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毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

小樽海岸自然探勝路~オタモイ海岸

2008-05-03 20:25:25 | 小樽
真っ青な海と断崖絶壁の絶景が見たい…
以前から心魅かれてた小樽海岸自然探勝路に行ってきました。
あの絶景と、断崖絶壁の急斜面に咲く桜を見たかったのです。

さて、私は車移動ではありませんから、
札幌から高速バス、小樽駅からまたまたバスで移動しまして、
「オタモイ団地」で下車。
晴れてます、車中から見た海岸線はちょっと霞んでいますが…

あった、標識。



もちろんオタモイ海岸を選択。1.5㎞も先なのね。
最初から坂の洗礼を受けます。さすが小樽だわ。



来た道を振り返るとこんな感じです。
夏場は照り返しがキツそうじゃ。

と、唐突に、



唐門が見えてきました。



おお、実物じゃわ。ここでちょっと休憩。
この唐門の裏が小樽海岸自然探勝路の入り口ですが、
こちらへはすぐには行きません。
まずはオタモイ海岸を目指します。

ほら、



左端がずばり現在地でして、そこからぐにゃぐにゃ海へと道が続いてます。
(これが実はヤバい品物だった…)

で、ご存知の方も多いと思うのですが、
オタモイ地蔵尊へ続く断崖絶壁の恐怖の絶景路、
崖崩れ&落石で2本とも通行止めになっております。



駐車場奥の入り口は見事に閉鎖しております。
上の案内板では、もう1本のトンネルくぐりの道は通行止めの表示はありませんが、こちらも通行止めなはずです。
ちゃんと電話で確認しましたからぁ。



さきほどの唐門もそうですが、昔、一大娯楽施設があった場所です。
さぁ海に向かってGOです。
っと威勢良く勢いだって歩き始めたのですが、
うわぁ、予想以上の九十九折、舗装はしてありますが、
そのヘアピンカーブの連続は半端ではありません。
F1モナコGPローズヘアピンの連打です。



奇岩登場。のちにこれを遠くから眺めることに。
ずんずんぐるぐる下っていきますと、
波の音と潮の香りが強くなってきて、やっと駐車場に到着。



うわぁ、来た~っ、私。ちょいと霞んでおりますが、すんごい眺めです。



この中腹の崖っぷちがオタモイ地蔵尊に繋がっていまして、
手掘りのトンネルや展望台があるのですが、



と、なっておりますが、



と、なっております。私が開けたのではありませんから。

で、あれ、人が歩いているんですわ…
ソロが二人そろそろと。れれれ??
私は行きたい気持ちを押さえ、海辺に続く道を下りて行きます。



急です。駐車場には車が数台、人もいたのに、
誰もこの道には進まないようで…
てやんでぇ、あたしゃずっと九十九折を歩いてきたんだぜぇ。
車でひょいっと来たくせに、この軟弱者めが。
と、毒づいてみたものの、実は私も相当の軟弱者ですから…

ひぇ~い、到着。



頑張った者が見ることの出来る景色です。←えらくデカく出てるぞと。

うひゃぁ、透き通ってますっ。





手を入れてみた…冷たいぞ。
舐めてみた…しょっぱいぞっと。懐かしいあの海の味でした。

岩に腰掛け一休み。



帰りたくないな、これは。
いつまでもぽけ~っとしながら海を景色を眺めていたいぞっと。
それにあの九十九折戻るの勘弁だなと。
しかし重い腰を上げ歩き始めたのでした。ゴールはまだまだ先ですから。



さっき歩いた道を戻ります。
でも、せっかく来たのならみんなここまで下りてくればいいのにね。
シンドイけど楽しいのにね。

と、先程の通行止め半開きのゲートから、
観光客風の4人組が入っていく…
どうなっているのでしょう?
がけ崩れとか知らないで行くのか、
知っているけどここまで来たから進むのか…

私?進みません。本当は行きたいんですよ、せめて一つ目の門まで歩いて眼下に広がる青い海を崖っぷちから見おろしてみたい。
でも、何かあったら怖いですから…
落石だって、三角山採石場で見たことがあります。
ちっちゃな石でも、加速して岩にぶつかって、思わぬ方向に飛んでいきます。
ここでケガしたり、新聞沙汰になってしまったら…
娘の泣く顔は見たくありませんからぁ。


夢の跡。



九十九折、確か七曲の坂と言われているなと思いつつ、
最初のコースとしてはヘビー級よね…
もうヘアピンコーナーはアウトインアウトの鉄則に基づき歩きます。
こんなところでF1が役に立ってるぞっと。



これの連続ですから。車でお越しの方はお気をつけください。
曲がりきれなかったら転落です…
通り過ぎる車を横目にてくてくぜぇぜぇ、
桜の花びらが舞う道を、先程の唐門まで戻ってきました。
ちなみに、私のG-ショックで高度差を測ってみたら、
先程の海岸から唐門までの標高差は160㍍…

唐門から小樽海岸自然探勝路の小道へと進んだのでした。




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