最悪の結末

昨日、観てきました


上映前に読むだけで、読み返す事はないのだけど、
買ってしまうパンフレット。

それには帯が巻いてあり、
拡大はコレ

読めないじゃない
でも、映画が終わったら、読む気無くなった。

映画が終わり、劇場が明るく成った時の
何とも言えない、しら〜とした空気。
コレが全て。

ここからは、ネタバレですが、
終わって、家内が開口一番。
「死なすことないじゃんね」
前作で、胸を押さえて苦しむシーンが有ったし、
今回のタイトルが「生き続ける者」
室井さん、死んじゃうのかなぁって思ったけど、
今まで、撃たれても刺されても主要人物は死ななかったから。
しかし、今回はあっさり。
しかも、吹雪の中、犬を探しに行って。
いやいや、犬は帰って来るでしょう。
実際、帰って来たシーンあるし、
狭心症って診断されていて、
何か、有ったら子供たちが困るだろうし。
冷静な判断をしていた室井さんが行くかぁ。吹雪の中。

翌日、遭難した室井さんを心肺停止の状態で発見したって無線連絡が入る。
その際、「犬が離れません」って何度も
絶叫するのですが、そんな報告する？
息子は、「何度も言うから、白けたよ」って。

踊るシリーズって、事件解決ってメインテーマが有って、
それに人間関係のドラマが絡んで来るのが面白いのに。

あれだけ引っ張った、事件は解決あっさり解決。
この事件いる？って扱い。
日向真奈美が糸を引いてみたいな雰囲気を出してたのに、
自宅近くに死体を埋め、娘を送り込んで目的は、
多分、室井さんを困らせる為。
はぁ？何それ。しかも多分って。

前の室井さんのスピンオフも事件解決ってよりは、
ヒューマンドラマって感じだったけど、
今回は完璧なヒューマンドラマ。
踊るにそれは期待してないだよなぁ。

前回のスピンオフも気になったのが、
信頼関係を築いている青島が様子を見に来ないこと。
今回は、最後の最後に登場したけど、
自宅前まで行って、お線香もあげずに帰って行く。
いくら、帰って来いって連絡が入ったからって、
冷た過ぎだろう。
あの描写で、新シリーズに繋がるって意図なんだろけど。
新シリーズが始まっても、もう、青島と室井のやり取りは無い訳で。

青島が出てきてもワクワクしなかった。
ひたすら、モヤモヤが残った。
このモヤモヤ、「沈黙の艦隊」以上。


モヤモヤしたので、下の階で、ケーキ買った。