本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

企業再生のステップ : 知のコングロマリット#88

2010-02-28 16:57:51 | 知のコングロマリット
Harvard Business Review ( ハーバード・ビジネス・レビュー ) 2010年 02月号 [雑誌]

ダイヤモンド社

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企業再生に必要なステップが自社には必要ないと考える経営者がいるとしたら、おぞましいことだ。どこの企業でも、かえるべきところは、山ほどあるだろうし、改善の余地がない企業などおよそ存在し得ないのだから。

企業再生に必要なファーストステップ。「社員たちの士気を高め、エンパワーメントを押し進める」企業再生には、財政面も含め、精神面での再生も不可欠。低迷している企業には様々な病が潜んでいるという。それは、秘密種グ、避難、孤立、回避、消極性、無力感。
ステップとして下降スパイラルから、上昇スパイラルへ持っていくことが重要であるという。
上昇スパイラルに持っていくべき際の心が目として、企業組織への定義へと戻ることがファーストステップとして必要になる。
企業組織とは「本来、他人と異なる意見を率先して表明する場所であるべき」低迷している企業をかえる二位は、エンパワーメントを社員に行う、つまり流れを変えるということが必要になるのだ。

次のステップとして、
・対話を奨励し、事実を伝達する
・コラボレーションを触発する
→イノベーションが部署間を乗り越えたプロジェクトから生まれるということもその一員ではあるが、社内の力学をかえるには、全社一丸となって新しい方針に取り組むことが重要だから。
・イニシアティブを引き出す

エンパワーメントを引き出す上で重要なことが、「変えられる」勝利ができるという心構えを、勝利を手にする前に実感させることだという。
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自己像と共有 : 知のコングロマリット#87

2010-02-28 16:42:30 | 知のコングロマリット
自己認識と他者共有を行うということ。
ただ、そこに自己として、特徴を認めるだけでは不十分で、社会的対話の中で、認識を位置づけていくことが一番重要になる。
自分が何であるかということを語るのではなく、相手への質問の中で、相手の理解の文脈の中に自己が相手に対して理科を欲する内容を位置づけていくことである。
そのことで、本当に、理解されるべき、自己像は完成されていく。
対話を通じて、自己という虚像は実質へと変化していく。
まず必要なのは、自己という存在から欲せられる他者欲求を成果という目に見える形において、相手に目に見える形に変換していくことが何よりも重要だ。

その後のステップとして、自己共有というステップはおこるが、その成果を具現化する過程においても、自己共有共有というステップなしに行われてしまったのでは。よい成果ということに結びつくことはない。
耐えまない、自己開示と他者受容の繰り返しを成果の開花のプロセスでも行うことで、社会的コンテクストに準じた良質な、他者に認められうる成果というのを残すことができるようになる。
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