毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 75

2013-12-29 23:59:59 | 

 

毎月9のつく日にやっているこのシリーズも今年はこれが最後となりました。

さすがに12月も下旬になると毎日がおおわらわ、やっと本を読むぞと開いたら、

がくっとカラダが揺れて目を覚ます。本を落として我に返ることも。

読んでいるのか寝ているのかわからん状況でした。

2013年ラストの17ページシリーズ。

この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。

あとは雑文です。

 

 

 

 

 海軍士官候補生<海の男/ホーンブロワー1>/セシルスコット・・フォレスター 高橋泰邦訳

「イェス・サー」とホーンブロワーは言った──この場合は「アイ・アイ・サー」よりもこの

 

 

 

 E.T./W・コツウィンクル 池央耿 訳

奢にできていてね、ちょうどムラサキウンランの根っこのような形をしているのだよ。君たち

 

 

 

今回はこの2冊だけ。ホーンブロワーは、読む時間を取れなくて、読み終えるのに1週間以上かかりました。

 展開が早く、章ごとに分かれているので区切りもつけやすく読みやすいのですが、大きな問題が。

なんと、とっても文字が小さい(笑)。これは辛かった(笑)。

フランス革命当時の英国海軍・帆船を舞台とした話で、フランスとのいざこざや、

海軍の中での序列・階級差などが、時代は前後に大きくずれるけれど、

なにかしら(マイブームに)関連してくる事柄も多く、なかなか興味深い1冊でした。

やっぱりスコット隊(南極探検)の水兵エバンスのことを考えて読んでしまった。

お腹がどんなに空いても辛くても逆らうことも訴えることもせず、黙々と辛い仕事をこなすしかなかったんだろうな。

飢えと寒さで真っ先に死んでしまったけど。

スコット隊ではなく同じ英国人シャクルトン隊長の話ですが、

お腹が空いていそうな人(大柄な人や力仕事に従事した人)のポケットに、

こっそりビスケットを入れてあげていたという逸話が残っています。

どんなに感謝したことでしょうね。なにがあってもボス、あんたについてくぜって気持ちになるわ。

シャクルトンは商船出身、スコットは英国海軍。

話がズレはじめてきました(笑)。

人の上に立つにふさわしい者とは。なんてことを考え、今後のホーンブロワー、どうなってくんでしょねー。

そう、「イェス・サー」と「アイ・アイ・サー」の違いも調べてみたけれど、

これといってすっきりする答えは今のところ見つけられず。もやもやが続くなぁ。

 

 

 なぜ、この年末にE.T.なんだ!!

いやぁ、キングのドリームキャッチャーよ!!

癖になる言葉ってありません?癖になる曲とか、何度もアタマのなかで鳴り響き止まらないフレーズとか。

ドリームキャッチャーの中で、何度か出てくる言葉があったんです。

「E.T. おうち 電話」

これです、これ。これがもうこびりついちゃって離れない。

そうよそうだわ、映画の中でE.T.が言っていた。

交差点の真ん中で突然アタマの中に「E.T. おうち 電話」が浮かんでくる。

携帯が鳴っても「E.T. おうち 電話」と聞こえる気がする。

…ブックオ○へ行き、買ってしまいました。

で、読み始めて驚きの連続。

映画はテレビの放送で見ている。一度か二度。それもずいぶん前に。

E.T.って、子供だと思っていたのに、宇宙老人となっていたのには驚いた!!老人、それも宇宙老人と書いてある!!

おもわず宇宙少年とカブって笑ったぞ。

身長が低いから見た目通り子供だと思い込んでいたんですね、きっと私は。

それに植物学者。そうだったんだ。

なにせ映画は有名すぎるので、細部の記憶の消失に関係なく話の筋書きはわかりきっているのにも関わらず、

小説版E.T.はなかなか胸を揺さぶるものがあり、ついついイカん思いつつ泣けてしまった。

いやぁ、キングのE.T.(地球外生物)は人を喰ってしまうのに(笑)。

もう一度映画のE.T.を観直したい。レンタルしてこようかな。

 

ここで今年読んだ印象に残った本特集をと考えていたのですが、

やはり年末、時間が足りません。

来年はどんな本に出あうんでしょね。大爆笑の本読みたいわ。

今こう書いていて思いついた、過去に読んで「ぶっ」と笑った本はといえば、

「69」、「勇気凛凛瑠璃の色」、「悶絶スパイラル・新作落語カツラ山」、「ザ・万字固め」がぱっと出てきたから、

これはやっぱりかなり可笑しかったんだろうな。

すぐそばに悶絶スパイラルがあるから、今夜はカツラ山を読み直して笑って寝よう。

…、あ、すべて下ネタだわ。いやぁ、性格でしょか。