中小企業診断士の話が出て、進める上では全体像を掴みたいと思って読み出した本。ひとことでいうと、めちゃめちゃワクワクして、面白そうだが、クソほど難しそうだなということ。
中小企業診断士をとろうと誘われた時にでた葛藤としては、
どちらかというとジェネラルより、スペシャリスト志向していた自分に再度、ジェネラルかつスペシャルになれるかという葛藤があった。
まあ、いまはスペシャリストというより、一点突破を目指してる。
⇒
結論で言うと昨日いただいたアドバイスではないが、MBAに通う投資をした方が身になる気はした。
⇒一次試験では、概念の理解と運用力、二次試験では、知見と仮説検証、課題解決力が問われるようである。
以下レジュメ
中小企業診断士は、中小企業の経営をアシストする経営コンサルタントの国家資格。(中略)中小企業診断士の勉強を通じて、ビジネスに必要な知識の引き出しを確実に増やすことが出来ます。 1
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ということと、当たり前だが、経営コンサルタントな訳で、全業種に対してコンサルテーションを行えるということは、全業種のバックボーンとなる知識がいるということで、入門書ということではあるが、当たり前だが相当難しい本である。
中小企業診断士≒MBA
MBAと学習する内容は共通している。MBAは最短2年かかり、授業料も相当掛かる。
中小企業診断士は企業の経営課題を全体的に捉えて、より専門的な分野に関しては、専門家に橋渡しするという役割も担っている。18
構成科目:
経営戦略論•組織論•マーケティング論が根幹 14
⇒こういわれると少し希望はわく。
① 経済学•経済政策
⇒ □ここは恐らくほぼ自分は無知に近い状態
⇒ 例題を解いてても、概念理解が難しいイメージ。
⇒ 囚人のジレンマとか、行動経済学はとっつきやすいし、流行っているので、ここから学んでみるのもありだな。
⇒ あらゆる資格のベースになっているので、マンガなどの入門書も多い。
② 財務•会計 ★
⇒ □高校時代商業高校ということもあり、少し記憶はあるが、計算に対する苦手意識がある。
⇒やはり苦手意識の多い人も多い分野のようである。
具体的には、
簿記•企業会計の基礎
決算仕訳、試算表
損益計算書、貸借対照表
キャッシュフロー計算書
税効果会計
経営分析 利益管理
資金管理•投資 証券金融
と自分に未知の分野がかなり多い。
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ただビジネスパーソンとして、企業会計の基礎は必須ではあると。84
⇒この分野は人の教えが必要だろうと思う。
高校時代に商業高校に通いながら、予備校で数学2とか3とかを学んで全く理解できなかった経緯を考えるとそもそもが厳しいかもしれない。スペックの限界かも笑
③ 企業経営論 ★
⇒ □予想だが、断片的な知識はある程度あると想定できる分野
⇒ ここも一次、二次共にあり試験時間90分と重要な分野でもあるようである。勝ち目があるとすると、強みのありそうなところの精度徹底的に上げて、弱みを補うようにするという方向か。
⇒ 戦略ドメインを決定することが、中小企業診断士の一番の武器になる。116
★マーケティングのところで、気づきになったのが、
市場細分化戦略を行うことについて、
サイコグラフィック変数(心理的変数)
いわゆる、インサイト的部分にフォーカスするのが近年重要になって来ているということ。 132
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二次試験の4科目に必要な知識は「企業経営理論」の経営戦略論分野です。一次試験で得た環境分析の知識を活用して企業戦略を導くことが二次試験では求められているのです。(2Ⅱ:二次試験対策部分以下Ⅱ表記並術)
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中小企業診断士の武器はSWOT分析である。3Ⅱ
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二次試験における問題解決とは、事例のテーマの仮説を立て現状とのギャップを明確にし、各設問に沿って一次試験の知識を駆使して、そのギャップを埋めること。4Ⅱ
※問題の定義とは?
あるべき姿(目標など)と現状のギャップを抽出すること
経営戦略は経営理念とSWOT分析から導きだされ、企業の進むべき方向性や道筋を示すものです。
経営戦略に置いて、4つの方向性が導けます。2次試験では「O機会に対して、S強みを投入する」という成長戦略を構築するか、『T脅威に対して、S強みを投入する」という差別化戦略を構築するのが定石となります。7
★マーケティングを経営観点から見るということ
①広告はプロモーションミックスのひとつであり、パブリシティや人的販売、セールスプロモーションとの整合性はどうであったか?
②その上位概念であるマーケケティングミックスレベルでの価格戦略やチャネル戦略、商品戦略の失敗により、売上が伸び悩んでいるのではないか?
③もうひとつレベルを上げて、標的市場そのものの設定について見直す必要があるのではないか?
というように、例えば、広告活動に失敗という事例を俯瞰できるようになる。13 Ⅱ
④ 運営管理 ★
⇒ □ここは完全に無知
生産管理と店舗•販売管理に別れる。
生産活動の大きなテーマは、
品質Quality、原価Cost、納期Deliveryである。140
⑤ 経営法務
⇒ □ここも完全に無知
⑥ 経営情報システム
⇒ □何のことよく分からない
⇒ 実際相当難しい印象を受けた。
⑦ 中小企業経営•中小企業政策★
⇒ □政策関係もほぼ知識は皆無
⇒ 中小企業診断士試験に特有で最も重要な科目でもある。226
内容は、中小企業白書中小企業施策総覧からほとんででて、テキスト等は少なく自習の領域となる分野だという。
★の部分は二次試験にもつながり、特に重点的に学習すべきところ。
こう考えるとほぼ皆無に近い。 7
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完璧な必要はない、1科目100点満点で、420点つまり、60点以上で合格になる。ある科目が60点未満でも他も科目でカバーすればいい、ただ40点未満の科目が1科目でもあると足切りになる。22
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一般的には、1000時間の勉強時間=1日5時間程度が1年で必要と言われているようである。41