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3月31日をもって昼職を退職しました。
いわゆる「定年」というやつですね。
これからは、無職です。
いや、フリーランスとも言えるな。
岡山県南は、桜は例年4月の第一週が見ごろなのですが、去年も今年も3月下旬に満開です。でも満開の桜に見送ってもらえるなんて、まるで神さまからのお餞別みたいな気がします。
結局3月中には片づかなかったので、31日の夜9時ごろに「明日(4月1日)も来ます」と高らかに宣言(?)して、帰りました。
かつての転勤の時は、有難くて感極まって涙したことも珍しくはなかったです。
とくに今回は最後の最後だし、涙が止まらんかったらどうしよう、なんて思っていました。
たしかに最終日は、「あ~泣いてしまうかも」という感覚もありましたが、最後はとても清々しい気持ちでした。
やり残したことももちろんたくさんありましたが、「満足感」に満たされた感じでした。
でも、自分だけではなにもできなかった、ということが改めて、そしてしみじみと思われてなりませんでした。
まさに、皆さまのおかげ、です。
これが「勝手に感謝してしまう」状態なんですね。
3月31日朝の、自分のデスク。この日は6時すぎに出勤しました。
4月1日は、朝からせっせと片付け、引継ぎ事務をこなして、なんとか15時過ぎに業務を終えることができました。
最後の1年が始まった去年の4月、「3月31日はやり切った気持ちを味わいながらひっそり去ろう」と心に決めていましたが、思い描いていたとおりに職場をあとにすることができて、なんだか爽やかな気分で胸がいっぱいでした。
エクセルで作った自分用のスケジュール帳。われながらとても役に立ちました。
4月1日、すべての業務終了。帰る前の自分のデスク。
お餞別に花束をいただいていたのですが、家に持って帰るよりたくさんの人に見えるところに飾ったほうがいいかな~、と思って、ふたつの花瓶に分けて、自己流の極致ではありますが生けてみました。
社会に出るまでを人生の第1章、定年までが第2章とするなら、第3章の始まりです。
まずは、念願の春休みを満喫することにします。