古い友達宛てに出した喪中ハガキが「宛先不明」で戻ってきて、
そういえば住所変更の案内が春先にきていたことを思い出し、
保管場所を探してみたけれど見つからず。
すぐに連絡先変更をしなかった私が悪い。
それで同じグループのもうひとりの古い友達に「新住所知ってる? 」とメール送信。
新住所だけでなく、わんさか盛りだくさん情報を返信してきてくれた。
筆不精というのもなんだけど、
いまどきメールもLINEも無料通話も便利なツールが溢れているのに、
私は友達間でほとんど連絡をとっておらず、
しいていえば年に一度の年賀状が近居報告知る知らせるで、
連続して喪中が続いていると、もう知らないことばかり。
なんとメールの友達は娘さんが出産し、おばあちゃんになっていた!
しかもメロメロとろけそう。
娘さんには数回会ったことはあるけれど、結婚出産していたとは驚きだった。
驚きの先にさらなる驚きというよりショックな文面が待ち構えていた。
この古い友達というのは高校の同級生で、
同期の誰もが知っている(おそらく)男子○○君が今年の夏、肺がんで亡くなっていた。
最後に話したのは何年も前の同期会のとき。
同じ齢、全然病気とは無縁そうな人なのに、もうこの世にはいないなんて。
独身なのか家族がいるのか、ご両親はいらっしゃるのか。
いろいろ考えが浮かび、近しい間柄ではなかったのに、えらく落ち込みました。
同期生が亡くなるってショックなものなんですね。
が、そこにさきほどの彼女がお孫さんの画像をどひゃどひゃ送ってきてくれた。
か、かわいい。小さい。なんてふにゃふにゃ。
赤ちゃんの匂いと体温まで伝わってきそう。
あまりのかわいさに感激し、かわいい連呼で返信すると、
「Live Photos」でふにゃら~っと表情がかわるのまで送ってくれた。
Live Photos、恐るべし。もたらす効果に初めて納得した(笑)。
亡くなる命があれば生まれてきた新しい命もある。
しかし、自分の娘の子供でもない新生児の画像なのに、
ここまでがっくり落ち込んだ心にふわ~っとパワーを注いでくれるとは。
赤ちゃんのもつ力って、すごい。