歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

恒例の男声八重唱

2008-06-06 22:42:53 | Weblog
毎年、必ず出かけている音楽会です。
埼玉県の私立高校の音楽科のコンサートです。

音楽と言うと、女性と思いがちですが、なぜかココは全員が男性教師。
今日は16回目のコンサートでした。
観客は、もちろん生徒、父母、学校関係者がほとんどなのですが、中には私のような友達関係で参加(笑い)している者もいるでしょう。
陰でリクエストをするのですが、なかなか応えてくれません。
けれど久しぶりにオペラアリアをしみじみと歌ってくれました。

シモン・ボッカネグラ「悲しい胸の思いは」

他にも大好きな椿姫から「燃える心を」「プロヴァンスの海と陸」など。

8重唱は、独自の編曲をしてあります。
「いつからか野にたって」
「死んだ男の残したものは」
大好きな曲なのですが、聴いているうちに涙が滲んできました。
宗教曲と黒人霊歌も毎回あります。

アンコールの最後には、これも恒例の「うちにお帰り」。


久しぶりに会うと、ひげに白いものが混じっているのが見えました。
私も老けて見えているんだろ~ナア・・・、と。