チェンマイは各処でガネーシャを見る。以下その一端を紹介してみたい。先ずはウアライ通りのWat Siri Suphan(ワット・シースパン)で、別名は銀の寺である。

銀の寺といっても銀ではなく、錆びないステンレスを貼り付けており、それが銀色に光って見へ話題にはなる。この寺院は1500年、11代・ケーオ王(在位1495-1525年)の創建で、1509年の日付のある中世ランナー文字で書かれた碑文が残っている。ここで見るガネーシャ像には、多くの花々が献花されている。
上の写真はワット・ドイカムのガネーシャ像でチェンマイ盆地を見下ろすテラスに鎮座している。これらの寺院に鎮座するガネーシャは、チェンマイの中世における後期大乗仏教やヒンズー教、更には上座部仏教のごちゃ混ぜを引き継いでいるものであろうと、想定していたが以下のガネーシャをみていると、必ずしもそうではなさそうである。

写真上はチェンマイ国立博物館構内のタイ芸術局第8支所建物横のガネーシャ像である。その下はMAYA Chiangmai前広場の祠に鎮座するガネーシャ像である。なぜこうも多いのか?ましてやショッピングセンター前広場にまで鎮座するのか?
そういえば、バンコクのワールドセンター(伊勢丹)前の祠にも鎮座していた。これは何か商売神か財神のようだ。調べるとやはり財神、商業神、学問神とある。道理であちこちでみることができる。日本でいえば恵比須、大黒である。従ってガネーシャを見て、中世からの伝承を引き継いでいる云々は、ちょっと早計であったか。





そういえば、バンコクのワールドセンター(伊勢丹)前の祠にも鎮座していた。これは何か商売神か財神のようだ。調べるとやはり財神、商業神、学問神とある。道理であちこちでみることができる。日本でいえば恵比須、大黒である。従ってガネーシャを見て、中世からの伝承を引き継いでいる云々は、ちょっと早計であったか。
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