放送大学の『現代フランス哲学に学ぶ』を履修している。これがまったくわからない。むずかしすぎるのだ。それなのに明日試験だ。絶望的になりながら今、勉強している。
取り上げられている哲学者は、ベルクソン、サルトル、メルロ・ポンティ、フーコー、ポール・リクールなどである。それぞれ、名前は知っているのでどういうことを言っているのかを知りたかったのだが、読めば読むほどわからなくなる。これは困った。
わからないながらも、自分の少ない知識と関連させて理解しようと努力している。とは言え、その理解が正しいのかどうかがわからない。なんとか自分なりに理解したことも、理屈の上だけの理解なので3日もたつと、すぐに忘れてしまっている。わからないということをわかるということを学んでいると言っていい。本当につらい。
しかし、頭をものすごく使っているという実感はある。この活動自体はいい経験をしていると言える。この内容が理解できるようになりたいという意欲もわいてきている。これはこれでよかったのかもしれない。