牛乳は本当に大丈夫、子供たちの安全と未来のために
8月10日宣伝してきました(株)明治本社と筆頭株主銀行みずほ京橋支店、親会社明治ホールディングス前で。
皆さんは、全国のスーパーなどでセシウム入り牛乳が売られていることをご存知でしたでしょうか。
7月9日、新潟県内で売られている宮城県産の牛乳に13・5ベクレル/㎏の放射性セシウムが検出されましたが国の暫定基準値(200ベクレル/㎏)以下だとして、セシウム入り牛乳はそのまま、全国のお店で販売されました。
しかし、WHO(世界保健機関)の基準値は10ベクレル/㎏、ドイツでは子どもが4ベクレル/㎏、大人が8ベクレル/㎏以上摂取しないよう警告しています。
日本の暫定基準値200ベクレル/㎏は、比較するとあまりにも大きな基準値といえます。いったい政府は何を持って200ベクレル/㎏という数字を割り出したのでしょうか。
子どもたちは学校給食で毎日牛乳を飲んでいます。本当に大丈夫なのでしょうか。
どうするの、放射能汚染と私たちの健康
サンデー毎日(7月31日号)が、牛乳の放射性セシウム汚染の独自調査を公表しています。取材した明治・森永乳業は放射性物質の検査をしていないと回答し、雪印メグミルクは、検査を実施しているが「検査結果は、国の暫定基準値を下回っている」と回答しています。いずれにしても「健康と命」に直接関わる食品企業として何の対策も講じない姿勢は、国民消費者の不安が増すばかりで、責任ある姿勢とは程遠いものといわざるを得ません。
儲かればそれでよいのか明治さん
まして明治は、かつて「儲かれば何でもあり」とばかりに牛乳の中に植物油脂を秘かに混入させて、大きな社会問題となった「インチキ牛乳事件」など不祥事が続発。改善を求める従業員を長年にわたって「イジメと差別」で労働者管理を行い、労働争議が40年以上にわたって、現在でも二つの労働争議が続くなど社会的信頼を失っています。
私たちは会社に対し、放射性物質の検査を直ちに行い結果を正しく公表することを求めると同時に、国民・消費者の失った信頼回復に繋がることだとして争議の解決を呼びかけています。
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