NHK山形の夕方の番組「やままる」で日本語教室について紹介していた。山形県でも外国人労働者が増えてきているが、日本語教室の先生はボランティアに頼らざるを得ないということ、しかしボランティアが不足しているということ、さらにボランティアの高齢化などにより閉鎖せざるを得ない日本語教室があるということ、日本語教育の厳しい状況がわかった。
外国人労働者の受け入れは政府が決めた国策である。しかし実際には日本語教育さえも十分に行われていない状況なのだ。このあたりにも日本の政治のいびつさがよく表れている。経営者のための政策を性急におこない、それに付随する環境整備は後回しにする。経済政策はどんどんおこない、どんどんお金を使いながら、教育政策にはお金を使わない。
今回の英語民間試験の大学入試への活用の問題も根は同じであろう。民間業者に利益を上げさせながら、その犠牲を生徒と現場の教員におしつける。弱いものいじめ政策にしか思えない。
とにかくお願いしたいのは教育予算の大幅な増額である。目先の利益ではなく、未来に向けた予算をお願いしたい。
この意味がだいぶ分かってきました。
貴兄が書かれていることに私が理解するに至るには、いつも時間がかかっています(汗)
>萩生田文科大臣は「身の丈に合った」地位にもどりなさい
このテーマなんてとても速かったですよね。
4~5日したらワイドショーなんて皆やってました(笑)
>経営者のための政策を性急におこない、それに付随する環境整備は後回しにする。経済政策はどんどんおこない、どんどんお金を使いながら、教育政策にはお金を使わない。
正にここですね。
私は国のトップは自分で考える力がないんじゃーないかとまで思いたくなります。
縦割り行政の官僚が書いた文を読むだけみたいで・・・。」
昔、フランス人は考えてから走る。
スペイン人は走ってから考える。
イギリス人は考えながら走る。
のようなことを聞いた記憶があります。
(記憶が曖昧で正確ではないかも・・・)
日本政府は「走るだけで考えない」ですね。 残念です。