少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

失敗が出来る試合

2015-09-08 | 高学年再び
二、三塁のピンチの場面
前進守備で二塁のベースカバー無し。
当然、リードが大きくなる二塁ランナー。

ピッチャーに二塁ランナーを追いかけてごらん
失敗して点が入っても良いから。って指示したけど、
結局出来ず

速球相手になかなかヒットが出ない打線、
失敗しても良いからセフティしてみよう。って指示も
構えすらしない(出来ない?)
試合後の紅白戦では勝手にセフティを試みる子供達。

今日は練習試合。
失敗が出来る試合。
どんなタイミングなら失敗するのか、しないのか?
体験出来る機会を放棄しちゃったね。

紅白戦で試しても、たかが知れてる。
緊張感が違うでしょ。
公式戦ならもっと緊張しちゃうよ

って、言ったけど、
失敗しても良いよ。って言っても
やっぱり、失敗は嫌なんですかね?

ネットや本には失敗しても叱らないでなんて書いてありますが、
ウチは怒らないですよ(滅多に
それはそれで気になるのかなぁ、
それとも怒っている様に見えるのかな

アッ、しっかり失敗を経験した子も居ました。
試合前、アウトに成っても良いから積極的に走ろう
サイン無くても走れると思ったら走って良いから。
を忠実に実践したタイチ。

四球を選んで、二球目にスタート。
で、アウト
盗塁のサインは無し。

タイチ、おいで

キーを触らないとサインは有効じゃ無いよ。
「それは分かってた」
そうか、じゃイケるって思った?
頷くタイチ。
その割りには、スタート遅れたけど。
「遅い。って思ったけど、止まれなかった
そうか、スタート失敗したら、戻っても良いだよ。
って言ったら、ちょっとビックリした顔をした、
もしかして、スタートしたら戻ってはイケない。って思ってた?

これも、勉強って事で
コメント (2)
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