毎月9のつく日にやっているこのシリーズ。
気になる人は気になるだろうし、パスの人も大勢いるんだろうな
今回は一回休みにしようかと考えたほど、冊数がありません。
意外と出入りが多かったのと、全4巻の2巻目でとことんスピードが落ちたから。
いやぁ、まいったまいった、まいったバナナは目でわかるですわ。
?
読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。
(今回はキワドい言葉が含まれていないことを祈った祈った・笑)
いやぁ、キワドい言葉が含まれているときは、どうすればいいんでしょね(笑)。いつか来るぞ、きっと。
ドリームキャッチャー 1/スティーヴン・キング 白石明 訳
て出かけるときにかぎられているし、去年の十一月にはまだローリー・スーとの関係も
ドリームキャッチャー 2/スティーヴン・キング 白石明 訳
「はあ?」
数年前に書いたことがあると思いますが、私はキングの「ぼくちん期」の小説が物凄く好きなんです。
小学校の中・高学年あたりからかな、声変わりや下半身の変動(笑)、
○○○とか下な言葉大声で叫んで歓び駆け回っている男の子たち~第二次成長期~きらきらした少年期に別れを告げる、
そんな過渡期の男の子たちをかいた小説が大好きなんです。
キングって本当、少年時代の回想がとてつもなく上手い。
ドリームキャッチャーとは、魔よけのお守りこと。悪夢から守ってくれる。
私もひとつ手に入れたい。
いま、ひとつの悪夢が魔よけ(ドリームキャッチャー)をすり抜けてしまった・・・・・・
メガトン・クラスの悪夢、開幕!
いやぁ、キングの本って汚い言葉が多いんだけど、今回はもう洪水のようなスラングの大群。
さきほどの「まいったバナナは目でわかる」はまだOKだけど、出るわ出るわ、
汚い言葉卑猥な言葉スラング排泄物嘔吐下半身満載。不快な言葉・描写がてんこ盛り。
だけどね、それはそれで置いといて、この4人ともう一人ダディッツ、この話にぐんぐん引き込まれる。
正直に言いますと、前半は(ハズしてしまったかな、これ4冊もあるのにどうしよう)と思ったんです。
汚いし、話の筋がつかめない、いつまでたっても何が何だかよく分からない。
過去の話が少しずつ少しずつ織り込まれていって、話がやっと見え始め、
そしてダディッツのあの場面では、泣きだしそうになってしまった。
私は転校ばかりで、幼馴染とか、子どもの頃から同じ地域で育った友達とかいなくてね、
より一層こういう話に惹かれてしまうのかもしれないな。
1巻目はすいすい順調に読み進めていたのですが。
2巻目でぴたっと勢いが止まってしまった。
この4人とダディッツの部分はすらすら読めるのに、部隊の話になるとこれが全然受け付けない。
数ページ読んでは違うことをし(おもにスマホいじり)、また手にとっても数ページで置くの繰り返し。
何度投げ出しそうになったことか。
でもね、ほら、きっと何かが待ってるに違いない、メイン州だしデリーだし。
この4人とダディッツの話はやっぱり捨てられないわ。
なんとかかんとか2巻目を読み終え、今は3巻目を読んでいるのですが、
これが勢い復活、寝る間も惜しんでとは言いませんが、それに近いかな、ぐんぐん読んでいます。
で、キング作品って過去の小説にリンクしているのがわかるとまた面白さ倍率どんでして、
3巻には給水塔や荒地、〈はみだしクラブ〉にピエロのペニーワイズまで出てきて感慨ひとしお。
それに言い回しや引用がたまらない。
―ハロー、暗闇、ぼくの旧友よ。 サイモンとガーファンクルよ。サウンド・オブ・サイレンス。
これは大失敗だ。そして人生はこんなふうに一変し、二度と元にはもどらないのである。
英国ブーム、南極ブーム、そしてキング愛復活(笑)。
とまぁ、今日(今回)ほど興味のない人には面白くもなんともない、17ページ6行目でした。