近代人というのは「学ぶ」ことも経済的に考えがちになってしまいます。つまり量をこなせばたくさん学んだと思ってしまいます。あきらかにこれまでの教育は知識の量が「学力」でした。そうじゃないと思っていた人も、むずかしい本を理解して満足しているだけの場合が多い。単に先人の考え方そのものを「学ぶ」だけで、決して自分のものにはなっていない。それが私でした。
だからそこから一歩進まなければならないと思い始めました。自分で考えなくてはならない。自分で考えるための手段が書くことです。書くことは考えを整理することになります。自分の言葉で書くことによって、外から得た知識も消化され、自分のものに近づきます。
しかし、最近書くこともマンネリになってきました。パターンを繰り返しているだけで、書かなければいけないから書いているという状態になってきているように思います。それではいけません。
考える時間を増やそう。落ち着いて心を整理する余裕をもとう。これが今年の抱負です。