七五三兵衛。さて、なんと読むでしょう。
ほとんどの人は「しちごさんべえ」か「しちごさんひょうえ」と読むのではないでしょか。
正解は、「しめのひょうえ」です。
どこをどうして「しめ」と読むのかと調べてみたら、しめ縄からきているそうだ。
「しめなわ」を漢字で書くと「注連縄」と書きますが、「七五三縄・しめ なわ」とも書き、
ここから「七五三」だけで「しめ」と読むそうになったそうです。
ちなみに七・五・三はぶら下げた縄の本数なんだそう。
子供の成長を祝う行事の「七五三」からきてるのかと思いきや、しめ縄からきた言葉なんですねー。
と、由来を書くつもりなんてこれっぽっちもなかったのに、
こんなに時間を割いてしまった…。そしてこの仕入れた知識も数回眠れば忘れてしまうんだろな…。
その七五三兵衛。
先日、村上海賊の娘上下巻揃って図書館から届いたということを書きました。
上巻の序章、第一章と読み進めていくうちに、これは買って損はないと判断、
図書館本は返却し、紀伊国屋書店へ買いに走った。
ひゃっほー。新しい本はいいもんだ。
で。
村上海賊の娘に登場する重要人物の一人が眞鍋七五三兵衛。
小説の中ではほとんどが名字を省いた「七五三兵衛」で出てくるのですが、
これが何度アタマに叩き込んでも「しめ」という言葉の代わりに「しちごさん」が先に出てきてしまう。
「しちごさん」まで出てきてから、あ、いや、これは「しめ」だ、「しめのひょうえ」だと訂正をいれる。繰り返し。
嫌になるくらい直らなくて、ほとほと情けない気分になってしまいます。
それはさておき、この本面白いですわ。いやぁ、読み終わるのがもったいないけど、早く先を知りたくてうずうず。
今日明日中に上下巻読了してしまいそう。
書いている最中に思い出したのですが。
リサとガスパール。知ってます?
これがそのリサとガスパール。
先月娘が帰省していたとき、『リップクリーム、どこ?』と訊いてきた。
『リサとガスパールの箱の中』と言いたいのに、リサとガスパールの名前が出てこない。
『あれ、あの、その、箱よ、箱の中よ、ヤギ、黒と白のヤギあるでしょ』
ヤギ…。どうしてヤギがでてきたのか、自分でもよくわかりません…。
さ、七五三兵衛読むぞ。七五三と書いて「しめ」。
忘れたわけでも読めないわけでもないのにね。
だんだん何彼と不安になってくるこの頃です。