少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

2番打者

2009-01-08 | 練習・試合後記
二番打者は、一塁走者を三塁まで進めるため、走者の後ろに打つこと
(ヒット・エンド・ラン)の出来る人でなければならない。
またバントが上手で足が速いことも必要だ。
~ドジャースの戦法~

今も二番打者のイメージといえば、上記のような打者を
思い浮かべるのではないでしょうか。
ドジャースの戦法って初版は1957年。
約50年前の本なんですね

私もこのイメージに囚われていました。
今年のチームになった時、二番に使ったのは4年生。
当てるのが上手いが、まだまだ非力。
結果打球は右方向へ。
小さいからフォアボールも多く、
打率、出塁率も夏までは良かったのですが、
低学年チームと掛け持ちの為か、
相手の高学年の投手も成長し球速が上がってきた為か、
タイミングが合わなくなって来ました。
(低学年では4割ぐらい打っている。)

で、試行錯誤の後、
秋ぐらいから二番は夏まで四番を打っていたSS。
彼は内弁慶。夏まで4割合った打率も、
1試合のノーヒットが弱気な面を引き出してしまった。
それから全然打てなくて、
とうとう「四番は嫌だ」と弱音も。

その後も彼の打力を信じ三番にしたり、五番にしていたんですが、
結果は出ず。
私も頭が固かったんですね。
二番=非力タイプ、バントって考えていたんです。
でも、少年野球の場合。
かなりの確立で、一塁出塁→盗塁で二塁が成立するので
なにも二番打者にバントをさせてくても言い訳で

例えば、一番打者がフォアボールで出塁。
早いカウントで盗塁すれば。
二番打者が本来クリーンアップを打てる力量があれば、
ノーアウト二塁で三番の場面が出来上がる。
凡退してもワンアウト二塁、三番です。

何より好都合だったのは、
クリーンアップから外れて、SSが気楽に
打席に入るようになったこと。
最終成績では、.296まで戻しました。

因みにドジャースの戦法で書かれている三番打者は、
チームの中でもっとも確実な打者をあてる。足も速く、
力も相当強いものでなければならない。

コッチの方がSSのイメージなのですが・・・
メンタルも強化しないと
コメント (10)
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