トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ドイツ入院生活7

2009-03-17 08:52:29 | おべんきょう
入院6日目:月曜日


待ちに待った月曜日!
nahe、ちょっと浮かれ気味。
朝から隣のベッドのおばさんにも
「今日、うちの夫が早い時間にくるからよろしくね」
と話しかけてみたりする。

「あなたはきっと今日退院できるわね。」
「うん、たぶん♪」
「私はきっと明日よ」
こんな感じで世間話開始。

「英語は何十年も前に習ったきりだから忘れたわ」
と言いつつ、私がドイツ語で理解できない所は英語で話してくれるおばさん。
私だって約15年前までは習ってたさ、英語。
なのにどうして喋れないの? おばさんとの違いは何??


「あなたのドイツ語は上手よ」
ちょっと褒められて浮かれるnahe。
学校で習った文法も、いざ喋るとぐちゃぐちゃになってるけど
なんとなくでも通じちゃうのね。
とにかく話すことが大切だなと実感。


話の中で、おばさんに胆石が見つかったことと
細菌が原因の大腸炎だったことがわかった。
3日前くらいから来る人来る人(ナースも含め)
「1cmのなんとかかんとか」と同じことを言ってたおばさん。
石の大きさを説明してたのね。
自分の中に石があるってことがよっぽど衝撃的だったのだろう。
そしておばさん、その菌って食中毒の原因菌だわね。
ご主人は大丈夫みたいだけど、一体何食べたの!?



そしてmichが来て
お待ちかね、回診の時間。



担当医師とその上司医師がやってきた。
担当医師が病状を説明して
私は「Sehr gut !!」と元気をアピール。
上司医師がドイツ語でなにやらもぞもぞ指示を出す。
そして担当医師が英語で私達に言う。

「明日もう一度大腸カメラをやってそれで退院できるかどうか決める」




もうショックーーー。
今日帰れないのねぇ



役目を終えたmichはとっとと会社へ。



がっくりしてフテ寝してたら
病室に入ってきた70代くらいの女性。
隣のおばさんの所に言って話しかけてるので
てっきり見舞い客だと思っていたら
病院の職員らしいバッジをつけてる。
そのうち私にも話しかけてきて
3人でちょっとお話。

結局何の仕事をしてるのかはわからず。
ただ彼女が何十年前かに、この街の「クイーン」に選ばれたことだけはわかった。
クイーン選出ってミスコンみたいなものなのかな?





本日のお昼。
ライスでした。タイ米みたいなパサパサしたもの。


そして今日も退屈な午後。



気になるのは明日のカメラ。
大腸カメラってことはまた腸を綺麗にしなきゃいけないんだよね?
ということは・・・
あの水薬地獄をまた味わわなきゃいけないんだよね?


それが憂鬱。今夜はきっと眠れないな。
おばさんに「私トイレに何度も通ってうるさくなります」って言っておこうかな。



ところが夕食も普通に出たし、
前に薬を飲み始めた23時になっても何もやってこない。

もしかして・・・Drの指示、伝わってない?
このままカメラやって
「何だ?見えないじゃないか!? やり直し!退院延期!!」
なんてなったら私、嫌よ~~。

ナースに確認するべきか
迷いつつ就寝。
コメント (2)
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