とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

自民党のはったりあいをなんで国民がみなければいけないんだ

2024-09-05 17:53:24 | 政治
 自民党の総裁選がまもなく始まろうとしている。現総裁が退任表明しての総裁選ということになるので、だれもにチャンスがあるように思うのだろう。なんとか目立って当選しようと必死になっているようだ。しかし他の候補者との違いを明確にしようとしているのだろう。公約がはったりにしか聞こえない。

 自分の総裁任期中に実現すると言っても、どうせ実現しっこない。その前に辞めても3年は続けられる。それで十分なのだろう。しかもそのころには公約なんかみんな忘れていると思っているのだろう。忘れているのは国民ではない。マスメディアなのだ。そのころには田崎史郎に騙されているのである。

 そもそも自民党総裁選を、テレビを使って国民みんなに広めるという発想が本来おかしいのである。自民党総裁は次期首相だからという理屈を作ることはできるが、さまざまな報道すべきことがある中で、自民党総裁選だらけになることはおかしいのである。広告代理店の思惑にハマっているだけなのだ。

 民主党の代表選は昔の名前だからといって興味がないという。だったら小泉進次郎なら首相になってもいいのか。あんなボンボンが首相になったら、日本が滅びるに決まっているじゃないか。

 真剣な議論ならば聞きたい。しかし乱立してハッタリあいになる総裁選ならば時間の無駄であり、報道に値しない。

 自民党総裁選も、立憲民主党の代表選も真剣な意義のあるものにするように、各党努力してほしいし、マスメディアも努力してほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『墓泥棒と失われた女神』を見ました。

2024-09-02 18:37:12 | 映画
数年前『幸福なラザロ』という映画を見て、その不思議な展開に衝撃を受けてこの監督の作品を見てみたいと思っていました。そのアリーチェ・ロルバケルが監督・脚本を手がけた映画『墓泥棒と失われた女神』を見ました。現実と幻想が溶け合った不思議で刺激的な映画でした。

主人公の青年は古代の墓のありかがわかるという超能力がありました。その力を発揮して古代の墓のありかを探り当て、その中にある埋蔵品を掘り起こすことを「仕事」にしていました。もちろん違法であり、警察から追われることもあります。そうしているうちに、巨大でおそらくものすごい価値のある埋蔵品を発見します。そこから青年の人生は大きく動きはじめます。

不器用な青年の生き方が丁寧に描かれます。それがこの映画の柱になって、青年を追い求めます。途中で不思議な場面があるのですが、それがラストシーンの伏線になっていて、ラストシーンで「やられた」と思ってしまいました。それがまた、この青年の人生のように感じてきます。

すばらしい映画でしたが、若干わかりにくさもありました。もう一度見るべき映画なのだと思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする