毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

立派な

2018-07-13 23:41:41 | パワーアップ希望な日々 2018

 

慎みのない話となってしまいますが。

 

私は骨が好きというか、筋肉や骨格に興味をもっていて、

カラダが弱いというと冗談だろと思われそうですが、実はあまり元が丈夫ではなく、

それゆえなんとか長持ちする方法は、正しい使い方と鍛え方はと、

それが正しいのか間違えているのか、手探り・暗中模索・日々実践。

自らが実験台試作品と化し、娘に言わせると「どこに向かってるんだ」となるのですが、

骨格標本、人体模型があると欲しくなるし、

ホネホネ君にあうと、背負って家につれて帰りたくなってしまう。

 

 

先日継母の葬儀がありました。

継母も義母も骨粗しょう症が進んでいて、

そのお骨は骨から遠く離れてしまったような、

原型をほぼとどめないスカスカな欠片、カサカサ音が鳴る小さな骨が大半で、

骨壷に簡単に納まってしまう脆さと量でした。

 

 

で、その火葬場というのが昔からある古い古い建物で、

札幌の火葬場は、お骨を拾う場所は個室化していたと記憶しているのですが、

ここ、継母のときの火葬場は(ここで私の母も父も荼毘に付されている)個別化してないオープンスペース、

時間帯が重なれば他家とご一緒してしまうつくりになっていて、

私たちのほかに、もう一家もう御一体、いらしていたんです。

 

 

継母のお骨を拾っている横で、もう御一体がちょうど炉から出され、

係りの人がご遺族を招く前の準備に入り始めたのですが、

衝立もなにもない真横なので、いけないと思いつつも目がそのお骨にいってしまい…。

で、これが衝撃的でして。

継母も義母も骨粗しょう症、父も義父も80代、間違いなくそれはお骨だったのに対し、

隣に現れたのは、お骨というより、骨だった。

遺影をみると、同年代かもう少し若い世代の男性で、

骨が丈夫だとあれだけ原型をとどめるものなのか、

それとも時間の問題なのか、あまりにも生生しくて、ご遺族にとってはさらに辛かったのではなかろうかと。

 

 

でもわが身に置き換えると、焼かれてもあれだけ頑丈な骨というのも憧れるな。

食事OK,運動OK,お日様ばんばん浴びてるし、この調子か。

というわけで、何を書いているのやら。

こわいくらい立派な骨でした。