やっとこの日がきました。
ちょっと大袈裟ですけど、まぁ待ってたわけです。
数ヶ月前、去年の何月だろ?真夏の頃でしょか。
ひょいと手にした本に面白いことが載っておりました。
ツルアジサイのドライフラワーです。
この時期といいますか、これからの時期にまっ白な雪の上に落ちているのを、毎冬よく見かけます。
不思議に思いません?
私、どうして今頃落ちているのかなってずぅっと思っていたわけです。
秋の終わりの落ち葉とともに地上に落ちてもいいと思いません?
なのに、雪が積もってから何故か雪の上に落ちている。
それも、たまたまラストのひとつが雪の上に落ちたわけではなく、
なんだかあっちにもこっちにも落ちていたりするわけで。
そんな私の疑問に答えるかのような、
ツルアジサイに関しての記載がありまして。
したたかに生きるツルアジサイと書いてありました。
春一番の風を待って固雪の上に落下し、風輪となって巨木の根元に種子を運ばせるのだそうです。
はぁーっ、賢いというか考えてるというか作戦練ってたのね。
種の保存、種の継続、
そうやって生き抜き繋いできたとは。
確かに落ち葉と共に地面に落ち、上から雪が積もったら。
雪が積もる前の状態でも、
落ち葉に埋もれ邪魔をされて遠くへ転がることも無く、もとの親の樹のそばの可能性大よね。
親と言えども先客になる??
雪の上に落ちたなら、ころころ風に吹かれ転がり飛ばされ、運がよければ大きな樹にぶつかり止って、
春になればその木にぐいぐい這い上がればいいわけで。
でもこのツルアジサイはフライングでしょか。
まだまだこれから雪積もるのでは。
あ、次の雪の前にどこか樹のそばまで転がればいいのか。意外と先手必勝組だったりして(笑)。
そううまくことは進まないから、山中ツルアジサイだらけになってないんでしょうけど。
…私もしたたかに生き残り作戦練りましょか。
あ、これ以上はまずいって?
とりあえずどんど焼き行かなくちゃ(笑)。あ、行く前に調べなきゃ、今年は何日なのか。
あ、まっ白な雪がグレーやダルメシアンのようになっちゃう日ね(笑)。
これも冬の句読点でしょか。