皆美館については過去、『出雲国風土記の世界を旅する(弐)』で紹介した。元来老舗の旅館業であるが、食事も提供する料亭旅館で、それこそ出雲国では名を売っている。
秘伝・鯛めしなるものが提供されている。通常、鯛めしとは鯛の刺身にワサビ等の香辛料とともに茶漬けにするのだが、ここ皆美館では鯛・卵の黄身・卵の白身のソボロにワサビ・薬味と共に出汁をかけて茶漬けにして食す独特の食べ方である。
写真中央列右端が、鯛・黄身・白身のソボロである。これを下写真のようにご飯の上に載せて出汁をかける。
写真左の黒松は150年前だったか?・・・に盆栽から移植したとのこと。そんな感じがしないでもない。
場所は、宍道湖に近い大橋川の北岸。足立美術館ほどではないが、それなりの日本庭園である。コロナ対策はそれなりに施されている。松江訪問の際にはお立ち寄りを。
<了>