<続き>
ワット・ジェットヨートはランナー第9代ティローカラート王が建立したことは、既に紹介しているが、彼は死後遺物が当該寺院に埋納された。
写真の仏塔(チェディー)の説明によると、ティローカラート王の遺物を収納するため、1491年に第10代ヨートチェンラーイ王(在位1487-1495)が建立を命じたと推測され、それは9代王が火葬された場所であった・・・と記されている。
仏塔は単塔で多層に煉瓦が積み上げられたランナー様式で、ワット・チェディールアンの仏塔の形状と関連があり、その装飾様式は16世紀のランナースタイルであると記されてもいる。
ただ残念ながら四面に穿たれた仏龕に仏像がなく、長い年月のなかで崩落したものと思われる。この仏塔も老朽化が進む、何とか保存してもらいたいものである。
境内をゆっくり見学していると、今出来のウィハーン(礼拝堂)にであった。ウボーソット(本堂)は通常、バイ・セーマーと呼ぶ結界石を持つが、それを持たないのでウィハーンであろう。そのウィハーンが興味深く、面白かった。
<続く>
ワット・ジェットヨートはランナー第9代ティローカラート王が建立したことは、既に紹介しているが、彼は死後遺物が当該寺院に埋納された。
写真の仏塔(チェディー)の説明によると、ティローカラート王の遺物を収納するため、1491年に第10代ヨートチェンラーイ王(在位1487-1495)が建立を命じたと推測され、それは9代王が火葬された場所であった・・・と記されている。
仏塔は単塔で多層に煉瓦が積み上げられたランナー様式で、ワット・チェディールアンの仏塔の形状と関連があり、その装飾様式は16世紀のランナースタイルであると記されてもいる。
ただ残念ながら四面に穿たれた仏龕に仏像がなく、長い年月のなかで崩落したものと思われる。この仏塔も老朽化が進む、何とか保存してもらいたいものである。
境内をゆっくり見学していると、今出来のウィハーン(礼拝堂)にであった。ウボーソット(本堂)は通常、バイ・セーマーと呼ぶ結界石を持つが、それを持たないのでウィハーンであろう。そのウィハーンが興味深く、面白かった。
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