貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

足柄下郡箱根町東光庵薬師堂跡その2 命の限り蝉時雨!

2023-07-18 11:04:36 | 日記
令和5年7月18日(火)
中曽根康弘氏の句は、
「くれてなお 
   命の限り
     蝉しぐれ」
<中曽根康弘元首相の句碑>
<その説明>

 居然は、
伊勢原出身の俳人で、
鴫立庵門下生。
 本名は、三箸尊明。
 「居然湯けむりの碑」。
 その句は、     
「月雪や 
   花保とゝ岐す
      温泉の煙」
<居然句碑説明>

 四方山人。
 江戸の幕臣で大田南畝。
 長崎奉行所に出役の際、
箱根に立ち寄る。
 狂歌師。狂歌碑がある。
<四方山人(蜀山人)狂歌碑>

「てる月の    
   鏡をぬいて    
      樽まくら   
  雪もこんこん  
    花もさけさけ」
、その説明>

 祖友は、上総(千葉)出身。
 芦の湯で療養中、
23歳の若さで病没。
 追悼を込めて建立。
<祖友句碑>
<その説明>

 句は、
「逗留と         
  定めて旅の 
    月夜かな」
 お地蔵さんも当時流行。
<太楽士地蔵>
<数珠観音地蔵>

 充足の表情!