Harvard Business Review ( ハーバード・ビジネス・レビュー ) 2010年 02月号 [雑誌]ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る |
企業再生に必要なステップが自社には必要ないと考える経営者がいるとしたら、おぞましいことだ。どこの企業でも、かえるべきところは、山ほどあるだろうし、改善の余地がない企業などおよそ存在し得ないのだから。
企業再生に必要なファーストステップ。「社員たちの士気を高め、エンパワーメントを押し進める」企業再生には、財政面も含め、精神面での再生も不可欠。低迷している企業には様々な病が潜んでいるという。それは、秘密種グ、避難、孤立、回避、消極性、無力感。
ステップとして下降スパイラルから、上昇スパイラルへ持っていくことが重要であるという。
上昇スパイラルに持っていくべき際の心が目として、企業組織への定義へと戻ることがファーストステップとして必要になる。
企業組織とは「本来、他人と異なる意見を率先して表明する場所であるべき」低迷している企業をかえる二位は、エンパワーメントを社員に行う、つまり流れを変えるということが必要になるのだ。
次のステップとして、
・対話を奨励し、事実を伝達する
・コラボレーションを触発する
→イノベーションが部署間を乗り越えたプロジェクトから生まれるということもその一員ではあるが、社内の力学をかえるには、全社一丸となって新しい方針に取り組むことが重要だから。
・イニシアティブを引き出す
エンパワーメントを引き出す上で重要なことが、「変えられる」勝利ができるという心構えを、勝利を手にする前に実感させることだという。