「源氏物語を読む」シリーズの24回目、「胡蝶」です。自分の備忘録として書き残しておきます。
晩春。源氏は六条院の春の町で船楽を催しました。秋の町からも秋好中宮方の女房たちを招きます。夜も引き続いて管弦や舞が行われます。源氏の弟の兵部卿宮は玉鬘にご執心で、源氏にぜひにも姫君をと熱心に頼みます。
夏になり、玉鬘の下へ兵部卿宮、髭黒右大将、柏木らから次々と求婚の文が寄せられます。ここからが流石に源氏。本人がそれに興奮したのか、玉鬘への思慕を押さえがたくなってしまいます。ある夕暮れにとうとう想いを打ち明け、添い寝してしまうのです。これはさすがにひどい。玉鬘は困惑してしまいます。
実際に肉体関係まで及んだのかはここを読んでいる限りはわかりません。後の展開から正解は得ることができるようなのですが、それにしてもこの男、やりすぎです。
さて、ここから玉鬘は誰と結ばれるのかという、恋愛ドラマが始まります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます