歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

節分に駆けつけた「福」?

2013-02-04 12:42:34 | Weblog
昨日3日、節分のコンサートでした。
前夜、レナートのクマさんがインフルエンザらしき症状で高熱が出て、急遽代役を探しました。

前の日の、それも23時過ぎ・・・。
この人ならレナートは歌える!
きてさえくれれば、構成を変えてもできる!

とっさの判断で、お願いした堀内君(すみません、いつまで経ってもわたしには堀内君なんです。)。
嬉しいことに、私のお願いなら喜んで・・・!と予定調整して、30分後にはOKのメールが。

今回のコンサートのメイン企画「仮面舞踏会」レナートなら、暗譜している、とのことで構成の変更もなしで演奏ができました。


いやあ!豆をまく前でしたが、充分な福をもらいました!



長い演奏活動の中で、代役を探したのは初めてです。それも本番前の夜に!

声楽は体調が悪いと、歌えませんし、こういうことはあるのです。
本格的なオペラ公演ですと、たいていはダブルキャスト2日公演にしてあるのは、これをカヴァーするため。
私も昔はそうしていました。

クマさん、体調少しはよくなったかなあ・・・。
仕事が忙しすぎて、体力が低下したところへウイルス攻撃されたら、倒れますよね。
回復したら顔を見せてね。
プラス、一曲プレゼントしてくれると、なお嬉しい。
え?だめ?来週はバレンタインだよ~(笑)
あ、逆か。


堀内君は、素晴らしい演奏で引っ張ってくれました。
おかげで、私も普段の練習以上の力で歌わざるを得なくて・・・(苦笑)
これができるんだったら普段から、そう歌えって、ネ。
アリアは、感情移入し過ぎそうになるほど。
私も先週から体調が悪かったのですが、自分でもよい演奏ができたと思いました。
一緒に歌うのは「トスカ」以来です。


インシデントはありましたが、そのおかげでメンバーの息が一つになり、終了後の柔らかな表情が印象深く残りました。

ベッラ・ドンナは、次の練習に向けすでに話が飛び交っています。

私もまだ歌えそうだなあ・・・(笑い)
ソロ活動を始めたころの友人たちは、歌わなくなっている人が増えてきましたけど、こうして付き合える楽しさ、嬉しさは、歌い続けていないと得られないかもしれません。


アマチュア、特に女性歌手は、メインを歌おうと思うと、自分で企画するのが一番確実なんです。
若手もいっぱい、勉強した人もいっぱい、団塊の競争どころではないくらい競争世界です。(笑い)


さあて、また次へ向かいましょう!

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