<続き>
今回は、古墳時代の展示品を紹介する。先ずは、勾玉と首飾りから。
左下の勾玉の一群は隠岐の島から出土したものである。隠岐は古来黒曜石の産地であり、主として刃物に加工された。古墳時代の石工が居住し、黒曜石の原石や加工品を本土に移送していた。彼らの装飾品と考えれば、何某らの興趣が湧く。
沖縄県八重山島出土
八重山からも本土と同じような勾玉が出土している。当然と云えば当然だが、やや驚きである。
石製品の出土地は畿内が多いようだが、流石関西大学で優品が揃っている。
<続く>
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