少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

センスがなんだ

2015-09-10 | 高学年再び
子供の頃に読んだ野球マンガ

タイトルも主人公の名前も設定も覚えてないけど
こんなシーンが有った。

主人公はプロ野球チームの投手(多分)
この主人公を打つ為に代打専門でライバルチームに入団したライバル(多分)
このライバル、野球経験ナシ(多分)

で、ある試合で主人公に打ち取られたライバル
代打の一打席、いつもならここで交代。
しかし、監督にもう一度打たせて下さいと直訴(多分)
初めて外野の守りに着くライバル。

このライバル、野球経験ナシ。練習は打撃のみ。
当然の様に平凡なフライをエラー。
主人公のチームはライバルが守っているライトだったかなぁ?
そこへ狙い打ち。
エラーしまくるライバルを見て、
主人公のチームの監督が
「打撃は生まれ持ったセンスで何とかなるが、
守備は違う、地道な練習を重ねて上達する」(多分こんな感じのセリフ)

妙に納得の小学生時代の私
だって、未だに覚えてるもんね。


さて、冬に肘を故障、治ったと思ったら膝を故障して、
やっと合宿前に復帰のK介。
真っ黒な顔が並ぶ中、一人で美白

復帰初日のバッティング練習。
軽く校舎の3階まで運んでる
この飛距離に対抗できるのは、今のチームではコマッチ位。
本来ならチーム一、二の飛ばし屋のコウシは
この頃から絶不調。バットにボールが当たらない。
当たっても大きくレフト線を割っていく

K介が気持ちよくボールを飛ばす横で、
空振りが続くコウシ。
この数か月、私は何を指導していたのか
地道な努力は先天性の運動能力には敵わないのか?
そんな事を思ってた。

彼等が2年生の時だったと思うけど、
ナカジーパパが運動会の後に
「K介の動きを見ていると、神経が繋がっているって動きをしてますよね。
アレだけ自在に体が動かせると、楽しいでしょうね」って話してたのを思い出した。
やっぱり、身体を自在に動かせる。って大事。


日曜日の試合。
ファーストにススムを置くか、K介を置くか。迷っていた。
K介本人が外野を希望してきたのと、
最後30球を投げさせるつもりだったので、
投球機会が少ない方が良いと判断して、
ファーストにススム、センターにK介の布陣。

5年生のススム。
高学年のチーム上がって来た時は守備が下手で
でも、左。って事も有って多少のエラーには目をつぶってもファーストをやらせていた。

その甲斐があって強烈なファーストライナーを二つ
ジャンプしながら捌きました。
ショーバンの送球もちゃんと捕れるし、
いつの間にか安定度抜群。
序盤無失点だったのは、彼の守備力が大いに貢献。

そのススムを3番手で登板させたので、
センターからファーストにK介。

合宿でも気になっていたのが、
K介が腰が高いまま捕球態勢に入る事。
その影響で低い送球や打球をファンブルしてしまう。

この回からショートに入った4年生のヒデ。
ゴロをファンブルしたが、素早く捕り直し送球。
普段、4年生が試合しているより塁間が長いし、
充分なステップも出来なかったので
送球はショートバウンド。
これをK介がファンブル

怪我する前はキッチリ捕れてたのに
やっぱり、守備はコツコツ練習しないとダメなのかな?

センスが無ければ、作れば良い

さぁミンナで練習しましょう
先ずはビション復活から
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする