全労連副議長 野村幸裕さん挨拶
中労委前にお集まりの皆さんこんにちは。そして、30年もこの不当な差別とたたかい続けた皆さん、本当に心より敬意を表します。改めて全労連は、ここにお集まりの皆さん、そして皆さんを支えている職場のすべての労働者の皆さんと一緒に、一刻も早い明治乳業の争議の解決を強く求めるものです。
さて皆さん、明治乳業はいろんな商品を出しています。それは多様性のある社会を認めているからではないでしょうか。しかし皆さん、食品の多様性を認めるのであれば、職場の多様性も認めて然るべきです。それを差別したり、あるいは分断をしたり、陰でいろんなことをするそれ自体、商品としての価値を落とすそうゆうことではないでしょうか。
明治乳業に強く求めたいのは、改めて、消費者を大切にする労働者を作っていく。労働者の多様性を認めることにこそが、明治乳業の未来を開くというふうに思います。
また、今日は中労委に対する行動です。中労委はきちんと事実を把握し、そして労働者のための判断をすべきだ。こうゆうふうに思っています。
今多くの労働者が職場の中で、イジメやパワハラ、セクハラいろんなことで悩んでいます。そして、その悩みを解決しようと立ち上がっている労働者も沢山います。
しかし、職場や労使関係だけでは解決出来ない問題もある。その時に、地方労働委員会や中央労働委員会が職場の実態、労働者の意見を聞いて総合的に双方を判断する、それが労働委員会の役割です。法律的に正しいか間違っているか、だけを判断する裁判所と大きく違うところと思っています。そのことを改めて中労委は考え、30年間も労働者を苦しませていいのか。そのことを改めて思いすべきだ。そのことを私は強く思います。是非皆さん、中労委に対して、公正でそして労働者の意見を聞いて判断するよう改めて強く求めていこうではありませんか。
今、中労委の委員の任命手続きが始まりました。純中立懇談会やMICと一緒に全労連は、全医労と新聞労連の二人の委員の任命を求めています。是非皆さん、この二人の任命を私たちは今回初めて一般企業担当としての任命を求めている。このたたかいを勝ち取る中で、合わせてこの中労委の民主化、そして、労働戦線の全体としての民主化を勝ちとろうではありませんか。そのことを申し上げまして、全労連、皆さんとたたかう決意を表明しまして連帯の挨拶といたします。どうもありがとうございました。
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