3,121位 / 1,552,334
昨日 :7830歩 起床時間 :4時59分
血圧 :117 68 脈拍 :65 体温 :35.9℃ 体重 :67.7㎏
晴
4時59分突然のゆれで目を覚ます、すぐにテレビをつける。
管首相の記者会見の様子が放送されていた。
菅直人首相は15日早朝、原子力発電所の事故問題などで、政府と東京電力が一体となって情報を入手し、対策を検討するため、東電内に「統合連絡本部」を設置すると発表した。
本部長には菅首相、副本部長には海江田万里経産相と清水正孝東電社長が就く。
これまで東電と政府が別々に情報を発表していたが、連携して情報を集約、
公表するのが狙いという。
そして管首相が東電本社へ向かうような車が出発する映像が流れた。
6時前パソコンの電源を入れブログを書き始める、
地震の対策で、本来なら首相官邸にいなくてはならない首相が、原発問題で陣頭指揮に立たなければならない、この事は、原発2号機または全体で、由々しき事態が進行していることが、疑えるのではないか。
もし、現場で作業している職員などに、退避命令など出たら、それこそ、炉心の爆発が起こるということになる。今後天気も悪くなると言うが、これもまた、最悪の事態となり土地の地下にまで、書く汚染が長期にわたり、広がってしまう事になる。天は見捨てるのか。後はもう神頼み。
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福島第一原子力発電所2号機のプラント状況等のお知らせ
[2011/03/14 22:52更新]
原子力安全・保安院から、福島第一原子力発電所2号機の状況等についてお知らせします。
○本日の主な時系列
【3月14日】
6:50以前 原子炉隔離時冷却系(RCIC)で原子炉に注水しているため、原子炉水位は燃料域で+3,900mm前後(燃料の頂部から3,900mm)で安定。
6:50 原子炉格納容器圧力が上昇
7:44 原子炉格納容器圧力が上昇したため、東京電力は原子力災害対策特別措置法第15条に基づく特定事象発生と判断。
12時頃 原子炉水位が低下傾向(3,400mm)。 海水注入作業などの準備操作を進める。
13:25 RCICの機能が喪失の可能性あるため、東京電力は原子炉冷却機能喪失を判断。東京電力は、同時刻で原子力災害特別措置法第15条の規定に基づく特定事象(原子炉冷却材喪失)と判断。
17:16 有効燃料頂に到達(水位が燃料棒の頂部に到達)
18:06 SR弁開 原子炉内圧力減圧
19:53 SR弁開(2回目)1台目開、2台目準備中 原子炉内圧力を追加で減圧
20:05頃 海水ポンプ再起動
○20:40現在の主要パラメータ
原子炉内圧力:0.81 MPa
原子炉水位:ダウンスケール(計器以下の値)
格納容器圧力:0.42Mpaabs
注入状況:消防のポンプ車2台により、2号機の圧力容器へ注水作業中。
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原子力安全・保安院から、福島第一原子力発電所2号機の状況等についてお知らせします。
本日午前6時10分時点で福島第一原子力発電所2号機で爆発音があったとの連絡を東京電力(株)から受けました。
これにより、サプレッション・チェンバー(圧力抑制室)(注)が損傷している恐れがあります。
(注)サプレッション・チェンバー(圧力抑制室):
タービンの停止により主蒸気をタービンに送ることが出来なくなった場合、この蒸気をベント管等により圧力抑制室に導いて冷却し、原子炉圧力容器内の圧力を低下させる設備。非常用炉心冷却設備(ECCS)の水源としても使用する。
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引き続いて、枝野幸男官房長官がおこなった記者会見の模様が放送された。
枝野幸男官房長官が15日午前5時半過ぎから行った記者会見の内容は次の通り。
先ほど総理のほうから、「福島原子力発電所事故対策統合本部」の設置を報告したが、この件について私から補足的に説明する。
この間、福島第一原発の事故に対しては、事業者の東京電力、そして、そこから報告を受け、
必要な支援や指示を出す政府の立場とで連携をして行ってきた。
未曽有の地震と津波という事態に対して、国民のみなさんにも大変ご心配をさせる状況になっているが、
被害の拡大を抑えるという観点から、一定の対応を進めてきたところだ。
現時点では、三つの原子炉があるが、1号と3号については、冷却の機能が一定の役割を果たしている。
2号炉についても、冷却の作業、水を入れるという作業は一定の効果を上げているが、必ずしも安定した状態ではない。
この状態を一刻も早く安定できる状況にしていくこと、まさに時々刻々変わる状況に対して、
一つにはその対応を適切に行うとともに、国民のみなさんにもしっかりと正確かつ迅速な情報をお伝えする必要があること。
こうした観点から、政府と東京電力が場所的、物理的にも一体化をし、現地の情報を同時に一体に受け止め、
それに対する対応を一体的に判断し、かつ指示を出していく、こういう体制を取ることが、現在の状況を安定化させ、
事態を収束に向かわせる上で、国民の皆さんの必要以上の不安を生じさせないため、
そのために重要であるということを考えて、統合連絡本部を設置することとした。
この対応については、一例でいうと、原子炉の詳細な設計図面等の基礎情報は東電のほうにあるので、
物理的な本部の場所は東電内に設置をして、海江田経産相、原則的にそちらで東電社長とともに同時に情報を受け、
そして一体となって対応方針を出していく。それを菅総理が全体をしっかりと統一的に動かしていく。
こういう体制で正確な迅速な情報を国民の皆さんにお伝えするとともに、時々刻々と変化をする対応の一体化を進めようとするものだ。
こうした体制を確立することで現在の状況を安定化させ、そして、解消に向かわせていく、
そういう方向への体制がより強固なものになると考えている。
なお、こうした本部の設置に対応して、政府の個別の具体的な機関をどう動かしていくのかという対応については、
私がここ首相官邸の場において、総理、海江田経産大臣と密接に連絡を取りながら、行政関係機関等に指示を降ろしていくとともに、
国民のみなさんへの情報発信、説明をする。こうした体制でしっかりと国民の生命、健康を守る。
この対応を、原子力発電所事故に対してはもとより、今回の地震全体の救助、
被災地対策含めて進めていくので国民の皆さんには大変厳しい状況の中にあるが、しっかりと力を合わせて、
この難局を乗り切っていただきますよう協力をお願いする。
【統合本部】
――統合本部を設置するにあたって、ここまでの東電の情報発信の姿勢にどんな問題点があったと考えているのか?
何度か申し上げてきたが、情報を国民に伝えるにあたっては正確な情報であると。
それをできるだけ迅速に提供すること、この二つのことが重要であるということで申し上げてきた。
若干、現地の大変時々刻々変わっていく情報の中で、情報発信のタイミングであるとか、あるいはその正確さの確認であるとか、
そう言う点はさらにしっかりと徹底することで、国民に必要以上の不安を与えないようにして参りたい。そのためにも本部を設置した。
――総理は統合本部に常駐するのか?官邸か?
当然のことだが、この地震対策という観点からも、もちろんこの原発事故の対応は重要だが、現に救助の問題、
そして、被災者の皆さんへの支援の問題、内閣としては大変重要な、万全を期して全力であたっていかなければならない、
その課題の全体の責任者、指揮官は菅総理なので。
従って、この後、まさに今、具体的な、実務的な体制等をしっかりと本部において相談をしているという風に思うが、
菅総理においては両方の責任をしっかりと果たしていくものという風に思っている。
――統合本部の設置の経緯について説明を。
総理も私もそうだが、東京電力と政府の情報集約、情報の伝達、そして、
対応の一体化というものをさらに強化しなければならないという問題意識は、この間、ほぼ共有をしていたと思っているが、
それを本部というような形で物理的にも一体化をする方がより効果的であろうし、
特に時々刻々変化している状況に対してしっかりとやっていくためには不可欠であろうと言うことは、
この夜、今夜、総理のほうから提言があり、みなが「それがいいのではないか」ということで本部の設置と言うことになったものだ。
――統合本部の設置の理由。専門性の高い対応についても政府が主導するのか?
政府にもこの間もそうだが、原子力の保安院、それから、原子力安全委員会というまさに専門家の集団の組織がある。
この両組織の中心メンバー、専門家のメンバーはこの間も首相官邸に常駐し、そうしたみなさんの助言、相談をふまえて、対応をしてきた。
統合本部が設置されるにあたって、こうした皆さんも総理と一緒に東電に向かっているが、
こうした政府の専門家の皆さんと東電の専門家の皆さんと、それ以外のこうした問題に対する専門家の皆さんとの物理的には
東電の場所になるが、そこに一体的に専門家の英知を結集し、そして対応していくと言うことを考えている。
――いままでの対応についても「こういう対応があったのではないか」という疑問があるのか?
具体的に今、様々な事態が進行して、時々刻々と変化する事態に対応しているので、過去の状況を検証しているわけではない。
しかし、まさに様々な英知を物理的にも一体化する方がより迅速かつ的確な判断を進めていく上では効果的ではないかという判断をした。
――今、東電では計画停電の判断をしている時間帯。総理が行くことで東電の負担が高まるのでは?なぜ朝5時に行くのか?
この間、東電に関連して、原発の対応と計画停電で国民に迷惑をかける対応と同時並行で入ってきている。
総理や私はその職責上、その両方の問題に関与してきているが、東電の対応については、まさに対応の内容、
種類が違っているので全く別のメンバーで、別のラインは行っているので、その点の心配、問題はないと思っている。
【2号機】
――なぜ、この時間帯だったのか。2号炉の状態が切迫しているのか?
2号機は切迫していると認識ではない。2号機については、注水がされているが、その状態が安定したものではない。
それは間違いない。それを一刻も早く安定した状態にすることが事態を収束させていく上で大変重要であると。
こういう問題意識は持っている。そうした状況の中で従来から、一体的な運営が重要であろうという問題意識を持っていたが、
じゃあ具体的にと言うことで、そういう判断をいたしたので、それならば、まさに事態、一刻一刻変化をしている状況だから
出来るだけ早いほうがいいだろうと言うことで、早朝だけども、早速実行に移した。
――2号炉。なぜ水が入らないのか。水位計が壊れている、配管から漏れている?
私が1時間ぐらい前、それぐらいのタイミングで、私と同席している海江田大臣だったか、細野補佐官だったか、
現地の吉田所長と直接連絡を取っているが、その時点での認識はそもそも水位計そのものが、これは機能していない。
これは1号機、3号機、2号機と、状態が変化をしていくプロセスの中でいずれもある段階から、
水位計については機能しないということが、この間の経験上なってきている。
水位計の数値が上がっていないということは水位がどうなっているかの判断材料にはならない。
水位がどうなっているかということを見るためには、圧力とそれから実際に水が入っていっているのかどうか。
この二つの関係でこの間判断をしてきている。これは専門家の皆さんのほぼ一致した認識に基づいてそういった判断をしてきている。
そうした前提に基づけば、水が入っている、ただし、入るのが不安定である。これが認識だ。
――弁が閉じてしまったのはなぜか?
弁を開け続けるための機能が不安定であるということが私の理解。
こうした技術的な詳細については、まさに今回統合本部を設置した目的なので、
技術的な側面については統合本部のもとで具体的詳細専門的に説明を迅速に説明していける体制を組み立てている。
――弁の問題は解消された?
まさにそこが安定した状態で収束の状況に向かうプロセスに必ずしも入れていないという中で、
そうした方向にしっかりと進んでいくためにもまさに時々刻々変わっている状況に迅速に対応する必要があると言うことで
統合本部を立ち上げた。
――弁が不安定で圧力が不安定で水が入らない、ということでいいか?
まさに専門家に分析をいただきながらやっているところだが、弁が不安定である、この事実関係は間違いない。
そして圧力が変化しているのも間違いない。相関関係をもって水が入る状態と水が入らない状態があるという風に聞いている。
こうした状態をしっかり水が安定的に入り続ける状況に向かわせるためにも迅速に統一的な対応本部を作った。
――2号炉で水素爆発の可能性は?
2号炉の建家の上部に空気が抜ける蓋然性が相当高いと認識している。
この場合には水素は軽い気体なのでどんどん充満せずに出て行く。
これであれば大きな爆発が起きる可能性は低いと専門家の皆さんのご意見に基づいて認識している。
――現段階で2号炉は空だきの状態?
水位の状態が正確に認定、測定出来る状況ではないが、水が一定程度以上は必ず入っているであろうという状況。
水が入っていく状態が安定しないという状況なのでそうした中で、これの安定をはかっていくという状態。
――安定しない状態が続いた場合どういう被害が考えられるのか。
安定しない状態であっても、きちっと水がある程度入っていて、冷却が出来ている状態であれば、現状が維持されると言うことになる。
しっかりと水で満たして、それが継続的安定的に冷却を続けるという状況に入れば収束に向かっていくと言うことなので
一刻も早くそう言う状態を作りたい。
――統合本部の政治家の体制は?
海江田副本部長、細野補佐官が政治家としては現地に「ほぼ常駐」ということになる。
当然閣議や全閣僚による対策本部もあるし、海江田大臣には原発以外の担当職務もある。
そういったことは副大臣や私が可能な範囲で対応しようとおもっているが、それにしてもそう言った問題があるので、
「ほぼ」といいうことで政治家はその2人。それ以下の体制については、今、東電と相談しながら、
専門家の助言をいただきながらまさに今組み立てているところ。
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福島2号機で爆発音 圧力抑制室か
福島第一2号機で爆発音、圧力抑制室で異常か
2011年3月15日(火)08:17
15日午前6時10分頃、福島第一原子力発電所2号機で爆発音があった。
原子力安全・保安院が会見で明らかにした。原因は不明という。
また、東京電力も同日朝、記者会見し、圧力抑制室の圧力が低下し、何らかの異常が発生していると思われると説明した。
注水作業に直接関係のない社員や作業員は退避させたという。
まさか 爆発と作業員の退避、やはり危機的状態になりつつある。
首相にはかなり重大な報告があったのだ。国民には最悪の事は言えない。
中央制御室にいても、被ばく(被曝)する可能性がかなり高くなる、もしと言う言葉を使いたくないが制御室から人が退避するようなことになれば、これは、制御を諦めたという事で、ほとんど制御が出来なくなり、諦めたということだ。被ばくを避けるためには南半球に逃げるしかなくなるのか。
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圧力抑制室 圧力抑制室とは. 原子炉格納容器の下部にあり、原子炉格納容器内圧力が蒸気等. で上昇した場合にその蒸気を圧力抑制室内に導いて冷却する事で、原子炉格納容器内の圧力を低下させる設備。
また、原子炉冷却材村喪失事故等の非常用炉心冷却系の水源として水を貯蔵しておく役割も持っている。
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北風が吹いている、できるだけ、外出は控えたほうが良い、もし出かけるなら肌を晒さないようにし、防止などかぶっていく。帰宅後はすぐにシャワーを浴び、浴びたかもしれない、汚染物質を洗い流そう。
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計画停電 まさか、原発事故を出来るだけ国民に見せたくないという事か(皮肉)
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北茨城で放射線量上昇 茨城県が発表
(朝日新聞) 2011年03月15日 09時15分
茨城県は15日未明、福島との県境の北茨城市で測定している大気中の放射線量が午前0時20分から上昇を始めた、と発表した。午前5時50分には1時間あたり5575ナノグレイに達した。県原子力安全対策課によると、この値は胸部レントゲン1回で浴びる放射線量5万ナノグレイの約10分1にあたり、健康に影響はないとみられるという。
値は上昇と下降を繰り返している。県は、東京電力福島第一原発の爆発で放出された放射性物質が風で運ばれてきた可能性が高いとみており、「今後の見通しは全く分からない」としている。
風向きが変わったので、こちらに向かって来ている。
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2011年3月15日8時51分
経済産業省原子力安全・保安院によると、東京電力から「福島第一原発の2号機で15日午前6時14分ごろ、爆発音があった」と報告があった、と発表した。格納容器のサプレッションプール(圧力抑制室)が損傷している恐れがあるという。
東電は、注水作業に直接関わらない作業員や社員を、原発の外に退避させることを明らかにした。
保安院によると、福島第一原発の正門では午前7時時点で、毎時965マイクロシーベルトの放射線を観測したという。この量は、「自然界で1年間で浴びる放射線の半分ぐらいを、1時間で浴びる量」と説明している。だが、午前8時31分には、同じ場所で、毎時8217マイクロシーベルトまで上昇している。
午前8時31分現在の第一原発正門での風向きは北東から南西に向け1.5メートル。
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福島第一原発正門付近、制限値16倍の放射線量
2011年3月15日(火)08:53
福島第一原発の正門付近の放射線量は15日午前、制限値の約16倍となる1時間あたり8217マイクロシーベルトを観測した。
同原発2号機では、15日午前6時10分ごろに爆発音があった。東京電力などが明らかにした。
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福島第一原発3号機建屋から蒸気
(読売新聞) 2011年03月15日 08時57分
東京電力によると、15日午前7時5分、福島第一原発3号機の原子炉建屋の屋外上部に蒸気が浮いているのが見つかった。
色や大きさなど詳細は不明。
また、地震発生時には定期検査のため停止中だった同原発4号機の原子炉建屋5階の屋根に損傷が見つかった。損傷がいつできたかは不明。
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1年間で浴びる量の8倍以上の放射線量が見られた。この事で、付近の井戸水、水道水、野外で取れる食料品など、検査が終わるまで、摂取する事は控えるべきである。
天災で打ちのめされているのに、人災で追い討ちする事になるとは、何が原子力発電は安全なのだ。
東京電力は、今後原子力発電を止め、お詫びに市民に無料で太陽発電装置をつけ、夜間と工場等を現在の火力発電と水力発電などでまかなうべきだ。
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11時 首相などの記者会見
とうとう最悪になった。
早く20km件ではなく30km圏内の非難にしておけばよかったのに。
私が、心配していた通り、やはり4号機にも問題が起きており、火災が起きていた。
これで福島第一原発は全滅であるが、地震のせい、であったと言い訳して欲しくない。
今まさに20kmで良いのかとの質問私と同じ考え、30kmにしたほうが、があったが、専門家の先生たちのご意見を聞いて、との返事、チェリノブイリをせめて勉強してくれたら、人の意見など聞かなくても30Kmと言う数値が、政治家自身から出して欲しいものである。
政治とはこういうもので、始めは安全であるといっておいて、まだ舌の根も乾かないうちに、緊急事態となってしまっている。何を信じればよいのか、これでは、国民は何も信じられなくなってしまう。
30Km 圏内にかかって汁市町村の名前を発表しているが、風向きに注意しなければならないだろうに。
3号機から中性子が検出された、の質問。
これは大変まずいことなのに、何もわかっていないのでは。中性子が出ているということは、核分裂が続いているという事。
400mSvが出ている。
防護服を着ていなければ、遺伝子がやられる数値である。急激に白血球が減少し、症状は吐き気がする。
東京都にもかなり高い数値の放射性物質が飛んで来る。
洗濯は外に干さない、外出はしない。後は花粉対策と同様の事を気休めにするぐらい。
今ヘリコブターで、副島第1原発を撮っているが、被爆してしまっているので早急に呼び返し、対策を講じいるべきである。
11時50分現在灘NHKのヘリが上空から取材している。注意しようとNHKの電話をしてみるがつながらない。
第一原発20~30km圏に屋内退避要請…首相
2011年3月15日(火)11:14
菅首相は15日午前11時から、首相官邸で国民に向けたメッセージを発表した。
「国民のみなさまに福島原発についてご報告を致したいと思います。ぜひ、冷静にお聞きをいただきたいと思います。福島原発については、これまでも説明をしてきましたように地震、津波により原子炉が停止をし、本来なら非常用として冷却装置を動かすはずのディーゼルエンジンがすべて稼働しない状態になっております。この間、あらゆる手立てを使って原子炉の冷却に努めてまいりました。しかし1号機、3号機の水素の発生による水素爆発に続き、4号機においても火災が発生し、周囲に漏洩(ろうえい)している放射能、この濃度がかなり高くなっております」
「今後、さらなる放射性物質の漏洩の危険が高まっております。ついては、改めて福島第1原子力発電所から20キロメートルの範囲は、すでに大半の方は避難済みでありますけれども、この範囲に住んでおられるみなさんには全員、その範囲の外に避難をいただくことが必要だと考えております。また、20キロメートル以上、30キロメートルの範囲のみなさんには、今後の原子炉の状況を勘案しますと、外出をしないで自宅や事務所など屋内に待機するようにしていただきたい」
「そして、福島第2原子力発電所については、すでに10キロ圏内の避難はほぼ終わっておりますけれども、すべてのみなさんがこの範囲から避難を完全にされることをお願いを申し上げます。現在、これ以上の爆発やあるいは放射能の、放射性物質の漏洩が出ないように現在全力を尽くしております。特に、東電はじめ関係者のみなさんには、原子炉への注水といったことについて、危険をかえりみず今も全力をあげて取り組んでいただいております。そういった意味で、何とかこれ以上の漏洩の拡大を防ぐことができるように、全力をあげて取り組んでまいりますので、国民の皆様には大変ご心配はおかけいたしますけれども、冷静に行動をしていただくよう心からお願いを申し上げます。以上、国民のみなさんへの私からのお願いとさせていただきます」
--総理、総理すいません。2号機の言及はないが、深刻な事態なのか
「今申し上げましたように何号機ということなどについて、あの、いろんな現象がありますので、全体をみて現在対応してますので、そういった意味で、一つ一つがどうだという話は東電の方から報告をするとこういうふうに認識しております」
枝野幸男官房長官は15日午前の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所での放射能濃度について、午前10時22分時点で、2号機と3号機の間で30ミリシーベルト、3号機周辺で400ミリシーベルト、4号機周辺で100ミリシーベルトが計測されたと発表、「身体に影響を及ぼす可能性のある数値だ」と述べた。
1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルト。400ミリシーベルトは、1時間で一般人の年間被ばく線量限度の400倍になる。
財団法人エネルギー総合工学研究所によると、500ミリシーベルトで、末梢血中のリンパ球が減少、1000ミリシーベルトで、10%の人が嘔吐を催すとされる。
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現場では、北東の風が吹いているという。
福島第一原発から仙台までの距離は90キロ、東京までの距離は220キロ、大阪までの距離は580キロほど。
ドイツ大使館、国外退避検討を呼び掛け
2011.3.15 13:01
福島第1原発の事故を受け、在日ドイツ大使館は15日までにウェブサイトを通じ、被災地と首都圏に在住するドイツ人に対し、国外退避を検討するよう呼び掛けた。不急不要の用がなく、特に小さな子どもがいるドイツ人に求めている。(共同)
70歳の女性が救出。
また男性も 明るいニュースが。
ロシア軍、極東の住民避難へ準備 自然災害も想定
2011.3.15 13:25
ロシア東部軍管区のシデンコ司令官は15日、東日本大震災とその後に発生した福島第1原発の事故を受け、極東サハリンや北方領土を含む千島列島に駐留する部隊に対し、津波などの自然災害や原発事故を想定し、住民避難などの準備態勢を整えるように命じたと発表した。
東部軍管区は司令官の命令を受け、サハリンや千島列島の住民避難に備えて、太平洋艦隊の艦船や軍の輸送機を集約する計画。同管区は原発事故発生後、影響についてのモニタリング調査を行っている。
同管区は「東部軍管区は軍人やその家族、一般市民を避難させる能力を有している」としている。(共同)
上海市、日本の食料品を測定へ 輸出に深刻な影響
2011.3.15 14:58
福島第1原発の事故を受け、中国上海市の検疫当局は、日本から輸入される食料品に対する放射線量測定を開始する方針を固めた。15日付の上海紙、東方早報が伝えた。
上海市では、日本の果物やコメなどが高級食品として売られている。原発事故の事態悪化を受け、拡大していた日本の食料品の対中輸出に深刻な影響が及ぶのは必至だ。
同紙によると、上海市はまた、大気中の放射線測定を強化している。(共同)
大部分は太平洋に拡散 韓国気象庁が試算
2011.3.15 18:59
韓国気象庁は15日、福島第1原発の事故によって放出された放射性物質が風に乗ってどのように拡散するかをシミュレーションした結果を明らかにした。放射性物質の大部分は日本東方の太平洋に移動し、陸地に向かう量はそれほど多くないとしている。ただ、同庁には放出された放射性物質の量や時間、事故状況に関する具体的なデータはないため「あくまで仮定の話」としている。
同庁は15日午前9時(日本時間同)に事故が起きたと仮定し、48時間後の放射性物質の拡散状況を最新の気象データを使って試算。高度が低い部分と高い部分では気流の状態が異なることなどから、高度1キロ以下と高度1~5キロのそれぞれについて画像化した。
同日午後3時を起点とした48時間後の拡散状況もシミュレーションしたが、午前9時からのものと似たような結果だった。(共同)
放射線測定値に異常なし ロシア極東
2011.3.15 19:01
ロシア気象庁当局者は15日、東京電力福島第1原発の事故を受けロシア極東全域で強化している放射線測定値の調査で日本時間の同日午後5時現在、異常は出ていないと明らかにした。
サハリン州の州都ユジノサハリンスクでは、鉄道などの公共交通機関は通常通り業務を行っている。(共同)
ヨウ素剤の売り上げ急伸 ロシア極東、不安高まる
2011.3.15 19:19
東日本大震災に伴う福島第1原発の事故を受け、日本に近接するロシア極東では放射性物質が甲状腺に害を与えるのを防ぐヨウ素剤の売り上げが急伸、売り切れる薬局も続出し、住民が原発事故のニュースを注視するなど不安が高まっている。極東ウラジオストク中心部のある薬局は「ヨウ素剤の錠剤の売り上げが通常の20倍になった」と話す。
ウラジオストクで放射線測定器を販売する会社のビタリー・アルダノフ副社長によると価格帯が3600~6500ルーブル(約1万~1万8千円)の測定器が14、15の両日で27台売れた。普段の販売台数は週に1~2台程度で、副社長は「日本の原発事故で大騒ぎになっている」と話す。
非放射性のヨウ素剤は事前に飲めば体内への蓄積をある程度防げる。ただ副作用があるため、服用には専門家の指示が要る。(共同)
「最悪の事態想定」 在日露大使館、退避を支援
2011.3.15 19:29
東京の在日ロシア大使館当局者は15日、東日本大震災に伴う福島第1原発の放射性物質漏えいについて「最悪の事態を想定している」とし、外交官やその家族らの安全確保に全力を挙げる考えを示した。インタファクス通信が伝えた。
大使館当局者は、現在日本に滞在しているロシア人に対し、連絡先を知らせるよう要請。日本政府が避難を指示した福島第1原発周辺からの在日ロシア人の退避を支援するとした。
一方で、ロシア人の日本からの避難については具体的に決まっていないと述べた。(共同)
被曝の恐怖、余震…真っ暗な建屋で決死の作業
2011年3月15日(火)20:01
高濃度の放射性物質の放出が続く福島第一原発。
放射能汚染の恐怖と闘いながら、決死の作業が続く。15日朝に大きな爆発が起きた2号機。東電や協力企業の作業員ら800人が水の注入作業を行っていたが、爆発に伴い、「必要最小限」という50人を残し、750人が一時、現場から離れた。 被曝ひばくを避けるため、放射線量が高くなると作業を中断しなければならない。15日午前、隣接する3号機付近で観測された400ミリ・シーベルトの環境下で作業できる時間は15分が限度。津波による被害で、停電も続く。照明がつかないため真っ暗な建屋内で、作業効率はあがらない。余震が続く中、津波警報で作業の中断を余儀なくされることもある。400ミリ・シーベルトを記録したのは、作業員が携帯する放射線監視装置だった。
12日午後、高圧になった1号機の格納容器内の蒸気を逃がすための弁が開放された。格納容器に亀裂が入る最悪の事態はまぬがれた。その弁を開ける作業にあたった男性は、100ミリ・シーベルト以上の放射線を浴び、吐き気やだるさを訴えて病院へ搬送された。
もともと、この作業では、大量の放射線を浴びる危険があった。このため、1号機の構造に詳しいベテラン社員である当直長が作業を担当。「タイベック」と呼ばれる特殊な全身つなぎ服とマスクを身につけ、手早く弁を開けたが、10分超で一般人が1年に浴びてもいい放射線量の100倍にあたる放射線を浴びた。
経済産業省原子力安全・保安院によると、同原発で注水作業に当たる東電職員らは約70人。緊急時対策室でポンプなどを制御しつつ交代しながら格納容器付近の現場で活動している。
中央制御室で監視できる計器も、被災後、故障し計測不能なものがある。遠隔制御も不能で、原子炉冷却のために弁を開く作業も手作業するしかない。福島第一原発は1971年に1号機が稼働した古い原発で、通路などが狭く作業しにくいことも足を引っ張る。
注水が進めば原子炉内の圧力が上昇し、炉の崩壊の危険性が高まるため、弁を開いてガスを外部に放出しながら進めなければならない。ガスは放射性物質を含むため、放出自体は最小限に抑えなければならない。東電の担当者は「バランスをみながらぎりぎりの選択の連続だ」とため息をつく。
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建屋残骸で異常放射線量=4号機建屋に穴2カ所―燃料プール、温度上昇・福島第1
2011年3月15日(火)17:03(時事通信)
東日本大震災で被災した福島第1原発3号機(福島県大熊町)建屋付近で15日未明に検出された毎時400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)の非常に高い放射線量について、東京電力は同日午後、水素爆発で飛び散った3号機建屋の残骸や、使用済み燃料プールの水など高濃度の放射性物質が原因となった可能性が高いと発表した。
同原発敷地周辺の放射線量は、15日午前9時に正門付近で毎時1万1930マイクロシーベルトを記録。午後3時半時点では毎時596.4マイクロシーベルトに下がった。
経済産業省原子力安全・保安院によると、福島第1原発は1~3号機とも、原子炉圧力容器への海水注入が続いている。15日午前に格納容器の圧力抑制室が破損したとみられる2号機の炉内水位は、同日午後1時時点で、核燃料棒の上端より1.7メートル低いところまで回復した。
また、15日午前に爆発し、火災を起こした4号機原子炉建屋の北西側側壁に、8メートル四方の穴2カ所が開いていた。
同建屋内には深さ約8メートルの使用済み燃料プールがあり、783本の核燃料棒が入っているが、通常約40度の水温が14日未明の段階で84度に上昇。核燃料棒は核分裂反応を抑えるホウ素製のケースに収められており再臨界の可能性は低いが、高温のままだとプールの水が蒸発して核燃料棒が露出、損傷の恐れもあるため、東電は海水の注入も検討している。
このほか4号機と同様に運転停止中だった5、6号機でも、使用済み燃料プールの水温がわずかに上昇しているという。
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4号機が暴走して大量の核物質を放出させた8m市報の穴が2箇所穴が開いているという。水蒸気爆発、だという発表、疑問が出る、停止中なのが4号機、水温が80度に上がっていたという説明だが、これでは、水素が発生しようがな、く爆発はありえない。
勘ぐりたくないが、東電は何か隠しているように思えてしまう。例えば、停止して点検中と報告しておいて、4号機は稼動させたままで、停止させていなかったとか...........。
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福島第一1~4号機、依然制御できず
2011年3月15日(火)18:39
東京電力福島第一原子力発電所は、計6基の原子炉のうち4基で、放射能漏れや原子炉格納容器の破損が疑われる爆発や建屋火災など、深刻な事故が相次いで発生し、1~3号機で原子炉が十分に制御できない状態に陥っている。
水素爆発により原子炉建屋が大破した1、3号機について、東京電力は、核燃料の「冷却が最優先」として、炉心への海水の注入を続行。だが、圧力容器内が高圧になっていることもあり、「水が入っているかどうかは確認できない」(東電)という。15日午後の段階では、1号機の水位は依然不足しており、燃料棒の約半分が水につからず露出した状態が続いている。
3号機は同日朝に、建屋上部から原因不明の蒸気の発生が確認され、東電が調査を急いでいる。
14日夕から深夜にかけて、炉内の水位が低下し、燃料棒が2度にわたりすべて露出した2号機は15日朝、原子炉格納容器の下部にある圧力抑制室付近で爆発が起きた。海水を注入しているが、水位は徐々に低下し、やはり燃料棒の一部が水につかっていない異常な状態になっている。
一方、東日本巨大地震の発生時には、定期検査中で運転を停止していた4号機も、15日朝になって建屋で火災が発生した。建屋内には使用済み核燃料の一時貯蔵プールがあり、火災事故に伴って、放射性物質の飛散が懸念されるが、現場に近づけないため、十分に状況を把握できていない。
福島第二原発で、4基の原子炉のうち4号機だけが、冷却水が100度を下回る状態で安全に停止できていなかったが、15日朝に安全停止が確認された。
「日本は事実秘匿」 イスラエル学者が批判
2011.3.15 20:38
イスラエル国内の核施設で勤務経験があるテルアビブ大のウジ・エベン教授(化学)は15日付の同国紙マーリブで、東日本大震災による原発事故に関し「日本は事実を隠している」と主張、「公正で透明性のある」情報開示を行うよう訴えた。
エベン氏は水素爆発が起きた福島第1原発1、3号機について、「日本は原子炉が無傷だと報告しているが、疑わしい。長年使われた炉心には亀裂などが無数にあるものだ」と指摘。
「以前から日本の原子力産業界の幹部は情報をねじ曲げていると批判されてきた」とした上で、今回も「当局の広報担当者は中身のない声明でお茶を濁している」と批判した。(共同)
21時50分こわごわニュースを見ると、制御室から退避させたという話を小耳に挟んだ。また
一歩死に向かっている。
22時30分 弟から、災害救助に出動していた長男が戻ってきたと連絡があり良かった安心した、と言っていた所、テレビが地震警報、揺れだしたので、地震だねと言うと、揺れて無いと言う、そのあと弟の子供たちが駆け下りてくる音がして、揺れたようであり、やはり地震波は、時間の差があることがわかった。
22時31分静岡震度3
22時38分 また揺れた
22時40分 余震か
昨日 :7830歩 起床時間 :4時59分
血圧 :117 68 脈拍 :65 体温 :35.9℃ 体重 :67.7㎏
晴
4時59分突然のゆれで目を覚ます、すぐにテレビをつける。
管首相の記者会見の様子が放送されていた。
菅直人首相は15日早朝、原子力発電所の事故問題などで、政府と東京電力が一体となって情報を入手し、対策を検討するため、東電内に「統合連絡本部」を設置すると発表した。
本部長には菅首相、副本部長には海江田万里経産相と清水正孝東電社長が就く。
これまで東電と政府が別々に情報を発表していたが、連携して情報を集約、
公表するのが狙いという。
そして管首相が東電本社へ向かうような車が出発する映像が流れた。
6時前パソコンの電源を入れブログを書き始める、
地震の対策で、本来なら首相官邸にいなくてはならない首相が、原発問題で陣頭指揮に立たなければならない、この事は、原発2号機または全体で、由々しき事態が進行していることが、疑えるのではないか。
もし、現場で作業している職員などに、退避命令など出たら、それこそ、炉心の爆発が起こるということになる。今後天気も悪くなると言うが、これもまた、最悪の事態となり土地の地下にまで、書く汚染が長期にわたり、広がってしまう事になる。天は見捨てるのか。後はもう神頼み。
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福島第一原子力発電所2号機のプラント状況等のお知らせ
[2011/03/14 22:52更新]
原子力安全・保安院から、福島第一原子力発電所2号機の状況等についてお知らせします。
○本日の主な時系列
【3月14日】
6:50以前 原子炉隔離時冷却系(RCIC)で原子炉に注水しているため、原子炉水位は燃料域で+3,900mm前後(燃料の頂部から3,900mm)で安定。
6:50 原子炉格納容器圧力が上昇
7:44 原子炉格納容器圧力が上昇したため、東京電力は原子力災害対策特別措置法第15条に基づく特定事象発生と判断。
12時頃 原子炉水位が低下傾向(3,400mm)。 海水注入作業などの準備操作を進める。
13:25 RCICの機能が喪失の可能性あるため、東京電力は原子炉冷却機能喪失を判断。東京電力は、同時刻で原子力災害特別措置法第15条の規定に基づく特定事象(原子炉冷却材喪失)と判断。
17:16 有効燃料頂に到達(水位が燃料棒の頂部に到達)
18:06 SR弁開 原子炉内圧力減圧
19:53 SR弁開(2回目)1台目開、2台目準備中 原子炉内圧力を追加で減圧
20:05頃 海水ポンプ再起動
○20:40現在の主要パラメータ
原子炉内圧力:0.81 MPa
原子炉水位:ダウンスケール(計器以下の値)
格納容器圧力:0.42Mpaabs
注入状況:消防のポンプ車2台により、2号機の圧力容器へ注水作業中。
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原子力安全・保安院から、福島第一原子力発電所2号機の状況等についてお知らせします。
本日午前6時10分時点で福島第一原子力発電所2号機で爆発音があったとの連絡を東京電力(株)から受けました。
これにより、サプレッション・チェンバー(圧力抑制室)(注)が損傷している恐れがあります。
(注)サプレッション・チェンバー(圧力抑制室):
タービンの停止により主蒸気をタービンに送ることが出来なくなった場合、この蒸気をベント管等により圧力抑制室に導いて冷却し、原子炉圧力容器内の圧力を低下させる設備。非常用炉心冷却設備(ECCS)の水源としても使用する。
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引き続いて、枝野幸男官房長官がおこなった記者会見の模様が放送された。
枝野幸男官房長官が15日午前5時半過ぎから行った記者会見の内容は次の通り。
先ほど総理のほうから、「福島原子力発電所事故対策統合本部」の設置を報告したが、この件について私から補足的に説明する。
この間、福島第一原発の事故に対しては、事業者の東京電力、そして、そこから報告を受け、
必要な支援や指示を出す政府の立場とで連携をして行ってきた。
未曽有の地震と津波という事態に対して、国民のみなさんにも大変ご心配をさせる状況になっているが、
被害の拡大を抑えるという観点から、一定の対応を進めてきたところだ。
現時点では、三つの原子炉があるが、1号と3号については、冷却の機能が一定の役割を果たしている。
2号炉についても、冷却の作業、水を入れるという作業は一定の効果を上げているが、必ずしも安定した状態ではない。
この状態を一刻も早く安定できる状況にしていくこと、まさに時々刻々変わる状況に対して、
一つにはその対応を適切に行うとともに、国民のみなさんにもしっかりと正確かつ迅速な情報をお伝えする必要があること。
こうした観点から、政府と東京電力が場所的、物理的にも一体化をし、現地の情報を同時に一体に受け止め、
それに対する対応を一体的に判断し、かつ指示を出していく、こういう体制を取ることが、現在の状況を安定化させ、
事態を収束に向かわせる上で、国民の皆さんの必要以上の不安を生じさせないため、
そのために重要であるということを考えて、統合連絡本部を設置することとした。
この対応については、一例でいうと、原子炉の詳細な設計図面等の基礎情報は東電のほうにあるので、
物理的な本部の場所は東電内に設置をして、海江田経産相、原則的にそちらで東電社長とともに同時に情報を受け、
そして一体となって対応方針を出していく。それを菅総理が全体をしっかりと統一的に動かしていく。
こういう体制で正確な迅速な情報を国民の皆さんにお伝えするとともに、時々刻々と変化をする対応の一体化を進めようとするものだ。
こうした体制を確立することで現在の状況を安定化させ、そして、解消に向かわせていく、
そういう方向への体制がより強固なものになると考えている。
なお、こうした本部の設置に対応して、政府の個別の具体的な機関をどう動かしていくのかという対応については、
私がここ首相官邸の場において、総理、海江田経産大臣と密接に連絡を取りながら、行政関係機関等に指示を降ろしていくとともに、
国民のみなさんへの情報発信、説明をする。こうした体制でしっかりと国民の生命、健康を守る。
この対応を、原子力発電所事故に対してはもとより、今回の地震全体の救助、
被災地対策含めて進めていくので国民の皆さんには大変厳しい状況の中にあるが、しっかりと力を合わせて、
この難局を乗り切っていただきますよう協力をお願いする。
【統合本部】
――統合本部を設置するにあたって、ここまでの東電の情報発信の姿勢にどんな問題点があったと考えているのか?
何度か申し上げてきたが、情報を国民に伝えるにあたっては正確な情報であると。
それをできるだけ迅速に提供すること、この二つのことが重要であるということで申し上げてきた。
若干、現地の大変時々刻々変わっていく情報の中で、情報発信のタイミングであるとか、あるいはその正確さの確認であるとか、
そう言う点はさらにしっかりと徹底することで、国民に必要以上の不安を与えないようにして参りたい。そのためにも本部を設置した。
――総理は統合本部に常駐するのか?官邸か?
当然のことだが、この地震対策という観点からも、もちろんこの原発事故の対応は重要だが、現に救助の問題、
そして、被災者の皆さんへの支援の問題、内閣としては大変重要な、万全を期して全力であたっていかなければならない、
その課題の全体の責任者、指揮官は菅総理なので。
従って、この後、まさに今、具体的な、実務的な体制等をしっかりと本部において相談をしているという風に思うが、
菅総理においては両方の責任をしっかりと果たしていくものという風に思っている。
――統合本部の設置の経緯について説明を。
総理も私もそうだが、東京電力と政府の情報集約、情報の伝達、そして、
対応の一体化というものをさらに強化しなければならないという問題意識は、この間、ほぼ共有をしていたと思っているが、
それを本部というような形で物理的にも一体化をする方がより効果的であろうし、
特に時々刻々変化している状況に対してしっかりとやっていくためには不可欠であろうと言うことは、
この夜、今夜、総理のほうから提言があり、みなが「それがいいのではないか」ということで本部の設置と言うことになったものだ。
――統合本部の設置の理由。専門性の高い対応についても政府が主導するのか?
政府にもこの間もそうだが、原子力の保安院、それから、原子力安全委員会というまさに専門家の集団の組織がある。
この両組織の中心メンバー、専門家のメンバーはこの間も首相官邸に常駐し、そうしたみなさんの助言、相談をふまえて、対応をしてきた。
統合本部が設置されるにあたって、こうした皆さんも総理と一緒に東電に向かっているが、
こうした政府の専門家の皆さんと東電の専門家の皆さんと、それ以外のこうした問題に対する専門家の皆さんとの物理的には
東電の場所になるが、そこに一体的に専門家の英知を結集し、そして対応していくと言うことを考えている。
――いままでの対応についても「こういう対応があったのではないか」という疑問があるのか?
具体的に今、様々な事態が進行して、時々刻々と変化する事態に対応しているので、過去の状況を検証しているわけではない。
しかし、まさに様々な英知を物理的にも一体化する方がより迅速かつ的確な判断を進めていく上では効果的ではないかという判断をした。
――今、東電では計画停電の判断をしている時間帯。総理が行くことで東電の負担が高まるのでは?なぜ朝5時に行くのか?
この間、東電に関連して、原発の対応と計画停電で国民に迷惑をかける対応と同時並行で入ってきている。
総理や私はその職責上、その両方の問題に関与してきているが、東電の対応については、まさに対応の内容、
種類が違っているので全く別のメンバーで、別のラインは行っているので、その点の心配、問題はないと思っている。
【2号機】
――なぜ、この時間帯だったのか。2号炉の状態が切迫しているのか?
2号機は切迫していると認識ではない。2号機については、注水がされているが、その状態が安定したものではない。
それは間違いない。それを一刻も早く安定した状態にすることが事態を収束させていく上で大変重要であると。
こういう問題意識は持っている。そうした状況の中で従来から、一体的な運営が重要であろうという問題意識を持っていたが、
じゃあ具体的にと言うことで、そういう判断をいたしたので、それならば、まさに事態、一刻一刻変化をしている状況だから
出来るだけ早いほうがいいだろうと言うことで、早朝だけども、早速実行に移した。
――2号炉。なぜ水が入らないのか。水位計が壊れている、配管から漏れている?
私が1時間ぐらい前、それぐらいのタイミングで、私と同席している海江田大臣だったか、細野補佐官だったか、
現地の吉田所長と直接連絡を取っているが、その時点での認識はそもそも水位計そのものが、これは機能していない。
これは1号機、3号機、2号機と、状態が変化をしていくプロセスの中でいずれもある段階から、
水位計については機能しないということが、この間の経験上なってきている。
水位計の数値が上がっていないということは水位がどうなっているかの判断材料にはならない。
水位がどうなっているかということを見るためには、圧力とそれから実際に水が入っていっているのかどうか。
この二つの関係でこの間判断をしてきている。これは専門家の皆さんのほぼ一致した認識に基づいてそういった判断をしてきている。
そうした前提に基づけば、水が入っている、ただし、入るのが不安定である。これが認識だ。
――弁が閉じてしまったのはなぜか?
弁を開け続けるための機能が不安定であるということが私の理解。
こうした技術的な詳細については、まさに今回統合本部を設置した目的なので、
技術的な側面については統合本部のもとで具体的詳細専門的に説明を迅速に説明していける体制を組み立てている。
――弁の問題は解消された?
まさにそこが安定した状態で収束の状況に向かうプロセスに必ずしも入れていないという中で、
そうした方向にしっかりと進んでいくためにもまさに時々刻々変わっている状況に迅速に対応する必要があると言うことで
統合本部を立ち上げた。
――弁が不安定で圧力が不安定で水が入らない、ということでいいか?
まさに専門家に分析をいただきながらやっているところだが、弁が不安定である、この事実関係は間違いない。
そして圧力が変化しているのも間違いない。相関関係をもって水が入る状態と水が入らない状態があるという風に聞いている。
こうした状態をしっかり水が安定的に入り続ける状況に向かわせるためにも迅速に統一的な対応本部を作った。
――2号炉で水素爆発の可能性は?
2号炉の建家の上部に空気が抜ける蓋然性が相当高いと認識している。
この場合には水素は軽い気体なのでどんどん充満せずに出て行く。
これであれば大きな爆発が起きる可能性は低いと専門家の皆さんのご意見に基づいて認識している。
――現段階で2号炉は空だきの状態?
水位の状態が正確に認定、測定出来る状況ではないが、水が一定程度以上は必ず入っているであろうという状況。
水が入っていく状態が安定しないという状況なのでそうした中で、これの安定をはかっていくという状態。
――安定しない状態が続いた場合どういう被害が考えられるのか。
安定しない状態であっても、きちっと水がある程度入っていて、冷却が出来ている状態であれば、現状が維持されると言うことになる。
しっかりと水で満たして、それが継続的安定的に冷却を続けるという状況に入れば収束に向かっていくと言うことなので
一刻も早くそう言う状態を作りたい。
――統合本部の政治家の体制は?
海江田副本部長、細野補佐官が政治家としては現地に「ほぼ常駐」ということになる。
当然閣議や全閣僚による対策本部もあるし、海江田大臣には原発以外の担当職務もある。
そういったことは副大臣や私が可能な範囲で対応しようとおもっているが、それにしてもそう言った問題があるので、
「ほぼ」といいうことで政治家はその2人。それ以下の体制については、今、東電と相談しながら、
専門家の助言をいただきながらまさに今組み立てているところ。
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福島2号機で爆発音 圧力抑制室か
福島第一2号機で爆発音、圧力抑制室で異常か
2011年3月15日(火)08:17
15日午前6時10分頃、福島第一原子力発電所2号機で爆発音があった。
原子力安全・保安院が会見で明らかにした。原因は不明という。
また、東京電力も同日朝、記者会見し、圧力抑制室の圧力が低下し、何らかの異常が発生していると思われると説明した。
注水作業に直接関係のない社員や作業員は退避させたという。
まさか 爆発と作業員の退避、やはり危機的状態になりつつある。
首相にはかなり重大な報告があったのだ。国民には最悪の事は言えない。
中央制御室にいても、被ばく(被曝)する可能性がかなり高くなる、もしと言う言葉を使いたくないが制御室から人が退避するようなことになれば、これは、制御を諦めたという事で、ほとんど制御が出来なくなり、諦めたということだ。被ばくを避けるためには南半球に逃げるしかなくなるのか。
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圧力抑制室 圧力抑制室とは. 原子炉格納容器の下部にあり、原子炉格納容器内圧力が蒸気等. で上昇した場合にその蒸気を圧力抑制室内に導いて冷却する事で、原子炉格納容器内の圧力を低下させる設備。
また、原子炉冷却材村喪失事故等の非常用炉心冷却系の水源として水を貯蔵しておく役割も持っている。
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北風が吹いている、できるだけ、外出は控えたほうが良い、もし出かけるなら肌を晒さないようにし、防止などかぶっていく。帰宅後はすぐにシャワーを浴び、浴びたかもしれない、汚染物質を洗い流そう。
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計画停電 まさか、原発事故を出来るだけ国民に見せたくないという事か(皮肉)
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北茨城で放射線量上昇 茨城県が発表
(朝日新聞) 2011年03月15日 09時15分
茨城県は15日未明、福島との県境の北茨城市で測定している大気中の放射線量が午前0時20分から上昇を始めた、と発表した。午前5時50分には1時間あたり5575ナノグレイに達した。県原子力安全対策課によると、この値は胸部レントゲン1回で浴びる放射線量5万ナノグレイの約10分1にあたり、健康に影響はないとみられるという。
値は上昇と下降を繰り返している。県は、東京電力福島第一原発の爆発で放出された放射性物質が風で運ばれてきた可能性が高いとみており、「今後の見通しは全く分からない」としている。
風向きが変わったので、こちらに向かって来ている。
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2011年3月15日8時51分
経済産業省原子力安全・保安院によると、東京電力から「福島第一原発の2号機で15日午前6時14分ごろ、爆発音があった」と報告があった、と発表した。格納容器のサプレッションプール(圧力抑制室)が損傷している恐れがあるという。
東電は、注水作業に直接関わらない作業員や社員を、原発の外に退避させることを明らかにした。
保安院によると、福島第一原発の正門では午前7時時点で、毎時965マイクロシーベルトの放射線を観測したという。この量は、「自然界で1年間で浴びる放射線の半分ぐらいを、1時間で浴びる量」と説明している。だが、午前8時31分には、同じ場所で、毎時8217マイクロシーベルトまで上昇している。
午前8時31分現在の第一原発正門での風向きは北東から南西に向け1.5メートル。
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福島第一原発正門付近、制限値16倍の放射線量
2011年3月15日(火)08:53
福島第一原発の正門付近の放射線量は15日午前、制限値の約16倍となる1時間あたり8217マイクロシーベルトを観測した。
同原発2号機では、15日午前6時10分ごろに爆発音があった。東京電力などが明らかにした。
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福島第一原発3号機建屋から蒸気
(読売新聞) 2011年03月15日 08時57分
東京電力によると、15日午前7時5分、福島第一原発3号機の原子炉建屋の屋外上部に蒸気が浮いているのが見つかった。
色や大きさなど詳細は不明。
また、地震発生時には定期検査のため停止中だった同原発4号機の原子炉建屋5階の屋根に損傷が見つかった。損傷がいつできたかは不明。
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1年間で浴びる量の8倍以上の放射線量が見られた。この事で、付近の井戸水、水道水、野外で取れる食料品など、検査が終わるまで、摂取する事は控えるべきである。
天災で打ちのめされているのに、人災で追い討ちする事になるとは、何が原子力発電は安全なのだ。
東京電力は、今後原子力発電を止め、お詫びに市民に無料で太陽発電装置をつけ、夜間と工場等を現在の火力発電と水力発電などでまかなうべきだ。
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11時 首相などの記者会見
とうとう最悪になった。
早く20km件ではなく30km圏内の非難にしておけばよかったのに。
私が、心配していた通り、やはり4号機にも問題が起きており、火災が起きていた。
これで福島第一原発は全滅であるが、地震のせい、であったと言い訳して欲しくない。
今まさに20kmで良いのかとの質問私と同じ考え、30kmにしたほうが、があったが、専門家の先生たちのご意見を聞いて、との返事、チェリノブイリをせめて勉強してくれたら、人の意見など聞かなくても30Kmと言う数値が、政治家自身から出して欲しいものである。
政治とはこういうもので、始めは安全であるといっておいて、まだ舌の根も乾かないうちに、緊急事態となってしまっている。何を信じればよいのか、これでは、国民は何も信じられなくなってしまう。
30Km 圏内にかかって汁市町村の名前を発表しているが、風向きに注意しなければならないだろうに。
3号機から中性子が検出された、の質問。
これは大変まずいことなのに、何もわかっていないのでは。中性子が出ているということは、核分裂が続いているという事。
400mSvが出ている。
防護服を着ていなければ、遺伝子がやられる数値である。急激に白血球が減少し、症状は吐き気がする。
東京都にもかなり高い数値の放射性物質が飛んで来る。
洗濯は外に干さない、外出はしない。後は花粉対策と同様の事を気休めにするぐらい。
今ヘリコブターで、副島第1原発を撮っているが、被爆してしまっているので早急に呼び返し、対策を講じいるべきである。
11時50分現在灘NHKのヘリが上空から取材している。注意しようとNHKの電話をしてみるがつながらない。
第一原発20~30km圏に屋内退避要請…首相
2011年3月15日(火)11:14
菅首相は15日午前11時から、首相官邸で国民に向けたメッセージを発表した。
「国民のみなさまに福島原発についてご報告を致したいと思います。ぜひ、冷静にお聞きをいただきたいと思います。福島原発については、これまでも説明をしてきましたように地震、津波により原子炉が停止をし、本来なら非常用として冷却装置を動かすはずのディーゼルエンジンがすべて稼働しない状態になっております。この間、あらゆる手立てを使って原子炉の冷却に努めてまいりました。しかし1号機、3号機の水素の発生による水素爆発に続き、4号機においても火災が発生し、周囲に漏洩(ろうえい)している放射能、この濃度がかなり高くなっております」
「今後、さらなる放射性物質の漏洩の危険が高まっております。ついては、改めて福島第1原子力発電所から20キロメートルの範囲は、すでに大半の方は避難済みでありますけれども、この範囲に住んでおられるみなさんには全員、その範囲の外に避難をいただくことが必要だと考えております。また、20キロメートル以上、30キロメートルの範囲のみなさんには、今後の原子炉の状況を勘案しますと、外出をしないで自宅や事務所など屋内に待機するようにしていただきたい」
「そして、福島第2原子力発電所については、すでに10キロ圏内の避難はほぼ終わっておりますけれども、すべてのみなさんがこの範囲から避難を完全にされることをお願いを申し上げます。現在、これ以上の爆発やあるいは放射能の、放射性物質の漏洩が出ないように現在全力を尽くしております。特に、東電はじめ関係者のみなさんには、原子炉への注水といったことについて、危険をかえりみず今も全力をあげて取り組んでいただいております。そういった意味で、何とかこれ以上の漏洩の拡大を防ぐことができるように、全力をあげて取り組んでまいりますので、国民の皆様には大変ご心配はおかけいたしますけれども、冷静に行動をしていただくよう心からお願いを申し上げます。以上、国民のみなさんへの私からのお願いとさせていただきます」
--総理、総理すいません。2号機の言及はないが、深刻な事態なのか
「今申し上げましたように何号機ということなどについて、あの、いろんな現象がありますので、全体をみて現在対応してますので、そういった意味で、一つ一つがどうだという話は東電の方から報告をするとこういうふうに認識しております」
枝野幸男官房長官は15日午前の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所での放射能濃度について、午前10時22分時点で、2号機と3号機の間で30ミリシーベルト、3号機周辺で400ミリシーベルト、4号機周辺で100ミリシーベルトが計測されたと発表、「身体に影響を及ぼす可能性のある数値だ」と述べた。
1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルト。400ミリシーベルトは、1時間で一般人の年間被ばく線量限度の400倍になる。
財団法人エネルギー総合工学研究所によると、500ミリシーベルトで、末梢血中のリンパ球が減少、1000ミリシーベルトで、10%の人が嘔吐を催すとされる。
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現場では、北東の風が吹いているという。
福島第一原発から仙台までの距離は90キロ、東京までの距離は220キロ、大阪までの距離は580キロほど。
ドイツ大使館、国外退避検討を呼び掛け
2011.3.15 13:01
福島第1原発の事故を受け、在日ドイツ大使館は15日までにウェブサイトを通じ、被災地と首都圏に在住するドイツ人に対し、国外退避を検討するよう呼び掛けた。不急不要の用がなく、特に小さな子どもがいるドイツ人に求めている。(共同)
70歳の女性が救出。
また男性も 明るいニュースが。
ロシア軍、極東の住民避難へ準備 自然災害も想定
2011.3.15 13:25
ロシア東部軍管区のシデンコ司令官は15日、東日本大震災とその後に発生した福島第1原発の事故を受け、極東サハリンや北方領土を含む千島列島に駐留する部隊に対し、津波などの自然災害や原発事故を想定し、住民避難などの準備態勢を整えるように命じたと発表した。
東部軍管区は司令官の命令を受け、サハリンや千島列島の住民避難に備えて、太平洋艦隊の艦船や軍の輸送機を集約する計画。同管区は原発事故発生後、影響についてのモニタリング調査を行っている。
同管区は「東部軍管区は軍人やその家族、一般市民を避難させる能力を有している」としている。(共同)
上海市、日本の食料品を測定へ 輸出に深刻な影響
2011.3.15 14:58
福島第1原発の事故を受け、中国上海市の検疫当局は、日本から輸入される食料品に対する放射線量測定を開始する方針を固めた。15日付の上海紙、東方早報が伝えた。
上海市では、日本の果物やコメなどが高級食品として売られている。原発事故の事態悪化を受け、拡大していた日本の食料品の対中輸出に深刻な影響が及ぶのは必至だ。
同紙によると、上海市はまた、大気中の放射線測定を強化している。(共同)
大部分は太平洋に拡散 韓国気象庁が試算
2011.3.15 18:59
韓国気象庁は15日、福島第1原発の事故によって放出された放射性物質が風に乗ってどのように拡散するかをシミュレーションした結果を明らかにした。放射性物質の大部分は日本東方の太平洋に移動し、陸地に向かう量はそれほど多くないとしている。ただ、同庁には放出された放射性物質の量や時間、事故状況に関する具体的なデータはないため「あくまで仮定の話」としている。
同庁は15日午前9時(日本時間同)に事故が起きたと仮定し、48時間後の放射性物質の拡散状況を最新の気象データを使って試算。高度が低い部分と高い部分では気流の状態が異なることなどから、高度1キロ以下と高度1~5キロのそれぞれについて画像化した。
同日午後3時を起点とした48時間後の拡散状況もシミュレーションしたが、午前9時からのものと似たような結果だった。(共同)
放射線測定値に異常なし ロシア極東
2011.3.15 19:01
ロシア気象庁当局者は15日、東京電力福島第1原発の事故を受けロシア極東全域で強化している放射線測定値の調査で日本時間の同日午後5時現在、異常は出ていないと明らかにした。
サハリン州の州都ユジノサハリンスクでは、鉄道などの公共交通機関は通常通り業務を行っている。(共同)
ヨウ素剤の売り上げ急伸 ロシア極東、不安高まる
2011.3.15 19:19
東日本大震災に伴う福島第1原発の事故を受け、日本に近接するロシア極東では放射性物質が甲状腺に害を与えるのを防ぐヨウ素剤の売り上げが急伸、売り切れる薬局も続出し、住民が原発事故のニュースを注視するなど不安が高まっている。極東ウラジオストク中心部のある薬局は「ヨウ素剤の錠剤の売り上げが通常の20倍になった」と話す。
ウラジオストクで放射線測定器を販売する会社のビタリー・アルダノフ副社長によると価格帯が3600~6500ルーブル(約1万~1万8千円)の測定器が14、15の両日で27台売れた。普段の販売台数は週に1~2台程度で、副社長は「日本の原発事故で大騒ぎになっている」と話す。
非放射性のヨウ素剤は事前に飲めば体内への蓄積をある程度防げる。ただ副作用があるため、服用には専門家の指示が要る。(共同)
「最悪の事態想定」 在日露大使館、退避を支援
2011.3.15 19:29
東京の在日ロシア大使館当局者は15日、東日本大震災に伴う福島第1原発の放射性物質漏えいについて「最悪の事態を想定している」とし、外交官やその家族らの安全確保に全力を挙げる考えを示した。インタファクス通信が伝えた。
大使館当局者は、現在日本に滞在しているロシア人に対し、連絡先を知らせるよう要請。日本政府が避難を指示した福島第1原発周辺からの在日ロシア人の退避を支援するとした。
一方で、ロシア人の日本からの避難については具体的に決まっていないと述べた。(共同)
被曝の恐怖、余震…真っ暗な建屋で決死の作業
2011年3月15日(火)20:01
高濃度の放射性物質の放出が続く福島第一原発。
放射能汚染の恐怖と闘いながら、決死の作業が続く。15日朝に大きな爆発が起きた2号機。東電や協力企業の作業員ら800人が水の注入作業を行っていたが、爆発に伴い、「必要最小限」という50人を残し、750人が一時、現場から離れた。 被曝ひばくを避けるため、放射線量が高くなると作業を中断しなければならない。15日午前、隣接する3号機付近で観測された400ミリ・シーベルトの環境下で作業できる時間は15分が限度。津波による被害で、停電も続く。照明がつかないため真っ暗な建屋内で、作業効率はあがらない。余震が続く中、津波警報で作業の中断を余儀なくされることもある。400ミリ・シーベルトを記録したのは、作業員が携帯する放射線監視装置だった。
12日午後、高圧になった1号機の格納容器内の蒸気を逃がすための弁が開放された。格納容器に亀裂が入る最悪の事態はまぬがれた。その弁を開ける作業にあたった男性は、100ミリ・シーベルト以上の放射線を浴び、吐き気やだるさを訴えて病院へ搬送された。
もともと、この作業では、大量の放射線を浴びる危険があった。このため、1号機の構造に詳しいベテラン社員である当直長が作業を担当。「タイベック」と呼ばれる特殊な全身つなぎ服とマスクを身につけ、手早く弁を開けたが、10分超で一般人が1年に浴びてもいい放射線量の100倍にあたる放射線を浴びた。
経済産業省原子力安全・保安院によると、同原発で注水作業に当たる東電職員らは約70人。緊急時対策室でポンプなどを制御しつつ交代しながら格納容器付近の現場で活動している。
中央制御室で監視できる計器も、被災後、故障し計測不能なものがある。遠隔制御も不能で、原子炉冷却のために弁を開く作業も手作業するしかない。福島第一原発は1971年に1号機が稼働した古い原発で、通路などが狭く作業しにくいことも足を引っ張る。
注水が進めば原子炉内の圧力が上昇し、炉の崩壊の危険性が高まるため、弁を開いてガスを外部に放出しながら進めなければならない。ガスは放射性物質を含むため、放出自体は最小限に抑えなければならない。東電の担当者は「バランスをみながらぎりぎりの選択の連続だ」とため息をつく。
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建屋残骸で異常放射線量=4号機建屋に穴2カ所―燃料プール、温度上昇・福島第1
2011年3月15日(火)17:03(時事通信)
東日本大震災で被災した福島第1原発3号機(福島県大熊町)建屋付近で15日未明に検出された毎時400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)の非常に高い放射線量について、東京電力は同日午後、水素爆発で飛び散った3号機建屋の残骸や、使用済み燃料プールの水など高濃度の放射性物質が原因となった可能性が高いと発表した。
同原発敷地周辺の放射線量は、15日午前9時に正門付近で毎時1万1930マイクロシーベルトを記録。午後3時半時点では毎時596.4マイクロシーベルトに下がった。
経済産業省原子力安全・保安院によると、福島第1原発は1~3号機とも、原子炉圧力容器への海水注入が続いている。15日午前に格納容器の圧力抑制室が破損したとみられる2号機の炉内水位は、同日午後1時時点で、核燃料棒の上端より1.7メートル低いところまで回復した。
また、15日午前に爆発し、火災を起こした4号機原子炉建屋の北西側側壁に、8メートル四方の穴2カ所が開いていた。
同建屋内には深さ約8メートルの使用済み燃料プールがあり、783本の核燃料棒が入っているが、通常約40度の水温が14日未明の段階で84度に上昇。核燃料棒は核分裂反応を抑えるホウ素製のケースに収められており再臨界の可能性は低いが、高温のままだとプールの水が蒸発して核燃料棒が露出、損傷の恐れもあるため、東電は海水の注入も検討している。
このほか4号機と同様に運転停止中だった5、6号機でも、使用済み燃料プールの水温がわずかに上昇しているという。
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4号機が暴走して大量の核物質を放出させた8m市報の穴が2箇所穴が開いているという。水蒸気爆発、だという発表、疑問が出る、停止中なのが4号機、水温が80度に上がっていたという説明だが、これでは、水素が発生しようがな、く爆発はありえない。
勘ぐりたくないが、東電は何か隠しているように思えてしまう。例えば、停止して点検中と報告しておいて、4号機は稼動させたままで、停止させていなかったとか...........。
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福島第一1~4号機、依然制御できず
2011年3月15日(火)18:39
東京電力福島第一原子力発電所は、計6基の原子炉のうち4基で、放射能漏れや原子炉格納容器の破損が疑われる爆発や建屋火災など、深刻な事故が相次いで発生し、1~3号機で原子炉が十分に制御できない状態に陥っている。
水素爆発により原子炉建屋が大破した1、3号機について、東京電力は、核燃料の「冷却が最優先」として、炉心への海水の注入を続行。だが、圧力容器内が高圧になっていることもあり、「水が入っているかどうかは確認できない」(東電)という。15日午後の段階では、1号機の水位は依然不足しており、燃料棒の約半分が水につからず露出した状態が続いている。
3号機は同日朝に、建屋上部から原因不明の蒸気の発生が確認され、東電が調査を急いでいる。
14日夕から深夜にかけて、炉内の水位が低下し、燃料棒が2度にわたりすべて露出した2号機は15日朝、原子炉格納容器の下部にある圧力抑制室付近で爆発が起きた。海水を注入しているが、水位は徐々に低下し、やはり燃料棒の一部が水につかっていない異常な状態になっている。
一方、東日本巨大地震の発生時には、定期検査中で運転を停止していた4号機も、15日朝になって建屋で火災が発生した。建屋内には使用済み核燃料の一時貯蔵プールがあり、火災事故に伴って、放射性物質の飛散が懸念されるが、現場に近づけないため、十分に状況を把握できていない。
福島第二原発で、4基の原子炉のうち4号機だけが、冷却水が100度を下回る状態で安全に停止できていなかったが、15日朝に安全停止が確認された。
「日本は事実秘匿」 イスラエル学者が批判
2011.3.15 20:38
イスラエル国内の核施設で勤務経験があるテルアビブ大のウジ・エベン教授(化学)は15日付の同国紙マーリブで、東日本大震災による原発事故に関し「日本は事実を隠している」と主張、「公正で透明性のある」情報開示を行うよう訴えた。
エベン氏は水素爆発が起きた福島第1原発1、3号機について、「日本は原子炉が無傷だと報告しているが、疑わしい。長年使われた炉心には亀裂などが無数にあるものだ」と指摘。
「以前から日本の原子力産業界の幹部は情報をねじ曲げていると批判されてきた」とした上で、今回も「当局の広報担当者は中身のない声明でお茶を濁している」と批判した。(共同)
21時50分こわごわニュースを見ると、制御室から退避させたという話を小耳に挟んだ。また
一歩死に向かっている。
22時30分 弟から、災害救助に出動していた長男が戻ってきたと連絡があり良かった安心した、と言っていた所、テレビが地震警報、揺れだしたので、地震だねと言うと、揺れて無いと言う、そのあと弟の子供たちが駆け下りてくる音がして、揺れたようであり、やはり地震波は、時間の差があることがわかった。
22時31分静岡震度3
22時38分 また揺れた
22時40分 余震か