真佐美 ジュン

昭和40年代、手塚治虫先生との思い出「http://mcsammy.fc2web.com」の制作メモ&「日々の日誌」

2011年3月23日 水曜日 首都水道水の汚染

2011年03月23日 13時24分49秒 | 講演会
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昨日 :2482歩 起床時間 :6時50分
血圧 :111  68 脈拍 :64 体温 :35.5℃  体重 :68.0㎏  曇 雨 雪
 7時12分見ていたテレビに地震警報が有って、7時13分ごろ、地震が有った。
7時21分(22分)にも揺れ、これは地震酔いするなど思っていると、7時36分また地震警報が出る。
そして揺れる、結構今回の地震は長く揺れる。53分にも揺れ、8時3分にも揺れ、8時47分には千葉を震源とする地震警報がテレビで出る。身構えてくださいと言うので、身構えるが3分以上立っても揺れが来ない。アナウンサーが、地震警報が解除されました、と言う。津波警報じゃ有るまいに、何言っているんだと思って居ると、指示があったらしく解除されておりません注意してくださいと言いなおす。その泡手振りが、今の日本のパニック状態を露呈している。
 今日は良く揺れる日である。
 天気図で気圧の通過時に何か多いような気がするが、そんな簡単な事なら、とっくにわかっているだろう。
 原子力発電所事故は、想像していたような悪い方向へ進んでいる、既に3マイル島事故を、はるかに超えているのに、いまだに、政府は、面子にこだわり、国民を犠牲にしている。
 これは、将来、責任問題になったとき、今の政党ではなく、自民党政権時代の汚点だからと、逃げられる、と思っているのであろうか。歴史はそんなに甘くない、今回の事故は既に歴史に刻まれる事故となり長い歴史の中では民主党政権下で起きた事故として記録されるのだ。
 全て後追い、放射線量が発表され汚染が広範囲に拡散してから、例に「直ちに人体には」と言う放射線障害の病状を利用した、発表をしているうちに、歴史に永遠と悪名を刻むのである。

 原発事故素人の政治家は見守るしか今は無い。現場の事は現場に任せ、もっとやるべきことをやり、将来に目を据えて、今回の国難を少しでも被害を小さくする作業をしなければならない。

 (言い事言うね、実際現場に居れば、手も足も出ないであろうが)
案じていた事がどんどん現実となる、怖いのである。
 安全だと言っていた、やさいも、当分の間食べないでと発表する。
こんな事尾をしているから、ますます、政府の発表を、国民が信じられなくなる。

 事故のとき、原発は安全にと発表したのは11日、今これが安全と言えるのであろうか。
事故の起こる前の放射線危険値が、とんでもなく大きな数値になっているのが、気がつかないわけでは無いであろうに。
 マスコミも、原子力空母が寄航したとき、今の数値では微量の放射線量を記録したとき、大騒ぎして、いかに危険であるか、学者といわれる人たちの意見を取り上げていたのに、今は危険では、ないと言う。新聞の何を信じれば良いのか、これでは新聞の使命は終わってしまった。正確な情報は、自分の目で、ネットで調べるしか無いのだから。マスコミは自分の手で自分の首を絞めている事に、気がついていないのだ。
戦時中となんら変わりない、現状。

SPEEDI、公開できませんっ!?
2011年03月23日14時03分
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)というシステムがある。緊急事態が発生した際に、気象観測情報、アメダス情報と放出核種、放出量等の情報を入れることにより、六時間先までの希ガスによる外部被曝線量や甲状腺等価線量などをシミュレーションすることができる。
事故発生後から、この情報の開示を自民党の対策本部として政府に求めてきたが、全く開示されない。
その一方で、ある海外メディアからSPEEDIによる計算結果の二次元表示を見せられて(つまりリークか?)、なぜ、これが公表されないのかという質問を浴びる。
それが本物かどうかもわからないため、昨日22日は答えられず。
23日朝9時から、官邸、文科省、原子力安全委員会にそれぞれ電話するも、三者ともそれぞれ自分に公開する権限はないと力説するだけ。
このシステムを持っているはずの文部科学省に、「原発の緊急事態のSPEEDIに関する情報の担当部署をお願いします」と電話すると、「原発に関する情報はスピーディにお出しするようにしています」。思わず、頭に上っていた血が降りてきた!
十数分後に事務次官室に電話が回され、何度目かの「SPEEDIの担当部署をお願いします。」「少々お待ちください」と言われ、待たされていると、スピーディってどこの部署と電話の向こうで騒いでいる。ようやく回されると、「3日前から原子力安全委員会に移りました。」
その原子力安全委員会も官邸も誰が開示できるのかまるで把握していない。
あげくのはてに、「事故で情報が取れないので正しい数値を入力できず、どれだけ意味のある情報になっているか」。本来、事故のための「迅速」影響予測システムのはずなのに。
その一方で、アメリカの大手新聞の取材に「東京電力はよくやっている。日本の原子力は本当に安全だ」と能天気な受け答えをしている与党議員がいる。それで、また海外メディアの不信感が高まっている。どっちが与党だ!?


緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム 皮肉にもSPEEDIというらしいが、まったく役に立っていない。発生したらすぐに避難勧告できるようするシステムであったはず、政府もこのシステムを利用しようとした形跡すら感じられない。
 勘ぐると、このシステムは、まったく取り入れていなかったように思われる、つまり天下りが予算を取るために作った、偽のシステム。今回の原子力事故が起こり、必死に時間稼ぎをして、ごまかしで作った、または、体裁で作った、ものと言う気がする。だからそこの数値にも、東電や政府野言いなりになったごまかしの数値があるような気がする。これが現状の腐りきった、政府と巨大独占軌道との癒着の結果である。2度と自民党や公明党の政権に戻してはならない。なぜならば、彼らは死の商人たちの手先なのだ。


 15時20分 都知事が記者会見で、私を代弁するような政府マスコミの発表を懸念

  
16時45分東京電力の記者会見で3号機から煙が上がっているとの発表、
 炎が上がっていないのニュースに、NHKの解説者が、炎が上がっていないなら安心ですとの答え、
ほんとに程度が悪すぎる。原発事故で 炎が出たほうが火事と言うことで、水をかけて消せばよいので、まだましだ。
3号機は他の原子炉とは別の燃料を使っていると言うことは前にも書いたが。
  MOXの使用は、重大事故の発生の確率を大きくするのである。MOX燃料の熱電導率は、ウランの場合よりも約10%小さくなっている。一方、MOX燃料の中心線の温度は、50%高くなっている。このため、MOX燃料の燃料棒に蓄えられている熱は、低濃縮燃料の場合よりも大きい。
 MOX燃料の中央線の温度と蓄えられたエネルギーとが通常のウラン燃料よりも大きいため、冷却材喪失事故の初期段階における燃料棒の被覆管の温度の上昇と、被覆管の酸化率が、ウラン燃料よりも大きくなる、だから他の炉心より注意深く水をかけているのである。毒性が強いよいと言われているのは原発に従事している人なら十分知っている。
今全員退避させたといっている。
 水野解説員さん、だから全員退避させたのですよ。あなたは、少しも危機感がわかっておりませんね。被覆管の酸化率が高いと言うのが問題で、空気中にさらされている、被覆管の溶解が始まっている、と考え、注意が必要なのだと思う。
 40kmの土壌から高レベルの放射線物質が観測された。と言うことはやはりアメリカが80Km圏外(50マイル)退避が正しかったようで、政府も考え直さなければいけない、時期を過ぎている。
 
枝野幸男官房長官の記者会見が始まる 
言っている事がめちゃめちゃ、1年間取り続けても安全、何を根拠にそういえるのか、 
 210ベクレルとはKgあたりの数値であり、1Kgは1リットルであるから、1日3リットルの水を飲めば、630ベクレルになる。本来できるだけ飲まないようにと言うのがすじ。
 たとえ210ベクレルでも1年間飲み続ければ、76650ベクレルになるのに、これでも毎日飲んでも、なんら健康に害が無いと言いえるのであろうか。
 こんな人が指導者として日本国民の命を預かっている。
あまりにも、むちゃくちゃを言うので、ますます信用が出来なくなる。
誰か解説者がその辺の注意をしてくれないかな。
 将来、なんだかんだと言い逃れして責任を取らない。言うことはわかっている「それが、あの時の、水道水のせいと、証明できるのか」と。
 今まで書いてきたことと報道された様子を見直し、ある,仮定が思い浮かんだ。
 どうも放水をやめると水蒸気が黒煙に変わるようだ。
今、原子炉付近の温度は高温になっていることが想像できる。海水を入れてすい目mmが有る程度保たれているうちは良いのだが、配電のため給水をやめると、高温で水位が下がる。そのため空気にさらされた被服管が海水にさらされていたことで、酸化しやすくなり、空気中にさらされることで、酸素と結合し、もろくなって中のMOX燃料が瞬時に高くなり、溶解が始まり黒煙を上げているのでは。
 こわい、そうであって、ほしくない。政府もそのぐらい考えているよね。

水道の浄水器
 活性炭のフィルターなら何がしか有効だと思う、 放射性ヨウ素の半減期は約8日 水道局では少しでも取り除こうと、活性炭フィルター使用を始めているはず。この辺は、政府と違ってプロだから心配はしていない。
  東レの浄水器「トレビーノ」の販売部課長代理、青柳圭介氏は、トレビーノは「塩素や鉛、農薬などに含まれる化学薬品は除去できる」が、ヨウ素や浄水する基準に含まれていなかったのでろ過はできないと説明。パナソニック広報の秦慶治氏も、「パナソニックの浄水器は国に有害として指定されている指定13物質を除去する機能は持っているが、そもそもヨウ素などをろ過できるように作られていない」と述べた。

memo
放射性物質による食品汚染にはいくつかの要因が関係する、問題収束までの期間を決める主な要因は放射性物質の種類.
汚染源は、風に乗って野菜や果物や土壌に降りかかる、放射能を帯びたちりだ。
放射性物質はそこから食物連鎖に入り込み、牛乳や肉類から高レベルの放射線量が検出される。
 食品を食べると放射性物質が体内に取り込まれ、発する放射線がDNAの分子結合を切ることがある。結果、がんになる危険性が高まる。これが放射性物質による食品汚染が恐ろしい理由だ。
放射性物質の特徴や環境汚染の程度によって、危険性は短期的なものと長期的なものになる。
環境汚染の程度は、気象条件の影響も受ける。

 ヨウ素131の半減期(放射性元素が崩壊して元の数から半減するのに要する時間)はわずか8日。
つまり環境に放出されても数週間程度で崩壊してほとんど無くなってしまう。
、「食品中の放射性ヨウ素が人体に吸収されると甲状腺に蓄積し、甲状腺が損傷を受けるという短期的な健康上の危険性がある。特に子ども、若い人の危険性が高い」
ヨウ化カリウム剤などの安定ヨウ素剤を摂取することによって、放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積するのを防ぐことができる。

セシウム137の半減期は30年と長く、環境に影響を及ぼさなくなるまでに数百年かかる可能性すらある。1986年4月のチェルノブイリ(Chernobyl)原発事故で放出されたセシウム降下物は、欧州の多くの国で長期的な環境汚染を引き起こし、遠く離れたスコットランドでも牛乳や牛肉の販売制限などが行われる結果となった。 チェルノブイリ事故から6年以上過ぎた1993年にIAEAが発表した研究によれば、チェルノブイリから1000キロ以上離れたノルウェー南部の山間部の牧場では、トナカイから1キログラムあたり2万ベクレルの放射能が検出され、ヒツジからも同1万ベクレルが検出された。

ストロンチウム90やプルトニウム239も、長期的な汚染をもたらす放射性物質だ。
プルトニウムは人体にとって最も毒性の強い物質の1つでもある。
植物は、土壌中のプルトニウム239をごく微量しか吸収せず、動物やヒトの消化吸収でもプルトニウム239はほとんど吸収されない
 プルトニウムが食品を介して体内に入った場合よりも、呼吸などによって人体の組織に直接接触した場合の方が危険性は高い。


 3号機が問題な訳。

 野菜類が大打撃を受けている。無策による結果。
政府が早く手を打って、全ての野菜の検査をして情報を国民に開示し、安全なものだけを流通させれば、こんな被害が出なくて良いはず。全て、結論が出てから、の手際の悪さ。
次は海産物。これも既に手遅れになるであろう。海だけにその被害は広範囲に渡り、近隣諸国からも、保障を求められる事態に、なるであろう。そうなれば領土問題など言っていられなくなるし、国民の血税を、無駄に消費する事になる。

ニュースを見ているが幼児について水が手に入らなかったらといわれ、長期的に摂取しなければなどといっているが、
ヨウ素131の半減期はわずか8日。といっていながらどうして気がつかないのであろうか。
 テレビ局へメールしたが、空のペットボトルに水を汲んでおき、日付を書いておく、
 もうお分かりだと思うが、ヨウ素131の半減期はわずか8日。なのだから1週間何とかもたせておいて、8日以上経ったものを、カルキがなくなっていると困るから一応沸騰させてから使用すれば良いのでは。
 あと、今問題にしていないが、母親の母乳に含まれる可能性が高いのではないか。乳牛からも出ている。だから母親も水道水を飲むべきではない。お茶や、ウーロン茶ならまだ買えそうである。
 今のところ、母乳の危険性を訴えている、ところが無いのが恐ろしい。


 東京電力福島第1原発では放射性物質封じ込めに向け、作業員の被曝(ひばく)を抑えながら電源復旧などの作業が進む。被曝線量限度は急遽(きゅうきょ)従来の2・5倍に引き上げられたが、被曝線量が従来基準を上回る人も出始めた。放射性物質の吸い込みを防ぐ全面マスクと防護服で身を固め、線量をにらみながら交代で作業が続く。

限度に「特例」

 「首相官邸と経済産業省から指示があった」。15日、作業員の放射線被曝線量限度をこの事故に限り、100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げると発表した小宮山洋子厚生労働副大臣が苦渋の表情で明かした。12日の1号機原子炉建屋の爆発以降、現場で対策に当たる作業員の被曝線量が基準を超える可能性が浮上。作業を続けるためには、限度を引き上げざるを得なくなっていた。

 国際放射線防護委員会は重大事故への緊急対応として「500ミリシーベルト」の基準値を勧告しているが、国内基準の5倍で引き上げ幅が大きすぎる。悩んだ厚労省が意見を求めた専門家の答えは「半分の250ミリシーベルト」だった。

 21日までに7人が100ミリシーベルトを超過、うち1人は150ミリシーベルトを超えた。2号機近くで採取した空気からは、原子炉等規制法で定められた空気中の濃度限度を超える放射性のヨウ素131を検出している。

無人の制御室
 原発周辺に放射性物質が漏れて以降、線量が高い中央制御室に運転員は常駐しなくなった。


 神でも無いのに、政府と言う名の下に、机上で数値を操作して、人命を軽んじている姿が見える。
数%あげるのではなく250%もあげると言うのは随分乱暴な話である。
 前にも書いたように現場で作業している人たちは、汚染の怖さを十二分すぎるほどの教育を受けている。だからこそ、その数値の危険性をわかっている。その恐怖は、日本の汚点、特攻隊命令と、なんら変わり無いことを始めている。いや、命令ならまだしも、志願と言う美名の下に進行しているのである。少しでも自分たちの責任を軽減するため、有識者の意見を聞いてと言うが、自分に害の及ばない所に居る、有識者が果たして何処まで現場の人たちを心配できるのであろうか。現場につれていって、そこで聞いてみればそんな数値は出せないはず。
 原子炉圧力などの状態を知るには、退避している建物から外に出て中央制御室のある建物へ移動。電源が途絶え、放射性物質を吸着する空調もない暗闇の中、制御室で計器を見て引き返す作業を繰り返した。計器も一部は電力途絶で不調に。対策は手探り状態だ。

 外部電源からの電気によって照明や計器などが使えるようになれば、より安全な環境での作業や炉の中の状態を的確に把握できる。さらに原子炉の冷却機能の回復も見込める「新たなステップ」(経産省幹部)となる。それに向けて厳しい環境の中で作業が続く。

放射線防げず
 東電は21日、放射性物質の吸い込みなどによる被曝などをできるだけ減らすため、現場の作業員が身に着けている装備を明らかにした。

 放射線量を測る人は、通常、原発のプラント内部などで着る専用服の上に「タイベックスーツ」という不織布でできた防護服を着用する。軽くて動きやすいのが特長だ。

 使用済み核燃料プールを冷やす放水作業の間をぬって、外部電源を引き込む作業などをしている人たちは、タイベックの代わりに耐水性のあるアノラック(フード付きの上着)を着る。顔には、放射性のヨウ素を吸着する活性炭フィルターがついた全面マスク。軍手の上にビニール手袋を重ね、安全靴を履く。
 ただ、防護服には放射性物質から出るガンマ線を防ぐ効果はほとんどない。一人一人の累積被曝線量を管理しながら、限度を超えないよう注意しているという。


「タイベックスーツ」
タイベックスーツは、ポリエチレン繊維から生まれた不織布で、軽くて、丈夫なので作業性がよく、使い捨てなので管理区域内での作業に最適である。また、タイベックスーツは、ケミカルテープ等で手袋・靴等の目止めをし、放射性物質が直接皮膚に付着するのを防ぐことができる。
高レベルの汚染を防ぐ事は出来ない。

 今でさえ150%の数値を超えてしまっている方が居るのに、心が痛む。
20時降っていた雨がみぞれになって、すこしあとにまた見たら、あっという間に車の屋根が白くなっていた。
0時30分長男が濡れて帰ってくる。
 
コメント
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