貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大磯町鴫立庵その1 三大俳諧道場の一つとして!

2023-07-01 10:29:29 | 日記
令和5年7月1日(土)
中郡大磯町: 鴫 立 庵            
 鴫(しぎ)立(たつ)庵は
神奈川県大磯町にある俳諧道場。

 京都の落柿舎、
滋賀の無名庵と並び、
日本三大俳諧道場の一つとされる。   
 敷地内に建てられた
石碑にある銘文
「著盡湘南清絶地」から、
「湘南発祥の地」とされることもある。

 場所は大磯の国道1号線
(旧・東海道)沿いの鴫立沢にある。
 当庵の名称は、
次の西行の歌に因る。
「こころなき 
  身にもあはれは 
    知られけり 
  鴫立沢の 
      秋の夕暮」
   (『新古今和歌集』) 
 寛文4年(1664)、
崇雪が草庵を結んだのが始まり。
<鴫立庵の解説>
 
 元禄8年(1695)、
俳人・大淀三千風が入り、
第一世庵主となる。
 明和5年(1768)3月、
白井鳥酔が再興し、庵主となる。
 現庵主は鍵和田秞子
(第22代。平成14年(2002)より)。
 日本三大俳諧道場のひとつ。
 俳諧も道場で鍛錬、
その道を今も尚究めているのだ。
<鴫立沢>

 受付の女性の方が、
「どちらから?」
と声を掛けてくださる。
 「東京の青梅から」と対応。
 ゆったりした口調なので、
ほっとする。
 蚊対策も万全にし、
情趣豊かな庵内を散策。

 時空を越え、
ひたすら浸る・・・・・・。

~つづく。