11月21日~22日の2日間、明治HD社前座り込み行動に延べ36団体・74名が、明治HD浅野茂太郎相談役と松尾正彦社長に向け、経営判断によって自主的解決を呼びかけました。
(挨拶の一部を紹介)
主催者挨拶として松本議長
明治乳業は儲けるために要求を掲げてたたかう労働組合を潰すために、会社が直接的に手を出せば不当労働行為になるから、インフォーマル組織をつくって労働組合を潰し、会社の意のままになる組合にしたのが本質。
長期にわたるこの争議がなぜ解決しないのか、それは、先の都労委会長の東大法学部教授・荒木尚志と株式会社明治の元社長中山悠と癒着して、不当命令を出しました。それは、福岡の修猷館高校の同窓生であった。そして中山社長時代に東大に5億円の寄付金、すなわち賄賂をしていた、このことが明らかになりました。利害関係にあった事を隠して不当命令を出した。私たちがそのことを知っていたなら、荒木会長に対し「忌避権」を発動していたところであります。この様なインチキによって、明治乳業は勝ったと云っているわけであります。
浅野元会長、中山悠元社長、松尾社長は、速やかにこの争議解決の決断をすることです。私たちは、話し合いで解決することを求めています。そのことを呼びかけ最後までたたかうことを申し述べておきます。
連帯激励挨拶
明乳争議支援千葉県共闘会議事務局長・山城さん
70年代に発生した多くの労働争議は解決し、未だに解決をしないのはこの明治乳業争議だけ一つになっています。私たちは、企業に対しても様々な取り組みをしながら、また、労働委員会や裁判所の場においても行ってきました。いくつかの解決局面もありましたが、ことごとく会社が拒否をしてきたわけであります。
解決ならないのは会社側の姿勢にあります。解決への基本は労使話し合いがなければ解決しません。しかし、会社は一貫して話し合いに応じようとしていません。速やかに応じて解決することを求め千葉県内での運動を強めていく決意です。
東芝の職場を明るくする会・海老根さん
明治乳業は、今年100周年だと云うことだそうですけども、明治乳業争議が解決出来るように会社も考えていただきたいと思います。
会社は、都労委から勝利命令を勝ち取った事を理由として解決を拒んでいますけれども、私たち東芝でも、労働委員会でたたかいましたが、同じような内容、同じような経過を経ながら、東芝ではインフォーマル組織というのは、会社が手を貸して、全部会社の役職者で会社の方針に基づいて結成されたものであるから、自発的な組織と云っても明確に労働組合法に違反する不当労働行為である、こうゆう命令が出されているのであります。
明治の場合都労委は、インフォーマル組織を労働者同士の喧嘩であると決めつけています。また、重要証拠類などをただのメモ・ノートとして扱い、出所不明などと会社の言い分そのものです。東芝の命令からするならば、明乳争議団にかけられた事件もまさしく不当労働行為そのものであり、明治乳業は、一刻も早く争議解決を決断することを強く訴えます。
その他に、JAL客乗原告団・小栗さん
日東整争議団・佐藤さん
建交労埼玉県地本・斉藤さん
差別闘争連絡会・土井さん
JAL客乗原告団副団長・杉山さん
等の皆さん方からご挨拶をいただきました。
22日には、千葉県歌声協議会に参加し活動している「プリマベラ合唱団」の皆さんが支援に駆けつけていただき、明乳争議団歌「星霜」の歌唱指導などしていただきました。
争議団小関団長から、中労委において命令作業がすすめられている。これまでの立証で救済される事に確信をもって運動を進めている。これからの行動に皆さん方のご支援を重ねてお願いし、引き続きのご支援を訴えました。
他にも小さな不正等を長年繰り返している現状です。
株式会社明治について書かれていらっしゃるので一応コメントしました。
記事に関係ないコメントですみません。