土曜日に義母の一周忌の法要があり、
継母と命日が一週間違いなんですね、選べるわけではないですけれど、そうなった。
来年は義母の三回忌と継母の一周忌となるわけだ。
で、義母の法事の話です。
私の実家と夫の実家とでは宗派が違い、いろいろ用意しなくちゃならないことがあり、
最重要事項としては、御霊供膳(おりくぜん)と積み団子を作ること、これが結構なプレッシャー。
それでも義父の葬儀や法事、お盆お彼岸と何回も経験を積み、
今では御霊供膳にあれこれ悩むこともなく、ぱぱっと用意できるようになったし、
積み団子だって、昨年の義母の葬儀の際には葬儀社の人からお褒めの言葉を頂いた。
どうも積み団子を作れない女と見られていたようだ。
そう、私は団子マスター、のはずだったのに。
積み団子をご存じない方もいらっしゃるとは思いますが、
上新粉に熱湯を混ぜ、捏ね、等分に丸め、4段に積む。
20個のころころを10個、6個、3個、1個と4段のピラミッドみたいに組み、
それを蒸し器でしゅんしゅんと蒸し、その後急速に扇いで冷やしツヤを出す。
どうだ、もう私は団子マスター、余裕のよっちゃん化したのが大間違いで、
水(熱湯はやめて今回は水でトライ)をいれすぎ、
ちょっとユルイかなあと思いつつも丸めて積んだら、重さでぐずっと崩れてくる。団子崩壊。
慌ててボールに戻し、上新粉を追加、こめて丸めてまた積んで。でもまたぐにゅっと団子崩壊。
4回やり直し、なんとか積んだけど、いやぁ、粒の揃わない、
なんとも不細工な積み団子が出来上がってしまった。
どの角度、どの面からみても救いのない不細工さ。
マメな人はお団子一粒一粒計測するらしい。
計測まではしなくとも、次回はもう少しましな積み団子を作らなきゃね。