小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
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当たり前のことを、当たり前にこなせば、それが入試対策になっています。まず授業を大切にしよう。

2013-12-12 | 大学受験

 平常の授業は授業であり、大学受験の準備はまた別のものとお考えの方、「それ、誤ってますよ!」

授業で習うことを確実にこなしてこそ、入試問題も解けるのです。小さなことの積み重ねがより重要なのです。

1.予習などと大げさに構えずに、次回授業であつかう内容を予め下調べしましょう。

 ・英語ならば、分からぬ単語、熟語、構文を調べておきましょう。もし意味が捉えにくい箇所があれば、チェックしてお  

  きましょう。(なお訳文はしっかりノートに書いておきましょう。授業中に先生の解説を聞いて添削しましょう。)

 ・古文ならば、重要古語を調べておきましょう。

 ・漢文ならば、重要句型を覚えておきましょう。(句型は例文とともに覚えておきましょう。)

 ・数学ならば、例題にしっかり目を通しておきましょう。普段からチャートなどで先取り学習をすると良いです。

  (今習っている単元の1つ2つ先の単元をチャートで予め予習しておくのです。)

 ・現代文では、不慣れな用語をしっかり調べておきましょう。用語は、著者の定義に従うことです。

 ・読書スピードを上げる努力を常にしましょう。

 (一瞥で見られる範囲、アイ・スパン、を拡げえう努力をしよう。読書スピードが格段に速くなります。)

 2.習ったことを徹底的に理解し、記憶にとどめよう。「忘れたら覚える」のサイクルを何度でも繰り返してください。

  ・5感をフルに使って、効果的に物事を覚えよう。

 3.基礎事項の積み重ねが大切です。基礎事項を組み合わせて物事に対処すべきことを学んでください。

  ・基礎事項を覚えるだけではだめです。試されるのは知識の運用方法なのです。そのことを忘れないで下さい。

 4.センター試験と2次試験は別物ではありません。センター試験の向こう側に二次試験を見据えることが大切なの

   です。センター試験で基礎事項を固めておけば、それが二次試験の効果的な準備になる事実に注目してくださ

   い。センター試験と二次試験は別物ではないのです。しっかりした基礎知識のもとに強靭な思考力を養うのです。

 5.「解等力」のUPに常に心を砕こう。

 ・答案は、受験生から採点者への唯一のメッセージなのです。効果的に考えを伝えることは、コミュニケーションの

  原点です。細心の注意を向けて、答案作成に臨もう。

 

 

 


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