■昨日(2018/09/22<土>)は、マーチンギター D28 の診断とリペアを「成清楽器工房」へ。
■成清楽器工房 マーチンギター D-28 リペア
▼マーチンギター D-45 の購入に向けて、手持ちのD-28を委託販売に出すべく、
弦高が高い(4ミリ)ので、ネックの状態を診断とリペア費用の見積もりをお願いしに
近くの「成清楽器工房」に持って行きました。
▼成清楽器工房
車で30分ぐらい到着、予め時間を打合せ、持って行く。
〇自宅の駐車場の横に工房用のコンテナを置いている。
〇左の壁には、製作した ウクレレ(テナー用 30万円)が掛かっている。
〇右の壁には、リペアの「マーチンギター 000-28」が掛かっている。
(近年物、ブリッチが浮いている)
〇製作中のアーチトップ(ココロボア)を削っている。
▼マーチンギター D-28(1979年製)を委託販売(25~27万円)に出すので、弦高やネックの
診断とリペア費用見積もりなどを話し、診断して貰う。
・弦高測定とネックの診断等を行い、ネック本体は特に異常が無い、ブリッチのトップは少し浮いて
(腹が出ている)いる程度、サドルに高さを調整(削る)しましょうと。
そして、弦を張り替え(持参のマーチン弦、マーキス)を行い、音の確認や調整を行う。
▼その間(約1時間)、リペア作業をしながら色々とお話しする。
↓
●弦高について
3ミリ程度を勧める、3ミリ未満だと鳴りが悪い(大きな音が出ない)
●弦の緩めについて
1回りか2回りの程度の緩めるのを勧めます。
●材料について
従来のメーカー(マーチン)は材料(木材)を在庫して、長期間掛けて乾燥等していたが
(丸太をシーズニング)。
税法の改正で、材料に税金が掛かるため、メーカーは長期在庫を待たず、木材メーカーから
の納品させ、年度内で使い切る。
(そう言えば、会社でも期末に、材料(部品や資材、副資材等)を調査し報告、流動資産として税金が掛かる)
そのため、強制的に乾燥させ(真空も含め)短期間で製品材料てして使用しているため、昔のギターのように
長期間(10年~)使用して、材(細胞)の水分が蒸発して馴染んて鳴りになるのと違い、近年物は既に完成
されているが(新品でも良く鳴る)、時の経過で音が良くならない。
そこに置いている板をタッピングして、澄んだ、軽く明るい音を聴かせてくれました。
そのような材を木材屋から購入して、ノコで切ると違いが分かし、加工段階での差が分かる。
これはスケッチを書いて、通常の自然乾燥と強制乾燥の板を伝動ノコで切ると(ブック・マッチ)
との差を説明してくれました。
成清楽器工房では、コンテナ内と裏の倉庫、自宅の2階に在庫している。
(スプールスは、ヤニ抜きなど長期間必要<5年>、ココロボアの材料は、現在ワシントン条約で入手困難)
●チューニングマシーンについて
現在のマーチンは、グローバーのペグ(ネジがプラス、私のD-28のグルーバーペグのネジはマイナス)
グローバーのメーカーは倒産して、そのパテント(グローバー)は韓国が買い取り、そのペグは何処で造って
いるのか(OME)良く分からない。
日本の「後藤ガット有限会社(群馬県)」のペグは日本で制作している精密であるが、材質(鉄)の
質の問題で、20年、30年経過するともろい(何処の鉄鋼メーカーが供給しているのかな)
●ハンドクラフト展(毎年5月に東京で開催)について
協会からは出展の依頼があるが、ちょうどその時期はPAの仕事が入り難しいが
再来年に出展を予定している。
●10/14(土)おやじバンドフェスタにPA担当の仕事
当バンドは、ワイヤレスシールドをワイアヤレス(無線)変えたが
・PAの経験(ライブやイベントの音響担当)から、ワイヤレスの周波数帯などの
問題(支障や制約)があるので、シールドを予備で準備していた方が良い。
●オールド/ビンテージギター
通常、委託販売で売られるギターは、不良個所や調整が出来ていないので、使えるようになるには
プラス10万円かかると考えた方が良い。
●マーチンやギブソンなどの一流ブランド(メーカー)があるが、音を追及するのであれば、ルシアーの
丁寧に作ったギターを勧める。
▼こんな話をしながら、成清さんがフレット毎の音を出しながら、ボデイを叩いて音を確認
(ブレーシング剥がれを確認)して最終調整する。
傍で聴きながら、良い音だなと思う。最近(半年間)D-28を弾いていないなと。
▼成清さんからD-28を渡され弾いてみる。
弦高も丁度良く、弾き易く、良く鳴る
(料金はサービスしてもらいました、無料)
▼成清さんが
「このギターは良く鳴るし、状態も良いので、売りに出すのは考え直した方が良い最後
まで持っているギターですよ」と。
マーチンギターD-45(1970年代)が、このD-28より鳴るとは限らないと。
それと、この年代のマーチンギターのトップのスプールスは、シトカスプールスであるが
古く(経年変化)なると、赤っぽく変化(茶色)してくるが、このD-28は、黄色ぽく変化して
ジャーマンスプールス見たいです。
それと、マーチンは10台のうち、1台鳴るギターがあると言われます。
▼成清楽器工房の紹介
鹿野山の麓、美しい田園風景広がる里山にて弦楽器全般の製作、楽器全般のリペアを
行っています。
・千葉県君津市大井戸1083-8
・電話 090-4814-3902
▼マーチンギター D-28
家に戻り、大きな音(ピックで強く)を弾くと、各弦が振動して良く鳴る。
このギターD-28は、ファーストマーチンギターなので、委託販売しないことにしました。
マーチンギター D-45(1970年代)購入の夢は・・・。しっかり貯金しよう(笑)。
■成清楽器工房 マーチンギター D-28 リペア
▼マーチンギター D-45 の購入に向けて、手持ちのD-28を委託販売に出すべく、
弦高が高い(4ミリ)ので、ネックの状態を診断とリペア費用の見積もりをお願いしに
近くの「成清楽器工房」に持って行きました。
▼成清楽器工房
車で30分ぐらい到着、予め時間を打合せ、持って行く。
〇自宅の駐車場の横に工房用のコンテナを置いている。
〇左の壁には、製作した ウクレレ(テナー用 30万円)が掛かっている。
〇右の壁には、リペアの「マーチンギター 000-28」が掛かっている。
(近年物、ブリッチが浮いている)
〇製作中のアーチトップ(ココロボア)を削っている。
▼マーチンギター D-28(1979年製)を委託販売(25~27万円)に出すので、弦高やネックの
診断とリペア費用見積もりなどを話し、診断して貰う。
・弦高測定とネックの診断等を行い、ネック本体は特に異常が無い、ブリッチのトップは少し浮いて
(腹が出ている)いる程度、サドルに高さを調整(削る)しましょうと。
そして、弦を張り替え(持参のマーチン弦、マーキス)を行い、音の確認や調整を行う。
▼その間(約1時間)、リペア作業をしながら色々とお話しする。
↓
●弦高について
3ミリ程度を勧める、3ミリ未満だと鳴りが悪い(大きな音が出ない)
●弦の緩めについて
1回りか2回りの程度の緩めるのを勧めます。
●材料について
従来のメーカー(マーチン)は材料(木材)を在庫して、長期間掛けて乾燥等していたが
(丸太をシーズニング)。
税法の改正で、材料に税金が掛かるため、メーカーは長期在庫を待たず、木材メーカーから
の納品させ、年度内で使い切る。
(そう言えば、会社でも期末に、材料(部品や資材、副資材等)を調査し報告、流動資産として税金が掛かる)
そのため、強制的に乾燥させ(真空も含め)短期間で製品材料てして使用しているため、昔のギターのように
長期間(10年~)使用して、材(細胞)の水分が蒸発して馴染んて鳴りになるのと違い、近年物は既に完成
されているが(新品でも良く鳴る)、時の経過で音が良くならない。
そこに置いている板をタッピングして、澄んだ、軽く明るい音を聴かせてくれました。
そのような材を木材屋から購入して、ノコで切ると違いが分かし、加工段階での差が分かる。
これはスケッチを書いて、通常の自然乾燥と強制乾燥の板を伝動ノコで切ると(ブック・マッチ)
との差を説明してくれました。
成清楽器工房では、コンテナ内と裏の倉庫、自宅の2階に在庫している。
(スプールスは、ヤニ抜きなど長期間必要<5年>、ココロボアの材料は、現在ワシントン条約で入手困難)
●チューニングマシーンについて
現在のマーチンは、グローバーのペグ(ネジがプラス、私のD-28のグルーバーペグのネジはマイナス)
グローバーのメーカーは倒産して、そのパテント(グローバー)は韓国が買い取り、そのペグは何処で造って
いるのか(OME)良く分からない。
日本の「後藤ガット有限会社(群馬県)」のペグは日本で制作している精密であるが、材質(鉄)の
質の問題で、20年、30年経過するともろい(何処の鉄鋼メーカーが供給しているのかな)
●ハンドクラフト展(毎年5月に東京で開催)について
協会からは出展の依頼があるが、ちょうどその時期はPAの仕事が入り難しいが
再来年に出展を予定している。
●10/14(土)おやじバンドフェスタにPA担当の仕事
当バンドは、ワイヤレスシールドをワイアヤレス(無線)変えたが
・PAの経験(ライブやイベントの音響担当)から、ワイヤレスの周波数帯などの
問題(支障や制約)があるので、シールドを予備で準備していた方が良い。
●オールド/ビンテージギター
通常、委託販売で売られるギターは、不良個所や調整が出来ていないので、使えるようになるには
プラス10万円かかると考えた方が良い。
●マーチンやギブソンなどの一流ブランド(メーカー)があるが、音を追及するのであれば、ルシアーの
丁寧に作ったギターを勧める。
▼こんな話をしながら、成清さんがフレット毎の音を出しながら、ボデイを叩いて音を確認
(ブレーシング剥がれを確認)して最終調整する。
傍で聴きながら、良い音だなと思う。最近(半年間)D-28を弾いていないなと。
▼成清さんからD-28を渡され弾いてみる。
弦高も丁度良く、弾き易く、良く鳴る
(料金はサービスしてもらいました、無料)
▼成清さんが
「このギターは良く鳴るし、状態も良いので、売りに出すのは考え直した方が良い最後
まで持っているギターですよ」と。
マーチンギターD-45(1970年代)が、このD-28より鳴るとは限らないと。
それと、この年代のマーチンギターのトップのスプールスは、シトカスプールスであるが
古く(経年変化)なると、赤っぽく変化(茶色)してくるが、このD-28は、黄色ぽく変化して
ジャーマンスプールス見たいです。
それと、マーチンは10台のうち、1台鳴るギターがあると言われます。
▼成清楽器工房の紹介
鹿野山の麓、美しい田園風景広がる里山にて弦楽器全般の製作、楽器全般のリペアを
行っています。
・千葉県君津市大井戸1083-8
・電話 090-4814-3902
▼マーチンギター D-28
家に戻り、大きな音(ピックで強く)を弾くと、各弦が振動して良く鳴る。
このギターD-28は、ファーストマーチンギターなので、委託販売しないことにしました。
マーチンギター D-45(1970年代)購入の夢は・・・。しっかり貯金しよう(笑)。
後で後悔しても買い戻しはおそらく不可能ですし
45に関しては、ローンも選択肢のひとつとして視野に入れてみては如何でしょうか
あと、現行品も比較の為に試奏しておく事をお薦めします
グローバーの倒産は知りませんでした
しかも身売り先は韓国ですか、う~ん
さっきテレビ朝日でアコースティックギター特集の番組をやってました
滅多にTVは視ないのですが、中々刺激になりましたよ
私も、何だかんだで、カミさんに買ってもらったFirst Guild のD55は最後まで行動?を共にすると決めています。今はナッシュビル・チューニング専用器になっていますが。。。
Groverなんかも、そういうこともあって中古品の人気が高いのでしょうか。
いずれにせよ、すてきな70年代45を!
■そうですね、フォースト・マーチンの思い出は沢山あります。
色々と変化し、軌道修正するのは良いのかなと、思います。
当面は、購入資金を貯めることにします。
家内の家庭内ローンの貸出額がMAX30万円ですので・・・。
憧れのマーチンギターD-45(1970年代)は、やはり見果てぬ夢の
ままか・・・。
■関ジャム TV観てます。
アコースティックギターも重ねると、まさに重厚で良いですね。
流石、プロの演奏ですね。
TVは良く観ます、以前、コーラスの特集が非常に参考になりました。</色>
今回の件があり、ファースト・マーチンや高3年の時に、親が買ってくれた
ヤマハFG-350も大事にしないといけないなと、痛感しました。
果たして、憧れのマーチンギター D-45(1970年代)は・・・・。
まあ、焦らず、そのうち、何とかなるかないとノー天気に考えて
います(笑)</色>