三角山雪隠れ。
南極、北極をはじめ、シベリア、アンデス、ツアンポーと過酷な本ばかり読んでいたせいか、
今冬は寒さやしばれや吹雪に対する心構えというか受け止め方が全然前とは違う。
目に飛び込む雪の粒も(マスカラには気をつけよう)、凍える風の往復ビンタもなんのその、ずんずん歩く。
気持ちが明るいのよ。
つくづく感化されやすい性質なんだと思います、はい。
さて、いやぁ、今夜は観たい競技が目白押し。目が足りないっ!
カーリングでしょ、アイスダンスでしょ、それにジャンプの団体戦でしょ。
どれもナマで観たいけど、身も心も疲れ果てているのに午前2時まで起きていろってかい。
いや、午前2時ではすまないか。朝までぶっ通しになる危険性大か(笑)。
ジャンプやカーリングはナマで観なくても明日の朝のテレビの扱い方ですぐに結果はわかるのにね。
メダルを逃した競技(あるいは予選落ちとか)と、メダルに輝いた競技の、あの差。
画面を見ただけで一目瞭然。
で、日本の選手の活躍ばかり大きくどどんで、それはそれで気持ちはわかるんだけど、
オリンピックなんだからさぁ、世界各国のすんごい人たちをもっと褒め称え紹介してもいいと思うんだけど。
アイスダンス、すごいわよ。メリル・ディヴィスとチャーリー・ホワイトのペア。昨日も書いたな(笑)。
もうね、女神さまと毛むくじゃらのワンコというか、いや、なんだろ、得意の妄想路線でいくと、
あのチャーリーのぐるぐるもこもこした毛むくじゃらとしかいいようのない髪の毛に両の手の5本指を突っ込み、
頭蓋骨を掴み、引き寄せ、その匂いを確かめてみたい。若草とお日様の匂いがするはずだ。
メリルさんのカラダは美しいですよー。見事に引き締まり、そしてこれっぽちもブレない。
手の動きなんて夢のように美しいし、何気ない動きが何一つない。爪の先まで美を意識して動いてる。すごいぞ。
それに速いし、リフトでぐるぐる巻きにされても優雅な笑顔は崩さない。
そしてこの二人、動きが鏡か影絵のよう、エッジの向き、角度まで同じなんだから人の域を超えている。
あぁ、こんなに美しいアイスダンスを観られて私は幸せだぁ。
チャンスは今夜よ!お見逃しなく。