転職するという人材の流動性がある。
後、1社1製品もしくは、1事業という垂直統合型の日本とは異なった体系でビジネスが営まれているということもある。



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超一流の思考原理② : reProfesional#184

2009-05-13 23:49:35 | reProfesional
グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか
藤井 清孝
ダイヤモンド社

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≪chap1 職業選択に見る人生観
~当時はマイナーでコンサルタントという職業認知もなかった中でのマッキンゼー入社

・ 藤井氏の初期業選択のマインド(学生当時)
a. 国際的に活躍できる職種
b. プロフェッショナルとして仕事ができること

職業の認知が低いからといってではなく、上記選択基準から、[ファクトベース=事実に基づいて]自分で情報を収集していった。決定的なのは、まだマッキンゼー=外資系で働くということが一般的でなかった当時に、偶然見つけた書物の著者へアプローチするため、出版社に電話をし、実際著者と会い、情報を得ているという点。

感動⇒行動というベクトルもそうだが、藤井氏のマッキンゼー就職後の
「自分はとんでもないチャンスをもらっている。
 誰もが歩んだことのないキャリアパスを自分で作るんだ。」
という気概も非常に重要であると思う。自分の人生を自分の力で築いていく。

情報収集の上で大切な観点として。「成功者は自分の選択が最良であると思い込み、それをベースにアドバイスをしてくる」という観点も重要であるといえる。

≪chap2 正解のない教育
マッキンゼー退社後のハーバード留学を通して~

マッキンゼーからのハーバード留学でも、藤井氏は当時マッキンゼー日本支社長であった大前研一氏のアドバイスを退け、留学に踏み切っている。
藤井氏は、ハーバードへの留学を通じて、
経営者としての最低条件である:
A. 解決されるべき問題の定義ができるということ
B. 自ら、その優先順位付けをできるということを
学んだという。



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超一流の思考原理① : reProfesional#183

2009-05-12 23:47:35 | reProfesional
グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか
藤井 清孝
ダイヤモンド社

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読前の想い:
仕事を推進していく上では、技量よりも、圧倒的な継続的熱意と、執拗に実行していこうとする姿勢がまず大事だという思いが強かった。そこで、ゴールデンウイーク中に読んだ『V字回復の経営』で得たことをより、自然に思考⇒行動に移せるようなドライブがほしいと想い読んだ。

読後の感想;
行動に移すためのパワーを得たいという思いで読んだ本だが、思ったより、勉強になるところが大きかった。構成としては、ほぼ筆者である藤井氏の自伝的な構成だが、経済の事を始め、彼がかかわってきたビジネス(=グローバルレベルで展開されているビジネス)の醍醐味、エッセンスが学べる構成になっている。
改めて、経営・事業の執行には、執拗な執念と、ある程度の経営のリテラシーが重要であるということがわかった。
真剣に読んでいくと、本当に、超一流の思考原理の一類型というものが、非常にわかりやすく、アタマに入る本だと思う。

レジュメ~

産業の、世界の構造を読み、個別解を出していく。そのための構成要素は、個人的には、
構想力⇒実践力⇒現場力だと思うが、本書では、構想力と現場力という軸で論理が展開されていく。
実践力、下部組織への浸透力という観点からはまだまだ学んでいかないといけないことが多い。

= はじめに 
「ひ弱な」精神から「骨太な」精神への脱却のために~
① 自分の人生の舵取りは自分でするという能動的なエネルギーを持つ
② リスクをいとわず、自分の限界に挑戦する闘争心を持つ
③ 自分の人生・タスクにおける個別解を発見するという冒険心を持つ




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サバイバルな脳みそ4。 : reProfesional#182

2009-05-11 14:17:38 | reProfesional
サバイバル脳 「転覆の時代」を乗り越えるアタマの作り方
河合太介
経済界

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新聞というリソースからの脱却
⇒ a.人と会って直接話を聞く
  b.現地・現物情報を大切にする
: ・ 雑誌の切抜き等を使った疑似体験
  ・ 競合プロダクトを使ってみる。見てみる。買ってみる。
  ・ 楽天の同業、カテゴリ0の売上ランキングのチェック。
  c.普段接しない情報に接する
  d.物語を読む

③ 物語脳を養う
小説を読むようにする。⇒商売はすべて物語りだから。

④ ノートをきれいにとらない。
サバイバル時代のアタマのいい人とは?
:発想のできる人。
⇒発想ができるようになるには、頭を動かす。アタマが動くようになるには、手を動かすということが重要で、気付いたこと、感じたこと、いいと思ったことを書きなぐるということからはじめるが大切。後で読み返すということは問題ではなく、情報を書き留めないことが一番の問題。

Chap6 実践脳
:考えたこと、発想したことを実行に移していくことができる脳の働き
仕事・プライベートでのPDSCを行う。
① 一文字漢字で一年のテーマを設定する。
② 仕事の振り返りをきちんとする。
③ 毎日短い日記を書く
④ 基本のキを大切にする、

Chap7 お金脳 ⇒ 目指すべき将来の学びに(間接的にでも)つながる消費にする。
:不必要なことへのお金にはうるさく、必要なことへきちんとお金を回すように。
次の自分のために必要なお金をまわすための節約をする。
将来の自分の付加価値をたけめるためにお金を回す。
① 支出制約条件を設ける・
② プライド消費にさよならをいう。
③ 生き金に死に金を回す。⇒ cf.人との付き合い、現地現物を見に行く。本を読む。
④ 計算脳を鍛える。
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サバイバルな脳みそ3。 : reProfesional#181

2009-05-10 14:15:51 | reProfesional
サバイバル脳 「転覆の時代」を乗り越えるアタマの作り方
河合太介
経済界

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Chap4 時間脳
:限られた時間という資源を有効活用する。
⇒「何に時間を使うか?」自分の欲望に消費する時間量に一定の制約を書ける。

① 一人になる時間を作る。
Cf.河合さんの例
新幹線の中でのアタマのシュミレーション
⇒一人ブレスト、メモをつける習慣。
そのことにより、自分のアイデアを構築することができる。

② リラックスする時間を作る。
発想脳がいざというとき存分に働くように。

③ 逆発想のスケジューリング
まずプライベートの予定、次に友人・パートナーとの予定を老いれていく。

④ 人生時間に制約条件
時間は命そのもの。慣性の法則があり、時間は制約条件をつけないとだらだらと浪費されてしまうもの。

Chap5 情報脳
:発想し考えるために必要な情報の入手のために。

① 目的意識を高める
何かを強烈にい意識している人は自然とその関連の情報が飛び込むようになる。

② 普段接しない情報に接するようにする。
発想とは、自分の頭の仲に蓄積された情報の組み合わせによって構築される。
それゆえ、普段接しない情報との接触に時間を使うことは重要。
⇒ [感性のキーワードを深彫りする]
〈面白い〉〈かわいい〉〈おいしい〉〈かっこいい〉〈きれい〉〈うつくしい〉というキーワードをもとに発想を他業界、他次元へと広げていく。

Cf.男性の場合女性誌も勉強になる。


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サバイバルな脳みそ2。 : reProfesional#180

2009-05-09 14:14:21 | reProfesional
サバイバル脳 「転覆の時代」を乗り越えるアタマの作り方
河合太介
経済界

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Chap2 学び脳
① 特殊だからムリと考えない
学び脳とは、学習のせいのことで、フィルタをかけずに情報・事象から、自分の場合に置き換えるとどうか?という視点を持つことが重要。

② プライド脳を捨てる。
相手の肩書きなどから、判断するのではなく、相手が 何を?どういう内容のある人物か?ということから判断し、学ぶ。

③ 負けを認めるが勝ち
④ できる方法を探す習慣。
できる方法を探すには、「なりたい自分」「よいイメージ」を持つことが大切。そうすることで、脳がそこへ到達しようと動く。

Chap3 発想脳

① 3倍発想で考える。
仮に現在の3倍の結果を出すには?という観点から、自分の能力に再現を設けず、大きな目標から、行動を逆算する。

② 脱メタボ脳
自分を取り囲む狭い枠で物事を定義しない。

③ 顧客を体感してみる。
物事の構造:
Aハードウェア ⇒ タクシー運転手でいう車の空間
Bソフトウェア ⇒ 目的地まで、連れて行ってくれるということ。
Cヒューマンウェア ⇒ 運転手の背客態度
以上を顧客視点から見てみる。
:実際に顧客になってみる。
金銭的な制約がある場合は、雑誌の切り抜きなどを通じて、顧客のライフスタイルを体感するということも有効。
そのことにより、イマジネーション脳が鍛えられる。




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