<続き>
時代が前後したが、今回は古墳時代前期の出土遺物を紹介して最終回とする。
古墳時代前期の出土遺物は弥生時代後期の品々と共通点が多い。勾玉・菅玉などの装身具、青銅鏡などである。青銅鏡は中國からの舶来品(三角物神獣鏡は中國からは出土せず、日本でのみ出土することから日本製との見方もあるが・・・)である特徴をもち、古墳時代中期以降の日本製鏡との違いがある。そしてなにより騎馬民族の持ち物と思われる品々は出土しない。
以上、加古川市総合文化センター博物館の展示遺物の紹介を終える。見どころの多い博物館である。
<了>
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