<続き>
<パヤオと中国陶磁>
●景徳鎮窯との関係
パヤオに直接は繋がらないが、シーサッチャナーライ出土鉄絵陶片に、元染め蓮池水禽文を直摸したものが存在する。
下の写真は、奥の盤が明青花の見返りの麒麟文、手前がそれを写したカロンの鉄絵皿である。この麒麟文は、デザインが異なるもののサンカンペーンにも存在する。
またカロンでは、明青花楼閣雲気文を直摸した碗が、存在することはよく知られている(上写真がカロン鉄絵碗、下が明青花碗)。この景徳鎮青花磁が、直接パヤオに影響を与えた形跡は見当たらないが、パヤオの周辺には影響を与えていたのである。
<続く>
<パヤオと中国陶磁>
●景徳鎮窯との関係
パヤオに直接は繋がらないが、シーサッチャナーライ出土鉄絵陶片に、元染め蓮池水禽文を直摸したものが存在する。
下の写真は、奥の盤が明青花の見返りの麒麟文、手前がそれを写したカロンの鉄絵皿である。この麒麟文は、デザインが異なるもののサンカンペーンにも存在する。
またカロンでは、明青花楼閣雲気文を直摸した碗が、存在することはよく知られている(上写真がカロン鉄絵碗、下が明青花碗)。この景徳鎮青花磁が、直接パヤオに影響を与えた形跡は見当たらないが、パヤオの周辺には影響を与えていたのである。
<続く>