「アンソロジー おやつ」というおいしそうな本を、
この空腹・夕食前という危険極まりない時間帯に読んでいるのですが、
そのなかで「あれ? 」という話が載っていた。
伊集院光氏の3時のおやつの話で、その箇所をそのまま数行書き写します。
母親のおやつで思い出すのが、「お弁当のサンドイッチを作ったときのあまりの食パンの耳を油で揚げて味塩をかけたもの」。料理好きの母親がよく作ってくれて、たまにカレー粉をまぶしたものやシナモンシュガーをまぶしたものがあった。 ━「アンソロジー おやつ」 130頁引用━
私の母も食パンの耳を油で揚げたおやつを作ってくれたけれど、
味塩(アジシオとカタカナではなく漢字を使っている)ではなく砂糖をまぶしていた。
そう、からっと揚げた茶色の香ばしい食パンの耳は甘かったのよ。
いまでもあの匂いとさくっとした歯ごたえ、
口の中で広がる油と砂糖と熱々パンの味を思い出せる。
味塩味は食べたことがない。
砂糖をまぶすのより味塩味のほうが一般的なのか?
え、よその家ではどうだったのだろう。
気になりクックパッドを見てみると、砂糖・グラニュー糖がほとんど。
ガーリックパウダーやマジックソルトが「甘くない パンの耳」で出てはくるけど少数派。
味塩をまぶした食パンの耳はどんな味がするのだろう。
意外とポテチ系に近いのか。無限に食べられそうな(笑)。
カレー粉には心が動かないけれど、シナモンシュガーは美味しそう。
って、私がシナモンシュガーをたっぷりとかけたトーストを初めて食べたのは記憶が曖昧だけど成人してからのはず、
そうなると伊集院光家はハイカラというかそのころすでにシナモンシュガーを知っていたのだな。
ガーリック系ってこれってかなり私好みのつまみになりそうだ(笑)。無限おつまみ。おやつ枠外。
お腹がすいたので、晩御飯を作ろう!
* 2時間半後、食後まったく空腹ではなくなると、
油っこいのはもうこの齢だといいよなとか、きついよなとか、
ころっと変わってしまうのは仕方ないことなのだろうか。