私のFacebookの数少ない友だち(注)のうちのお一方から「世界各国の一番多い名字」で始まる投稿がありました。(注:Lindaも含めて5人。前に書いていたはずですが、「面識がある」が必要条件です。)興味がある方はこちらで大陸別に見られます。アジアのうち日本はもちろん "SATÔ"(佐藤)だし、中国および南北朝鮮はそれぞれ "WANG"(王)と "KIM"(金)です。(ついでにこれのUSA版も見つけました。移民の多いカリフォルニア州とニューメキシコ州はやはり独特。ただし、それとは少なからず違う地図もここにありました。)
さて、その投稿にも書かれていた「ボリビアに最も多い名字」の "MAMANI" ですが、私にはペルーの "QUISPE" とともに絶対思い付くはずもないものでした(こちら参照)。ヨーロッパ系ではない先住民の姓であることだけは判りましたが。けれど、それを見たLindaは納得の様子。さらにリンクが貼られていた記事のページに飛び、そのコメント欄(COMENTARIOS)を拾い読みしてみたところ・・・・・そこには "vergüenza"(恥)とか "ignorante"(無知)といった穏やかではない単語が頻出。なんでこんなことになっているのかもLindaに尋ねてみたところ、彼女は繰り返し丁寧に説明してくれたのですが、どうしても理解できませんでした。私の語学力不足が最大の理由でしょうが、どうも背景には人種差別が絡んだ複雑かつ微妙な問題があるようです。
おまけ
その記事に対する読者の反応がこれ↑ 左から順に "ME GUSTA"(いいね)、"ME ENCANTA"(超いいね)、"ME DIVIERTE"(うけるね)、"ME ASOMBRA"(すごいね)、"ME ENTRISTECE"(悲しいね)、そして "ME ENOJA"(ひどいね)です。
さて、その投稿にも書かれていた「ボリビアに最も多い名字」の "MAMANI" ですが、私にはペルーの "QUISPE" とともに絶対思い付くはずもないものでした(こちら参照)。ヨーロッパ系ではない先住民の姓であることだけは判りましたが。けれど、それを見たLindaは納得の様子。さらにリンクが貼られていた記事のページに飛び、そのコメント欄(COMENTARIOS)を拾い読みしてみたところ・・・・・そこには "vergüenza"(恥)とか "ignorante"(無知)といった穏やかではない単語が頻出。なんでこんなことになっているのかもLindaに尋ねてみたところ、彼女は繰り返し丁寧に説明してくれたのですが、どうしても理解できませんでした。私の語学力不足が最大の理由でしょうが、どうも背景には人種差別が絡んだ複雑かつ微妙な問題があるようです。
おまけ
その記事に対する読者の反応がこれ↑ 左から順に "ME GUSTA"(いいね)、"ME ENCANTA"(超いいね)、"ME DIVIERTE"(うけるね)、"ME ASOMBRA"(すごいね)、"ME ENTRISTECE"(悲しいね)、そして "ME ENOJA"(ひどいね)です。
前に書いたかもしれませんが、そして私たちの婚姻証明書にも記載されていますが、Lindaの出生地は実家があるコチャバンバではなくポトシです。まだ彼女が幼かった頃に一家で移り住んだと聞いています。
そして上はNEWTON3月号の特集「20万年をダイジェスト 人類の歴史」から。この登録に際してボリビアの先住民がどのように反応したかなど詳しく知りたいと私は思いました。今日の朝刊の1面と2面に出ていましたが、これからいろいろと揉めることになりそうですし。
そして上はNEWTON3月号の特集「20万年をダイジェスト 人類の歴史」から。この登録に際してボリビアの先住民がどのように反応したかなど詳しく知りたいと私は思いました。今日の朝刊の1面と2面に出ていましたが、これからいろいろと揉めることになりそうですし。
選抜高校野球大会(センバツ)の出場32校が昨日決定しました。昨秋の明治神宮大会で大阪桐蔭が優勝してくれたお陰で近畿(2府4県)は1枠増えて7校が出られることになったのですが・・・・・蓋を開けてみれば大阪と和歌山から2校ずつ選ばれた一方で滋賀からはゼロ。これで4大会連続で選出校なしとなりました。
秋の近畿大会で近江高校が8強止まりだったため「微妙」「当落線上」と言われていましたが、最終的に地域性よりも投手力が重視されたようです。また21世紀枠の候補だった米原市(旧山東町)の伊吹高校も落選。豪雪地帯で頑張っているというだけでは決め手に欠けますわな。(そういう高校はいくらでもあるはずですから。)何にしてもガチな選考をしている訳ですから納得はしています。
そして近畿で滋賀県勢だけ出場できないのも「またか」で慣れっこにはなっていますが、もうこれで何度目になるのでしょうか? そういえばサッカーワールドカップ2014年大会の南米予選は開催国のブラジルを除く9ヶ国中が参加し、4位までに入れば無条件で、さらに5位でも大陸間プレーオフで勝てば本大会に出られるという実に「おいしい」予選だったのですが(こちら参照)、それでも出場を逃してしまっては「弱小国」のレッテルを貼られても致し方ないところ。(今どうなってるのか気になったので調べてみたところ、こうでした。前々回大会と同じくボリビアとパラグアイは下位に沈み、厳しいを通り越して絶望的な状況。かつて後者は本大会でベスト16に3度、ベスト8に1度進むほどの「中堅国」だったはずなのに近年の体たらくはどうしたことか? なお最下位のベネズエラは野球大国ですから情状酌量の余地は十分すぎるほどあります。)それと一緒ですね。残念ですが「高校野球弱小県(近畿最弱)」のイメージを払拭するのは当分先のことだろうと思います。
秋の近畿大会で近江高校が8強止まりだったため「微妙」「当落線上」と言われていましたが、最終的に地域性よりも投手力が重視されたようです。また21世紀枠の候補だった米原市(旧山東町)の伊吹高校も落選。豪雪地帯で頑張っているというだけでは決め手に欠けますわな。(そういう高校はいくらでもあるはずですから。)何にしてもガチな選考をしている訳ですから納得はしています。
そして近畿で滋賀県勢だけ出場できないのも「またか」で慣れっこにはなっていますが、もうこれで何度目になるのでしょうか? そういえばサッカーワールドカップ2014年大会の南米予選は開催国のブラジルを除く9ヶ国中が参加し、4位までに入れば無条件で、さらに5位でも大陸間プレーオフで勝てば本大会に出られるという実に「おいしい」予選だったのですが(こちら参照)、それでも出場を逃してしまっては「弱小国」のレッテルを貼られても致し方ないところ。(今どうなってるのか気になったので調べてみたところ、こうでした。前々回大会と同じくボリビアとパラグアイは下位に沈み、厳しいを通り越して絶望的な状況。かつて後者は本大会でベスト16に3度、ベスト8に1度進むほどの「中堅国」だったはずなのに近年の体たらくはどうしたことか? なお最下位のベネズエラは野球大国ですから情状酌量の余地は十分すぎるほどあります。)それと一緒ですね。残念ですが「高校野球弱小県(近畿最弱)」のイメージを払拭するのは当分先のことだろうと思います。
(昨日午後にやってしまったことを再現してみます。)
スマホのGooブログアプリを操作していると上左画像のような表示が出ることがあります。(どうやら知らぬ間に右画像のようなバックアップが取られることが元凶のようです。)もちろん「破棄する」を選んでいるのですが・・・・・
それでも時々こうなってしまうことが(左)。鬱陶しいので消したいのですが、そのやり方がわからない。右の編集画面に移行してゴミ箱をタップしても反応してくれません。(バグか?)
それで仕方なく下書き保存に(左)。これで「アプリ内保存」の方はなくなりますが、今度はこの下書きがどうしても消せません。なお、これはコピーで元記事は別に保存されているため、スマホでもPCでもブラウザからアクセスして下画像のように削除すれば済む話なのですが、上右の投稿画面に進み、過去記事を(あたかも最新のものであるかのごとく)ウッカリで再投稿してしまったというのが昨日の顛末。それはまだ容易に取り返しの付く事態ですが、どういう訳かオリジナルまでが消えて焦ったことも一度ならずありました。その場合もタイトルや憶えていた単語でGoogle検索し、その結果からキャッシュを表示させて何とか救い出すことに成功しましたが、もし見つからなかったら記憶の糸を辿って書き直すか、それが無理なら諦めるしかありませんでした。とにかく危なくて仕方がない。ということで、「アプリ内保存」は放っておく(見て見ぬフリをする)しかなさそうです。
さて、実はここまでは長ーいマクラというか前置きなのですが、この「いいたい邦題」という記事で触れた小説(リンク先画像右の本)を昨日読み終わりました。その「訳者あとがき」には原題とかけ離れた邦題になった経緯について記されており、判ってみればそれは編集部の誰かが出したアイデアで訳者も納得した上でのことだったようです。物語は終盤に入ると主人公の異常行動がエスカレートし、私も苦笑いしながら読み進むしかありませんでした。ただしラストには意表を突かれました。その方が私の予想よりもずっとインパクトがあるし、冒頭で張った伏線の回収(最近お笑いでこういう言い方をよく耳にしますね)という点でも申し分なしといえます。
続いて取りかかったのが上。これもジャンルとしては怪奇小説に分類されるのでしょうね。1/4ほど読んだ段階ではボンヤリとした記述が延々と続くだけで全体像が見えてこないのですが、それでも十分に気味悪いです。ちなみに先に読んだ方の主人公はタイトルにある通り料理人、そして今読んでいる方は従軍医(解剖学教授)ということで、刃物を扱うという点が共通しています。
ところで、この本には裏表紙に「図書目録」が挟まっていました。こういうのはよくあること。ネット通販であれブックオフであれ、文庫や新書ではしおりや「新刊案内」が、単行本では「愛読書カード」(ハガキ)が、そしてバラ売りの文学全集では「月報」などが良い状態で見つかるのは別に珍しいことではありません。けれどこの本では目録の中にも「ご高覧願います」と添えられた紙が1枚。そうなると訳者が職場の同僚など周囲の人間に贈ったものだったのかも? そう思って改めて見ると、本も目録もページに折れ一つなく新品同様。もらったけれど読む気にはなれず、置いといても邪魔になるだけなので売りに出したということでしょうね。実は私も退職間近の教授から著書を贈呈されたことが何度かあります。(退職記念として出版したものをとりあえず配るといった感じで、学部教員全員の郵便受けに入れられていました。)分野が違う他学科(文系分野)の先生の書物には正直興味も湧いてきませんが、さすがにそれを売ろうとまでは考えませんね。いくら何でも失礼ですから。
おまけ
そういえば昔遠藤周作の小説でも本文で触れたような残酷なストーリーを読んだことがあると思い出したので、調べてみたら初期作品のこれでした。ところでこちらなどで報道されたように遠藤氏の未発表戯曲3作が最近発見され、3月末に刊行の運びとなるようです。うちの1作「切支丹大名・小西行長『鉄の首枷』戯曲版」が新潮社のPR誌「波」に掲載されることとなり、先日届いた2月号で前篇を読んだばかりですが、ものすごく得をした気分です。
スマホのGooブログアプリを操作していると上左画像のような表示が出ることがあります。(どうやら知らぬ間に右画像のようなバックアップが取られることが元凶のようです。)もちろん「破棄する」を選んでいるのですが・・・・・
それでも時々こうなってしまうことが(左)。鬱陶しいので消したいのですが、そのやり方がわからない。右の編集画面に移行してゴミ箱をタップしても反応してくれません。(バグか?)
それで仕方なく下書き保存に(左)。これで「アプリ内保存」の方はなくなりますが、今度はこの下書きがどうしても消せません。なお、これはコピーで元記事は別に保存されているため、スマホでもPCでもブラウザからアクセスして下画像のように削除すれば済む話なのですが、上右の投稿画面に進み、過去記事を(あたかも最新のものであるかのごとく)ウッカリで再投稿してしまったというのが昨日の顛末。それはまだ容易に取り返しの付く事態ですが、どういう訳かオリジナルまでが消えて焦ったことも一度ならずありました。その場合もタイトルや憶えていた単語でGoogle検索し、その結果からキャッシュを表示させて何とか救い出すことに成功しましたが、もし見つからなかったら記憶の糸を辿って書き直すか、それが無理なら諦めるしかありませんでした。とにかく危なくて仕方がない。ということで、「アプリ内保存」は放っておく(見て見ぬフリをする)しかなさそうです。
さて、実はここまでは長ーいマクラというか前置きなのですが、この「いいたい邦題」という記事で触れた小説(リンク先画像右の本)を昨日読み終わりました。その「訳者あとがき」には原題とかけ離れた邦題になった経緯について記されており、判ってみればそれは編集部の誰かが出したアイデアで訳者も納得した上でのことだったようです。物語は終盤に入ると主人公の異常行動がエスカレートし、私も苦笑いしながら読み進むしかありませんでした。ただしラストには意表を突かれました。その方が私の予想よりもずっとインパクトがあるし、冒頭で張った伏線の回収(最近お笑いでこういう言い方をよく耳にしますね)という点でも申し分なしといえます。
続いて取りかかったのが上。これもジャンルとしては怪奇小説に分類されるのでしょうね。1/4ほど読んだ段階ではボンヤリとした記述が延々と続くだけで全体像が見えてこないのですが、それでも十分に気味悪いです。ちなみに先に読んだ方の主人公はタイトルにある通り料理人、そして今読んでいる方は従軍医(解剖学教授)ということで、刃物を扱うという点が共通しています。
ところで、この本には裏表紙に「図書目録」が挟まっていました。こういうのはよくあること。ネット通販であれブックオフであれ、文庫や新書ではしおりや「新刊案内」が、単行本では「愛読書カード」(ハガキ)が、そしてバラ売りの文学全集では「月報」などが良い状態で見つかるのは別に珍しいことではありません。けれどこの本では目録の中にも「ご高覧願います」と添えられた紙が1枚。そうなると訳者が職場の同僚など周囲の人間に贈ったものだったのかも? そう思って改めて見ると、本も目録もページに折れ一つなく新品同様。もらったけれど読む気にはなれず、置いといても邪魔になるだけなので売りに出したということでしょうね。実は私も退職間近の教授から著書を贈呈されたことが何度かあります。(退職記念として出版したものをとりあえず配るといった感じで、学部教員全員の郵便受けに入れられていました。)分野が違う他学科(文系分野)の先生の書物には正直興味も湧いてきませんが、さすがにそれを売ろうとまでは考えませんね。いくら何でも失礼ですから。
おまけ
そういえば昔遠藤周作の小説でも本文で触れたような残酷なストーリーを読んだことがあると思い出したので、調べてみたら初期作品のこれでした。ところでこちらなどで報道されたように遠藤氏の未発表戯曲3作が最近発見され、3月末に刊行の運びとなるようです。うちの1作「切支丹大名・小西行長『鉄の首枷』戯曲版」が新潮社のPR誌「波」に掲載されることとなり、先日届いた2月号で前篇を読んだばかりですが、ものすごく得をした気分です。