トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

恐怖の観覧車2

2009-07-30 11:56:26 | おさんぽ


この前の観覧車が
意外と豪華な電飾をつけてたので
乗ってみたくなったnahe

KISSライブで上機嫌だったmichも
高所恐怖症なのに
「夜ならまだまし」と言って乗ることに






ゴンドラはこんな感じ。
360度壁がなくて座席も浅くてちょっとビビる。
乗り込んですぐにmichは「あ、だめだ。」


かといって
「ごめんなさい、止めて! この人高所恐怖症なの!!」
と言える能力はnaheにはなく
着実に上がっていくゴンドラ。



風でゆれるゴンドラ。
naheも初めはちょっと怖かった。
michはといえば上の写真に映ってる真ん中の柱にしがみついて
「あぁ~恐い、あぁ~さむい」と騒いでる。


そして頂上で停止。
こちらの観覧車は乗り込むときに一旦停止させる。
誰かが乗り込んできたのか
それともゆっくり景色を楽しむ為のサービスか
どちらにしろmichにとっては拷問。


やっと下りにむかった観覧車。

しかしまだ安堵はできない。
なぜなら1周では降りられないのだ。

日本の観覧車のようにゆっくりじんわり動いていくのではない。
結構早いスピードでクルクル回るのだ。

真下に着いてもそのままスルー。
再び登っていくゴンドラ。



半周で平気になったnahe。
写真を撮ったり、夜景を見たり。
もはや大きな声も出なくなり
モゴモゴ念仏を唱えてるようなmichを励ましたり。

上の写真のように
他のカップルはみんないい雰囲気で乗ってるのに
うちらといったら
恐怖で固まってる男と、それを笑顔で見てる女。
いや、決して楽しんでたわけではないのよ
明るく元気付けようとしてただけよ。




この街の夜景など観覧車に乗らなきゃ見られない。
そう思って乗り込んだんだけど
肝心なことを忘れてた。


ここは田舎だったんだ。


夜景というものは灯りがあるから綺麗なわけで
ちょっと目を遠くにやればそこは一面闇の世界。

つまんねぇ




そうしてゴンドラは5周ほど回った。
何周するのかわかってなかった私達。
降車場所を素通りするたびに
「ああああ、まだかぁ」と悲壮な声をあげていたmich。
やっとゴンドラが止まって降りるときに
次に乗り込む為に1周前から近くで待っていた
女の子達に笑われたような・・・。




ヘロヘロのmich。
ごめんね、ありがとうね。
もう観覧車はやめようね。