最近は、年齢と共に物欲が減退し、サンカンペーン盤の購入は激減している。最近の収集条件は、1点3万円未満で過去に収集した盤の類似品以外のものと決めている。今回は、その条件にかなったものを収集した。以下、順次紹介したい。
サンカンペーン盤の高台は無きに等しいが、それでも低くて幅の狭い高台はついている。写真の盤の高台は無く、このような盤はサンカンペーンには無いと云っても過言ではない。
更に、サンカンペーンの櫛歯文様も見た経験がない。これは北タイ諸窯の謎の一つである。シーサッチャナーライやパヤオに櫛歯は見るが、サンカンペーンには見ないのである。
サンカンペーンでは無く、モン陶の特徴を備えており、当該盤はモン陶である。残念だが見込みと鍔に、一部釉薬が剥離している。モン陶は北タイ諸窯との関連を何がしら物語っている。
次の盤はパヤオ波状文盤との名称であった。櫛歯による文様はパヤオそのものである。
盤の裏を見てビックリした。高台の削り形状と胎土の色調は、サンカンペーンそのものである。パヤオの胎土の色調は、黒に近い暗褐色であるのが特徴であるが、それとはまるで異なる。しかし乍ら、このような胎土色をもつ陶磁は皆無ではないので、この盤はやはりパヤオであろう。
玉縁の口縁の一部が欠けているのが残念である。当該ブロガーとしては初のパヤオ陶磁である。サンカンペーンとの比較材料が入手できたと喜んでいる。
サンカンペーン盤の高台は無きに等しいが、それでも低くて幅の狭い高台はついている。写真の盤の高台は無く、このような盤はサンカンペーンには無いと云っても過言ではない。
更に、サンカンペーンの櫛歯文様も見た経験がない。これは北タイ諸窯の謎の一つである。シーサッチャナーライやパヤオに櫛歯は見るが、サンカンペーンには見ないのである。
サンカンペーンでは無く、モン陶の特徴を備えており、当該盤はモン陶である。残念だが見込みと鍔に、一部釉薬が剥離している。モン陶は北タイ諸窯との関連を何がしら物語っている。
次の盤はパヤオ波状文盤との名称であった。櫛歯による文様はパヤオそのものである。
盤の裏を見てビックリした。高台の削り形状と胎土の色調は、サンカンペーンそのものである。パヤオの胎土の色調は、黒に近い暗褐色であるのが特徴であるが、それとはまるで異なる。しかし乍ら、このような胎土色をもつ陶磁は皆無ではないので、この盤はやはりパヤオであろう。
玉縁の口縁の一部が欠けているのが残念である。当該ブロガーとしては初のパヤオ陶磁である。サンカンペーンとの比較材料が入手できたと喜んでいる。
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