【Live Information】
8月3日(木)
西宮 スリーコーズ
西宮市櫨塚町1-14 光永ビルBF (tel 0798-55-5184)
【出 演】 田中ヒロシ(drums)、藤井那穂子(sax)、皆木秀樹(bass)
【料 金】 ミュージックチャージ2200円+付出し代550円+飲食代
【時 間】 開店18:30 開演19:30 (2回ステージ)
8月5日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 西真理子(guitar)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
8月12日(土)①
岡山 御津スポーツパーク
宇甘東地区納涼まつり
岡山市北区御津高津1566
【出 演】 川上遥菜(vocal)、皆木秀樹(piano)、ブン(bass)
【料 金】 無料
【演 奏】 18:40~19:10(納涼まつりは18:30開会、21:00から打ち上げ花火あり)
8月12日(土)②
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 新宅巧治郎(trumpet)、古山修(guitar)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
8月14日(月)
岡山 ピアノ・バー
岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
【出 演】 西真理子(piano)、皆木秀樹(bass)、池田拓史(drums)
【料 金】 1500円(飲食代別途)
【演 奏】 20:30~、21:30~ (2回ステージ)
8月18日(金)
倉敷 天満屋倉敷店 屋上ビアガーデン
倉敷市阿知1-7-1 (tel 086-426-2111)
【出 演】 田中ヒロシ(drums)、藤井那穂子(sax)、皆木秀樹(bass)
【料 金】 飲食代のみ
【演 奏】 19:00~19:30、20:00~20:30
8月26日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 フェリーペ中村(guitar)、クロミツ(violin)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
※岡山 GROOVYはしばらくライブがお休みとなります。
しかし洋子さんからのたってのお願いと、またやはり根っからのジャズ好きで知られる常連のSさんからの後押しがあり、その気持ちをありがたくいただくことにいたしまして、わたくし皆木秀樹がGROOVYの2代目店主として後を引き継ぐことになりました。
再オープンの日は
その日の営業時間は、13時から22時くらいまでを予定しています。
なにぶん自分の演奏活動もありまして、今現在いただいている自分のライブもそのまま活かすつもりにしています。
したがって店休日は不定休、しかも営業時間も平日とそれ以外では異なったりと、ちょっとややこしい形態でひとます出発しますが、作成中のホームページとSNSを活用して、こまめにスケジュールをアップするつもりです。
当面は、基本的には、
にしようと思っています。
そしてそれらの出来事は、改めて縁だとか、自分についてだとか、いろんなことを考える良い機会でもありました。
お店の営業と自分の活動を通じてそれが何であるか、分かってくださる方にはいつか分かっていただけたらそれでいいかな、と思っております。

ただいま店内でいろいろと作業中です
MO:GLAの社長の福武さんとも長い付き合いですが、その福武さんと先代の洋子さんは、なんと中学校の同級生、しかもお店のオープンが両店とも25年前、そして両店とも今年いったん店を閉じて新たに再生、しかも両店とも田町で音楽を奏で続けるというなんとも奇遇な関係です。
これまた不思議ですね~。
何はともあれ、皆々様には今後ともお引き立てのほどどうぞよろしくお願いいたします。


【8月1日~8月13日の営業日】
8月1日(火)18:00~23:00
8月2日(水)18:00~23:00
8月7日(月)13:00~19:00
8月8日(火)18:00~23:00
8月13日(日)13:00~21:00頃

【Live Information】
神様の前で演奏させていただく機会というのはそんなにあることではないのですが、今年の七夕(正確には7月8日)には、岡山市の北にある御津金川にある七曲神社の拝殿で演奏させていただきました。
「七曲七夕みたま祭り」です。
声をかけてくれたのは、以前ミュージカルの伴奏をした時にステージを共にして以来仲良くしてくださっている地元御津金川の女優・歌手の川上遥菜さん。
「皆木さん、ピアノをお願いしてもいいでしょうか」
ピ、ピアノ
ぼくはベースがメインなのは知ってますよね、ミュージカルで一緒だったもんね
そりゃ確かに多少は弾けますし、なんなら(どうしてもピアノが見つからない時限定で)弾きに行くこともありますが、歌の伴奏なんて・・・
大丈夫かしら
助けてくれるベースがいれば、という条件で引き受けてみたものの、誰かに頼ることばかり考えず、やっぱりまず自分がしっかり弾くことを考えねば。
とりあえず頼れるベーシスト、ブンちゃんが「ハイハイやりたいやりたい」な感じで引き受けてくれて、まずは安心しました。
ピアノのほか、「たなばたさま」のアレンジもしました。
これは自分で言うのもアレですが、まあまあいい感じなんじゃない?、と自画自賛してみます
いやいや、そんなことより心配なのは天気です。
6月下旬からずっと不安定な天気の岡山市。予報を見ると当日は傘マークなのです。
でも、荒天でない限り雨でも決行するということなので、雨が降った時の準備だけはぬかりのないよう整えておきます。
七曲神社はかつては七曲大明神と称されていて、もともと戦国武将松田氏の氏神だったのですが、長禄元年(1457年)に相模国(神奈川県)の七曲山から御津に移ってこられたそうです。
550年前の文明5年(1473年)、松田元就が七曲大明神を金川城下に移しました。しかし松田氏は、455年前の永禄11年(1568年)7月7日に宇喜多氏によって滅ぼされてしまいます。それ以降御津金川の地では七夕が盛大に祝われることはなかったんだそうです。
宇喜多家の治世では七曲大明神は顧みられることがありませんでしたが、江戸幕府が開かれた慶長8年(1603年)に日置忠俊が御津金川を賜ると、新たに築いた城の東に大明神を移して復活させ、手厚く保護しました。現在の地に移ったのは、寛文9年(1669年)のことです。
七曲神社は今年で創建550年。この記念すべき年に七夕祭りを復活させようと、地元の方々や高校生たちが企画実行したのが、この「みたま祭り」だということです。
当日は朝から空がどんより。
湿度も高くて、いつ降り始めてもおかしくないくらい。
搬入、リハーサルと、どうにか天気はもったんですが、18時くらいから本格的に降りだしました。
ちょうど獅子舞が奉納されているときで、境内は一斉に傘の花が開きます。
それにしても、昨今の気候ってやっぱりおかしい。
ぼくが子供のころは、最高気温が33度の日なんてほぼ記憶になかったのに、今では普通に最高気温が35度を超えていたり。
夕立のあとなんかはきれいな青空と涼やかな空気が気持ちよかったのに、今の夕立は雨があがってもサウナの中にいるように蒸し暑く、なんなら雨の降り方だって、あんなの夕立じゃなくて「スコール」です。
現場に来ていた某学校の先生も、「東南アジアの気候そっくりですよ」と言ってました。
ほんとうに危機感を覚えます。
それにしても想像以上の人出で、たいへんな賑わいでした。
金川の氏神様だけに、地元の方々にとても親しまれているんでしょうね。
初めて「バンマス(バンドマスター=平たく言えばリーダーです)」を務める遥菜ちゃん、いろいろ気を遣わなければならないし、緊張もしていたと思うけど、本番が始まるとさすがです。
落ち着いていたし、滑舌や発声がしっかりしているからMCの内容もしっかり伝わるし、なにより堂々とした歌いっぷりはステキでした。
これからもっともっと地球レベルで伸びていってほしいなあと思いました。
普段頑張っているからね、先がとっても楽しみです。
本番前には三人で本殿に向かって挨拶しました。
傘がないとあっという間にずぶ濡れになってしまうくらいの雨でしたが、たくさんの方が演奏の始まりを待ってくださっていました。
ありがたいことです。
ピアノは危なっかしかったですが、ブンちゃんのベースにしっかり支えてもらいました。
まあ、いい雰囲気の演奏になったから、許して~
最後はアンコールまでいただきました。
雨が降ってはいましたが、「夜空」をキーワードに、思い立って「見上げてごらん夜の星を」をルバートで弾き、これをイントロに使った「上を向いて歩こう」を聴いていただきました。
たくさんの拍手と歓声と笑顔、地元の歌姫・遥菜ちゃんが見事に盛り上げました
演奏後は、ぼくは岡山市内のバーでまた演奏があるので、大急ぎで撤収して雨の中車を走らせましたが、なんだか「よくやった感」みたいなものを味わうことができました。
ぼくもこの1~2年は本当にいろいろあって(ありすぎて)、まさに今が人生の「転換期」なのです。
そういう時に神様の前で演奏させていただくなんて、これも何かの縁というか、前兆だと勝手に思っています。
リハーサル(7月3日)のあと。三人とも絶好調
移転を控えていったん店を閉じたライブハウス「MO:GLA」の片付けの陣中見舞いと称して、久しぶりに社長の福武さんと奥様の恵利さんのご夫婦に会いに行きました。
MO:GLAは開店して24年になる、岡山市のライブ・ハウスです。
このお店で、たくさんのひとが大好きな音楽に浸りました。
福武さんご自身も地元に根差して長年活動しているシンガーソングライターで、もちろんお店にも出演しています。
ライブハウスを開くのは福武さんの若い頃からの夢だった、という話を伺ったことがあります。
きっと、いままでにおおぜいの人と夢を分かち合ってきたのでしょうね。
ここがオープンする前日に、ぼくもお祝いの挨拶に伺いました。
それから、ぼくも何度もここで演奏する機会をいただいたのを懐かしく思い出します。

何年前だっけ、ぼくの最後のMO:GLA出演時です。
店内は片付けの真っ最中。
不用品は店内でバザーとして出品、しかも値段はついていないという形、つまり「気持ち」をお支払いすればOKなので、格安で買うことも可能なのです。
なんてナイス&嬉しいシステム

見渡すと、マイク、ピアノ、ギター、ケーブル類、工具類、、、
お宝がいっぱいじゃないか、これは素晴し〜〜





なんだか「千と千尋の神隠し」を連想させる雰囲気が漂っている気がして、かなり気に入ったので、「じゃこれ貰います





ちなみに恵利さんも変わらずキューティプリティでした。
やっぱりおふたりとも、好きなように、楽しく生きているからだろうな~、なんて思ったり。
笑いながらツッコミ合いしたり、すぐに茶々入れたり、相変わらず楽しくていい雰囲気のおふたりでした。
福武さんとは想い出話やら最近の様子やら生き方についてやら、たくさん話ができて良かったな。
内心ちょっとホロリとしたとこもあったりして。
ぼくも近況報告したいことがたくさんあって、それも聞いてもらえたし。


【Live Information】
7月1日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 古山修(guitar)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
7月2日(日)
岡山 JORDAN
JORDANジャズ講座「ジャズ・フロム・デトロイト」
岡山市北区表町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 皆木秀樹(bass, 講師)、笹倉明子(piano)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
7月8日(土)①
岡山 七曲神社
七曲七夕みたま祭り
岡山市北区御津金川602 (tel 086-801-3492)
【出 演】 川上遥菜(vocal)、皆木秀樹(piano)、ブン(bass)
【料 金】 無料(マルシェあり)
【演 奏】 19:10~1925(祭り開催時間は17:00~21:00)
7月8日(土)②
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 フェリーペ中村(guitar)、クロミツ(violin)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
7月10日(月)
岡山 ピアノ・バー
岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
【出 演】 西真理子(piano)、皆木秀樹(bass)、池田拓史(drums)
【料 金】 1500円(飲食代別途)
【演 奏】 20:30~、21:30~ (2回ステージ)
7月22日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 細川由佳(sax)、古山修(guitar)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)ほか
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
7月23日(日)
加古川 喫茶いるか
加古川市平岡町山之上149-8 (tel 0794-23-7917)
【出 演】 石田"きゃさりん"和美(vocal, accordion)、貴村昌司(guitar, vocal)、大橋恭(guitar)、皆木秀樹(bass)
【料 金】 チップ制チャージ、飲食代別途(要オーダー)
【演 奏】 15:00~ (2回ステージ)
7月29日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 西真理子(piano)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
※岡山 GROOVYはしばらくライブがお休みとなります。
【Live Information】
「今」という時代をさまざまな領域で牽引したり発信する人。
「リーダー」とか「アイコン」、いまは「インフルエンサー」などとと呼ばれています。
彼ら彼女らは、テレビやラジオばかりではなく、SNSなどネットを使って大きな影響力を得ていますね。
ぼくが中学~高校のころはラジオの深夜放送の全盛期で、番組のパーソナリティがある意味テレビタレント以上の影響力を持っていました。パーソナリティを務めていたのは放送タレントだけでなく、ミュージシャン、それもフォーク系のミュージシャンが多かったですね。イルカ、中島みゆき、吉田拓郎、そして南こうせつ。
どれだけの人たちがリクエスト曲だけでなく、青春の悩みをハガキに綴ったことでしょう。そしてパーソナリティーたちはそれを番組で読み、共感し、時には一緒に怒り、時には親身に相談に乗ってくれた。だからリスナーにとって、ラジオ・パーソナリティーたちはいわば心の兄貴や姉貴、つまり身近な存在だったんじゃないでしょうか。
中学生くらいになると、ギターを弾き始めるやつらもチラホラ出てきます。
ぼくの住んでいた倉敷市というところは。、地方都市の中でも多くの人口を抱えていたところでしたが、それでもフォークギターを(コードだけであっても)ガシャガシャかき鳴らすことができるのは、学年でほんの数人でした。そしてそんな程度の腕前でもみんなから「スゲー!」と言われ、それがうらやましくも、まぶしくもありました。自分より先にオトナの世界に足を踏み入れているようにも見えましたね。
時代は、ちょうどカセットテープ全盛期。
学校に(もちろん隠れて)ラジカセ(ラジオにカセットテープのデッキが付いているもの)を持ってくる同級生なんかもいました。
もちろん音楽を聴きたいんじゃない。規則を破ってワルぶるのがスリルがあって面白かったんでしょう。(でしょう、なんてひとごとみたいに言ってるぼくだって似たようなものでした)
彼が学校に持ち込んだラジカセでよくかけていたのが、「かぐや姫LIVE」。
当時はレコードだけでなく、カセット・テープでも発売されていたんですね。
「神田川」「赤ちょうちん」が大ヒットし、そして「かぐや姫」の南こうせつがラジオ・パーソナリティーとして支持されていたころでした。
いま聴いてみると、ステージと客席の心的距離がとても近く感じられます。
「手の届かない大スターを憧れの目で見つめる」というよりも、「身近なアーティストが」「自分の存在を受け入れてくれそう」という安心感や、彼らの歌への共感でいっぱいなのではないでしょうか。
しゃべりのうまさがまた聴衆の気持ちをオープンにさせるんですね。トーク力は、持って生まれたものもあるでしょうけれど、ラジオで鍛えられた部分もあるかもしれないですね。
身近に感じる、と言えば、演奏を聴いていると、ところどころで「自分もギターを弾いてみよう」と思わせられるんですよね。
「加茂の流れに」の、箏のようなイントロ。
「神田川」のイントロは、シングル・レコードではバイオリンが奏でているのですが、このライブ・アルバムではマンドリンのトレモロ奏法のようにフォーク・ギターで弾いています。これがまた真似したくなるんです。
それから、「あの人の手紙」のストロークとか。
「あの人の手紙」なんか、いまでは驚くようなテンポではないですが、当時はあの速い(と思っていた)テンポで16分音符を刻んでいるのがカッコよくて。でも、至難の技だとも思っていたんです。
このアルバムでギターを弾いているのは、名手・石川鷹彦さん。
実に表情豊かで、情感あふれる演奏です。「加茂の流れに」など、和服姿の女性が川べりを散歩しているイメージがすぐに頭に浮かんできます。
ピアノの栗林稔さんは、当時「最高の」とも言われたスタジオミュージシャン。
そしてドラムには、なんと村上"ポンタ"秀一さんです。なんともツボを心得たドラミングです。
このサポート・バンドは単なるフォーク・ロックだけではなくて、時にはロック・テイストだったり、時にはリリカルだったりと、曲をどうにでも形作れるんですね。音楽性豊かな、いいバンドですね。
南こうせつのよく通る高い声は、いつもほんのり温かみを帯びています。それは優しさや、明るさや、生きている喜びとなって聴いているぼくらを元気にしてくれます。
しかしいったん悲しい歌を歌うとなると、その声からは悲しみがほとばしり、時には感情を露わにした声は強く大きくなります。そして聴く人の心の痛みを分かち合ってくれるのです。
当時もかぐや姫の歌詞の内容で涙した人は多かっただろうと思うけれど、いま聞くと、自分の過去と重なることもあったりして、新たな感慨が生まれるんです。
そしてやっぱり涙がこぼれそうになる。
その涙には、悩み多き青春時代を思い出して懐かしむ涙も含まれているんですね。
◆かぐや姫LIVE
■リリース
1974年9月15日
■歌・演奏
かぐや姫
■プロデュース
佐藤継雄
■録音メンバー
<かぐや姫>
南こうせつ(guitars, vocals)
伊勢正三(guitars, vocals)
山田つぐと(contrabass, vocals)
<サポート・ミュージシャン>
石川鷹彦(acoustic-guitar, electric-guitar, banjo, flat-mandolin)
栗林稔(acoustic-piano, electric-piano, organ)
大原茂人(organ, mellotron)
武部秀明(electric-bass)
村上秀一(drums)
■録音
1974年7月21日、7月23日 京都会館、大阪厚生年金会館
■収録曲
SIDE-A
① うちのお父さん(作詞作曲 南こうせつ)
② 僕の胸でおやすみ(作詞作曲 山田つぐと)
③ ペテン師(作詞 喜多条忠、作曲 伊勢正三)
④ 加茂の流れに(作詞作曲 南こうせつ)
⑤ 君がよければ(作詞作曲 山田つぐと)
⑥ カリブの花(作詞 山田つぐと、作曲 南こうせつ)
⑦ 22才の別れ(作詞作曲 伊勢正三)
SIDE-B
⑧ 妹(作詞 喜多条忠、作曲 南こうせつ)~海(作詞 水谷みゆき、作曲 神山純)
⑨ 星降る夜(作詞作曲 南こうせつ)
⑩ 置手紙(作詞作曲 伊勢正三)
⑪ 眼をとじて(作詞作曲 山田つぐと)
⑫ あの人の手紙(作詞 伊勢正三、作曲 南こうせつ)
⑬ 神田川(作詞 喜多条忠、作曲 南こうせつ)
■チャート最高位
1974年 週間アルバム・チャート オリコン1位
1975年度年間アルバム・チャート オリコン5位
1976年度年間アルバム・チャート オリコン33位
ゆるく、でも熱くロックしている。


きっとガキの時分のまんまの感じなんだろう。
無邪気に、やりたいようにロックしている。それが「熟したワルガキ」って感じで、嬉しくなってしまう。



西川のキラキラした水面を見ながらのんびり聴いていたらいい気分になったので、用事があったにもかかわらず結局最後まで聴いてしまった。



そのあと事務手続きの必要があったので、それを済ませたあとは久しぶりの焼肉。
焼肉の炭火で今度は自分が熱くなったよ。(この年でまだご飯の大を2杯いけた



【Live Information】
西梅田のジャズクラブ「ミスター・ケリーズ」が7月いっぱいで閉店するんだそうです。
思わず「ええっ」です。
1990年9月1日に開店して以来、今年が33年目。
大阪駅から歩いて10分ほど、曽根崎新地の「ホテル・マイステイズプレミア堂島」の1階にあります。
ちなみに、さらに徒歩で5分ほど南へ向かって渡辺橋を渡ると左手に建っているのが、大阪フェスティバルホールです。
シカゴにあったジャズ・クラブ「ミスター・ケリーズ」が店名の由来だそうです。
今は亡きトランペッターの奥田章三さんに「大阪に来ることがあったら寄ってよ」と声をかけていただいたのがきっかけで、時々行くようになりました。
当時はその奥田さんがお店のプロデュースされていました。
落ち着いた雰囲気の店内、関西のトップ・ミュージシャンはもちろん、国内外のミュージシャンの素晴らしい演奏を間近で見聞きできるぜいたくさ。
出演者はもちろん、スタッフの方々もみな感じ良いし、料理も美味しくて、音楽を楽しむだけでなく、音楽を楽しみに外出したその夜そのものが思い出になるような、素敵なお店です。
閉店するのを惜しむ方は、きっとたくさんいらっしゃることでしょう。
当時は、よく「グレイビー・エイト」の出演日に大阪へ行ったものです。
奥田さんや北野タダオ(piano)さん、宗清洋(trombone)さん、津田清(tenor sax)さん、古谷充(alto sax)さん、石田浩正(baritone sax)さん、村松泰治(bass)さん、中嶋俊夫(drums)さん。。。これら8人の錚々たる顔ぶれがそろっていた「グレイビー・エイト」が出演する夜は、いつも満席でした。
たいていひとりでブラリとケリーズへ行ったものでしたが、そんな時は顔なじみの奥田さん、宗清さん、津田さんらが入れ替わり立ち替わり話の相手に来てくださって、いろんな話を聞かせてくださいました。
とくに津田さんは、音楽をするうえで気をつけねばならないこと、ステージに対する気構えなど、たくさんの大事なことを、いつも厳しく、そして温かく教えてくださいました。閉店時間がきたら、そのまま近くあった梅田のドンショップへ行って始発まで付き合ってくださったり。
ケリーズの入口に、オブジェのように置かれているコントラバスには忘れられない思い出があります。
じつはぼくは、一度だけケリーズのステージに立ったことがありまして。
時はまだ20世紀じゃなかったかな。
当時はライブのあと、23時からだったか0時からだったか、ミッドナイトのステージがありました。
ある夜、グレイビー・エイトの出演日だったと思うんですが、演奏が終わったあと津田さんと話をしていました。
すると、そろそろミッドナイトが始まろうかという頃になって、突然津田さんが「どや、弾いてみるか?」と言い出したんです。
え?いきなり?
アウェイだしあんないい演奏のあとで自分みたいなヤツが・・・いいんだろうか
思わず固まって「え?え?」と聴き返すと
「弾いてみたいか、言うとんねん」
「でででもがが楽器がありま
「楽器なら店の入口にあるがな」
「ぼぼぼぼくなんかがいいんで
ここで津田さんがコワい顔で
「弾きたいんかどうか聞いとんねん」
津田さん気が短い・・・
ここで腹をくくって「ありがとうございます行ってきます
」
「おぉ、勉強させてもろてこい」
入口に置いてあるコントラバスを、スタッフの方が急遽お店の中に入れてくださいました。
遅い時間だけど結構お客さんもおられたし、コントラバスの弦高も自分にはとても高くて、いろんな緊張の結果、手のひらといい脇の下といい冷や汗だらけになりながら、必死で弾いたものでした
その時のピアニストさんは、今も活躍中の吉尾敬彦さんでした。
演奏が終わって津田さんに「どうでした?」とおずおず尋ねると、ニヤッと笑って一言。
「まだまだやな」
ケリーズといえば、真っ先にこのことが思い出されます。
20年以上前のスケジュール表、まだ取ってあります。
自分が出演したわけでもないのに、なんだか捨てられないんですよね。
やっぱりなくなるのは寂しいなあ。
たくさんいい演奏を聴かせていただいて、今はもう「ありがとうございました」しかありませんね。
【Live Information】
6月2日(金)
岡山 ピアノ・バー
岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
【出 演】 近藤良(chello)、赤田晃一(sax)、クロミツ(violin)、皆木秀樹(bass)、岩本象一(drums)
【料 金】 1500円(飲食代別途)
【演 奏】 20:00~、21:00~ (2回ステージ)
6月3日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 古山修(guitar)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)、Hige-Men(percussions)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
6月10日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 クロミツ(violin)、皆木秀樹(piano)、友野泰一(bass)、本田暁之(drums)、Hige-Men(percussions)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
6月11日(日)
加古川 喫茶いるか
加古川市平岡町山之上149-8 (tel 0794-23-7917)
【出 演】 石田"きゃさりん"和美(vocal, accordion)、貴村昌司(guitar, vocal)、大橋恭(guitar)、皆木秀樹(bass)
【料 金】 チップ制チャージ、飲食代別途(要オーダー)
【演 奏】 15:00~ (2回ステージ)
6月12日(月)
岡山 ピアノ・バー
岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
【出 演】 西真理子(piano)、皆木秀樹(bass)、池田拓史(drums)
【料 金】 1500円(飲食代別途)
【演 奏】 20:30~、21:30~ (2回ステージ)
6月19日(月)
西宮 スリーコーズ
西宮市櫨塚町1-14 光永ビルBF (tel 0798-55-5184)
【出 演】 田中ヒロシ(drums)、藤井那穂子(sax)、皆木秀樹(bass)
【料 金】 ミュージックチャージ3000円
【時 間】 開店18:30 開演19:30 (2回ステージ)
6月24日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 西真理子(piano)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)ほか
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
6月27日(火)
岡山 奉還町256
岡山市北区奉還町3-9-9 256号室 (予約・お問い合わせ aokigekijoe@gmail.com)
【出 演】 ①皆木秀樹(contrabass) ②呉ひとし(vocal, guitar) ③青木光男劇場(妄想おしゃべり芝居)
【料 金】 2500円+別途1ドリンク+応援投げ銭(飲食物持ち込み可)
【時 間】 開店19:00 開演19:30
※岡山 GROOVYはしばらくライブがお休みとなります。
【Live Information】
スポーツは、言うなれば人間ドラマです。
勝利のためにひたすらベストを尽くし、悔いを残さないよう全力を尽くす選手たち。
ぼくたちは、彼らのプレイそのものに驚嘆し、人生さながらの劇的なゲーム展開に心を震わせ、透けて見える彼らの生き様に感涙する。
その瞬間、選手たちは自分の全てを投げうっているからこそ、見ているわれわれも熱い想いを共感できるんですね。
スポーツを題材にした映画も数多くあります。
感動のポイントが分かりやすく伝えられるからでしょうか。
スポーツ映画の名作といえば、『メジャー・リーグ』、『ロッキー』が真っ先に頭に浮かびます。
そして、ぼくとしては強く強く、『ティン・カップ』を推したいのです。
スポーツって、だいたいがスピード感があることで興奮度も増すと思うんです。
逆に、スピード感のないスポーツってなんだろう。
野球でいえば投手戦のときの外野手とか。
カーリングもそうかもしれない。
やっぱり、プレーする時間の大半を歩いているゴルフかな。
ところがこの『ティン・カップ』、とくにクライマックスときたら、ひとりで部屋で観ていてもガッツ・ポーズはしてしまうし、思わず「おぉ~~!」という歓声は出てしまうし、なんなら感動のあまり胸はドキドキ目はウルウルなんです。(個人差は、もちろんあります)
ゴルフって、テレビで放送されていると、実は結構そのまま見入ってしまうんです。
視聴者が飽きないよういろんな場面に切り替えたり、アナウンサーと解説者のやりとりがあったり、プレイバックを入れたりして、制作側が緊張と緩和のバランスをうまく取っているからなんですね。
つまり、投手戦の野球にも、カーリングにも言えることだと思うんですが、スピード感というより緊張感が漂っていれば、ゲームは締まるんです。
『ティン・カップ』は映画であるだけに、盛り上がるような編集のうまさをとても感じますね。
それから、近年のライヴDVDを観ても思うことですが、ギャラリーの表情やしぐさをうまく取り入れた画面は、試合そのものの緊張度や観ているこちらの興奮度などを高める効果がありますね。とくにアメリカ人のストレートな感情表現や、手の動きなどは表情豊かでとてもカッコいいですから。
主演は、ケヴィン・コスナー。
「当たりはずれの大きい俳優」などという評もあるみたいですが、ぼくは大好きです。
ハンサムだけど、どこか野性味が感じられるし、チャーミングです。
そして、彼は運動神経がとてもいいんですね。
今までに「さよならゲーム」(野球)、「ラヴ・オブ・ザ・ゲーム」(野球)などに出演していますが、身のこなしやフォームなど、本物のスポーツ選手と比べても違和感がありません。(ちなみに「さよならゲーム」も、この「ティン・カップ」と同じくロン・シェルトン監督作品です)
彼が、この映画の主人公である不遇の天才ゴルファー、「ティン・カップ」ことロイ・マカヴォイを演じます。
不遇といっても暗さはありません。ティン・カップは、自分の能力を信じすぎるほど信じている自信家で、がさつとまでは言わないにしてもちょっとワイルドで、はっきりとした自己主張を持っている男です。
ティン・カップことロイ・マカヴォイ(ケヴィン・コスナー)
相手役のモリーンを演じるのは、レネ・ルッソ。
シリアスな雰囲気も出すかと思えば、コミカルなやりとりやアクションもなんなくこなします。
いっときは「メジャー・リーグ」(共演トム・ベレンジャー)、「リーサル・ウェポン」(共演メル・ギブソン)、「アウトブレイク」(共演ダスティン・ホフマン)、「ザ・シークレット・サービス」(共演クリント・イーストウッド)、「ショウタイム」(共演ロバート・デ・ニーロ&エディ・マーフィー)など、「これでもか」というくらい話題作のヒロインを務めていましたね。
ドリーン(リンダ・ハート:左)とモリー(レネ・ルッソ:右)
ストーリーのポイントは、なんといってもティン・カップの強気で、血の気が多くて、「一か八か」的なキャラクターです。
今だったら「アンガー・マネジメント」を勧められるタイプでしょうね。
モリーに対しては一途で、自分のことを省みることができたり、子どもっぽかったりするところもあるのですが。。。
堅実なプレーを「弱気」「臆病」と捉えるところがあったりして、「気持ちを抑えろ」と言う信頼のおけるキャディにして親友のロミオともしばしばケンカになったりします。しかし冷静なロミオは、心の中ではティン・カップの実力を信じています。ティン・カップが自分で自分の感情をコントロールできれば最高のゴルファーなのだ、と知っています。
ロミオ(チーチ・マリン:左)とティン・カップ
恋するモリーを振り向かせよう、そして人生を立て直すきっかけにしようと、ティン・カップは全米オープンに出場するのですが、初日は恋敵にして学生時代からのライバルであるシムズになんと16打差をつけられ、順位も気持ちも沈んでしまうんです。
ラウンド後のラウンジでシムズに嫌味を浴びせられてるのを聞いていたモリーは頭に血が上って(このあたり、感情の高まり方がティン・カップによく似ているのが笑える)、マカヴォイはラウンジ内から屋外の池の鳥にワン・ボール、ワン・ショットでボールを当てられる、という不可能とも思える賭けをシムズに突きつけます。
この不可能とも思える賭けに勝ったティン・カップは翌日から快進撃を続け、最終日の優勝争いに残ってシムズと熾烈な争いを繰り広げるわけです。
そのティン・カップの前に立ちふさがるのが、グリーン手前の池が行く手を阻む難攻不落の18番ホール。
確実に刻んで確実にスコアをキープするか、正面からコースに挑むか。
3日目まで、その池に阻まれ続けるものの、なんとか平静を保って好調を維持するティン・カップ。
そして、最終日に迎えた18番ホール。
ここを冷静に攻められればほぼ優勝は確実なのです。
シムズ(ドン・ジョンソン:左)とティン・カップ
しかしティン・カップの夢は、「イーグルを取ればあのジャック・ニクラウスを超えられる!」。
そして彼の打ったセカンド・ショットはついに池を超え、グリーンに乗る。
ついにこの難ホールを攻略したか!と思いきや、グリーンの傾斜のせいでボールは後戻りして、池へ・・・。
4日連続して池にボールを落としたティン・カップは、これまでの3日間ボールをドロップして池の傍から確実に打ち直したにもかかわらず、この日はついに同じ場所からの打ち直しを迷わず選択するのです。
自分をコントロールできていたティン・カップが、素の自分へ戻る瞬間です。
打ち直し、ボールはまた池へ。
何かに取り憑つかれたように何度も打ち直し、ボールはそのたびに池へ。
意固地なだけなのか、単なる強情か、やけくそなのか、勝算はあるのか。
そしてとうとう・・・。
ティン・カップは敗れました。
でもそれは相手に対する敗北ではなく、自分に対しての敗北です。
しかし、胸を張っていい敗北ではないでしょうか。
自分の感情をコントロールしきれなかったけれど、自分を貫き通して敗れたのですから。
ティン・カップは、試合に勝つことより、自分の生き方を貫くことを選んだんですね。
でも、ということは、試合には負けたけれど、自分で自分に突きつけた挑戦には勝った、とも言えるのではないでしょうか。
だからこそクライマックスでこんなにも感動できるのではないかと思うんです。
クライマックスのスリル感は、ぼくの大好きな「ミッドナイト・ラン」や「タワーリング・インフェルノ」に並ぶものだと思っています。
◆ティン・カップ/Tin Cup
■1996年アメリカ映画
■配給
ワーナー・ブラザーズ
■製作総指揮
アーノン・ミルチャン
■製作
ゲイリー・フォスター
デヴィッド・レスター
■公開
1996年8月16日(アメリカ)
1996年9月14日(日本)
■監督
ロン・シェルトン
■脚本
ジョン・ノーヴィル、ロン・シェルトン
■音楽
ウィリアム・ロス
■出演
ケヴィン・コスナー(ロイ・マカヴォイ)
レネ・ルッソ(モリー・グリスウォルド)
ドン・ジョンソン(デヴィッド・シムズ)
チーチ・マリン(ロミオ・ポーザー)
リンダ・ハート(ドリーン)
デニス・バークレイ(アール)
レックス・リン(デューイ)
ルー・マイヤーズ(クリント)
リチャード・ラインバック(カート)
ジョージ・ペレス(ホセ)
ミッキー・ジョーンズ(ターク)
マイケル・ミルホーン(ブーン)
ジム・ナンツ(CBSアナウンサー)
ケン・ヴェンチュリ(CBSアナウンサー)
ベン・ライト(CBSアナウンサー)
ゲイリー・マッコード(本人役)
クレイグ・スタドラー(本人役)
ピーター・ジェイコブセン(本人役) etc
■上映時間
135分
■エンディング・テーマ
「This Could Take All Night」(アマンダ・マーシャル)
【Live Information】
牛窓海岸は、うちから車で1時間少々。
平日、あまりひと気がない時にあっちやこっちに行ってみよう。
やや薄曇り。
海辺にいる人は、数人。
きょうはここを自分ちの庭だと思おう
続いて牛窓神社への石段を上る。その数364段
牛窓神社が創建されたのは、平安時代の長和年間(1012年~1016年)だということです。
「牛窓八幡宮」とも称されています。
海へ向かって下りて行きます。
駐車場沿いに歩いて行くと、招魂社があります。戦争で亡くなった方々が祀られているようです。
手を合わせます。
岩場を通り抜けると、ほんとうにだれもいない海辺でのんびり過ごせました。
ぜいたくな時間でした。
【牛 窓 海 岸】
2023年4月21日(金)
【Live Information】
音楽に限らず、演劇、絵、美術、書道、写真などなど自己表現活動をされている方々は、ライブやイベントの集客は避けて通れないところです。
友人知人に声をかけるとき、よく聞くのが「行けたら行くね」という言葉。
これが、「行きません」と同じ意味であることをはっきり知ったのは、ついここ数年のことです。
まったくいいトシをしてわれながらアホだな~と思いますね
(ただし関東では行く前提でこの言葉を使うそうです)
長いこと「おかしいな~」とは思ってたんです。
「行けたら行くよ」と言った人が来たためしがないのを。
20代のころ、デートに誘った相手に「その日はちょっと、、、また行きましょう」とか「いま忙しいの」などと言われたので、ずっと「また」や「忙しくない日」を待っていたのと同じ空気を感じます
その「また」や「忙しくない日」が来ることは絶対ないのに・・・
それを当時の自分は、「行く気がないなら『また行こう』なんて言わなければいいのに~」とイキドオッていたものです
ぼくも、「断りづらい」「断ると相手が気分を害するのが心配」「財布の中がピンチ」「本当にまだ予定がはっきりしない」とかで言いづらいこともいろいろあるんだろうな、という考え方ができる年頃になりました。
だからこそぼくは「先約があるんです、ごめんね」と言うようにしています。
そして本当に予定がまだはっきりしなくて「行けたら行くよ」と答えたときは、行ける状況になったら必ず顔を出すことにしています。
ぼくは、「行けたら行く」という言葉は、「行かない前提」では使わず、「行く前提」で使うことにしています
【Live Information】
少しばかり早く起きた土曜の朝。
天気もいいし、空気も澄んでいるし、なんだか少しばかり散歩したくなりました。
向かった先が、曹源寺です。
うちから徒歩約20分、距離にして1.5kmくらいです。
曹源寺は、備前国第一と言われる禅寺で、岡山市中区円山にあります。
備前岡山藩主池田家の菩提寺で、津田永忠によって1698年に造営されました。
津田永忠と初代住持職の絶外和尚によって造られた庭園。
「池泉回遊式庭園」です。
名物の枝垂れ桜につぼみが付き始めていました。
参道
曹源寺山門(三門)
梅は満開です。
2023年3月11日(土)
【Live Information】
引っ越してから、もう1年2ヵ月。
うちは住宅地のはしっこで、東側には田んぼが広がっています。(といっても田園地帯ではない)
よくハチくん(ワンコ)とあぜ道を散歩してるんですが、その田んぼの一部が、4月になるとレンゲでいっぱいになるんです。
このレンゲ田のなかで写真を撮ってみたいなあ、とずっと思っていました。
今年からフリーランスになって時間の融通が利くので、平日昼間の人がいないときにブラブラと写真を撮りに行ってみました。
でも4月中旬は数日おきに雨が降ったりして、田んぼの中にあちこち水たまりができていたり、
「そうだ写真を撮ろう!」と思い立ってからは何故だかいまひとつ晴天に恵まれず、薄曇りが続いたり、
段取り的に自撮りではなかなか難しい、と思って、ワンコつながりで仲良しの近所の小学生ユウイチロウくんにシャッターを押す係を頼んだら、その日はけっこうな雨が降ったり。
マゴマゴしていたらレンゲの見ごろが終わってしまう!
というわけで、レンゲ田と自分をどうにかこうにか自力で撮ってみました。
田んぼの中の土や草に足をとられるので、セルフタイマーの時間内にコントラバスを抱えて小走りでひょいひょい定位置まで行くのはけっこうたいへん
暖かい日だったので、汗まで出てきました
クロウトはだしの写真を撮る知り合いが何人かいるので、来年はだれかにカメラマン役になってもらおっと
【Live Information】
5月6日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 西真理子(piano)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
5月8日(月)
岡山 ピアノ・バー
岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
【出 演】 西真理子(piano)、皆木秀樹(bass)、池田拓史(drums)
【料 金】 1500円(飲食代別途)
【演 奏】 20:30~、21:30~ (2回ステージ)
5月13日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 山科賢一(piano)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)、Higemen(percussions)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
5月20日(日)
姫路 カフェ デュ・ファーブル
姫路市網干区田井287-5 (tel 079-273-7680)
【出 演】 田中ヒロシ(drums)、藤井那穂子(sax)、皆木秀樹(bass)
【料 金】 ミュージックチャージ3000円(2ドリンク付)
【演 奏】 15:00~ (3回ステージ)
5月27日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 細川由佳(sax)、古山修(guitar)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)、Higemen(percussions)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
※岡山 GROOVYはしばらくライブがお休みとなります。