トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

アイラの素晴らしい景色をどうぞ

2010-05-13 17:10:31 | おでかけ:まち
mich「今度ねぇ、アイラ島へ行くんだ♪」
知人「アイラ島って何あるの?」
mich「アイラウイスキーの蒸留所!!」
知人「他には?」
mich「何もないよ~。」
知人「・・・naheさん、いいの??」

事前にこんな心配をされた私、
蒸留所めぐりは自分も好きなので問題ないけれど
その他の時間をどう過ごそうか、それがこの旅の課題であった。
ガイドブックには蒸留所と土産物屋しか載ってないしね。


ところが島に近づく飛行機の中から下を眺めてびっくり!
なんか、なんか、すごい所に来ちゃったわと
それは日本でもヨーロッパ大陸でも見たことのない広大で荒々しい大地だったのだ。


空港からホテルへ向かう車の中、
ガイドさんとの会話はmichにお任せして
naheは窓の外の景色に釘付け。

だって目の前にいきなりピート畑よ
あ、ピートとは泥炭のことね。
アイラウイスキーの特徴であるスモーキーな香りをつけるためにこれを燃やすのね。
つまりピート畑っていってもただの野原なんだけどね。
土見て興奮する自分って




これはピート畑じゃないけれど
こういう景色がどこまでも広がっているわけよ。
ちょっと、これはマジで今までに見たことのない景色。

島で観光できる4日間のうち
2日間はガイドを頼んで、後の2日は未定だったんだけど
こりゃレンタカーを借りてドライブしなきゃ!とすぐ心に決めたね。


この黄色い花は島の至る所に咲いて香りを放っている。





でもトゲがあって触れない。






Bowmoreの海岸。
潮の香りが一番強く感じた。
左に見えるのがBowmore Distillery。





夕暮れ時はこんな感じに。



向こう岸に沈んでいく太陽。




Ardbeg近くの海岸は磯。




Port ellenは白い砂浜。
天気がいいときは海がエメグリで南の島みたいに。




JURA島。
こっち側の荒々しい風景がnaheは一番気に入った。




海と荒野ばかりではありません。



牧羊・牧牛が盛ん。



ちょうど子羊ちゃんの季節。



シンクロする子羊ちゃん。
可愛すぎっ
でもこれを食べるわけですが。




道路脇で悠々と食事をする牛。
アイラ牛は毛が長い。




かもめもいっぱい。





そして




謎のスタンディングストーン。
3千年前の人が立てたものだとか。

石、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!



ここ以外にも何個もスタンディングストーンはあって、
他にもケルト人が立てた十字架の遺跡とか
なんか心くすぐられるモノがいっぱいあったのだけど
写真はなし。




だってね、アイラに着いて早々に心に決めたレンタカー。
4日目に借りようとmichと相談してガイドのクリスティーンに頼んだわけよ。
クリスティーンはチャチャッとレンタカー会社に電話して
「頼んどいたから4日目にここいきな」と言ってくれたわけよ。

ところが当日、予約が入っていないんだもの!
「もう今日は車全部出ちゃってる」って言われちゃったんだもの!
他のレンタカー会社も売り切れ状態。
あぁ・・・遺跡を見に行けない


あぁ、こんなことなら事前に予約しておけばよかった。
歩いて島内一周できると思っていたmich、
日本の蒸留所のように試飲が沢山できると思っていたnahe。
ウイスキーで酔っ払っての運転は嫌だから
車はなくてもいいかと思っていたけど
甘かったよ、甘すぎたよ



これはもう一回リベンジにこなきゃだわ
michはアイラ島をかなり満喫したみたいだけど
naheはまだだよっ!一人でもまた来るよっ!!





ちなみにレンタカーのあてが外れたmichnahe。
隣の地区にあるレンタカー会社までバスで来たのだが
帰りのバスはなんと2時間後。
3時間後には蒸留所見学を予約しており、その蒸留所へはバスも通っていない。
タクシーを呼んでもらうも全くつかまらず
かなりピンチな状態に。

こうなったら歩くか、ヒッチハイクか。
近くの商店のおばちゃん達に相談すると
やっぱり歩くのはかなり無謀らしく
協力してもらって電話をかけてやっとタクシーで蒸留所まで行けたのだった。

帰りは一緒に見学した人に頼み込んで車に乗せてもらい。
人の優しさが身にしみるねぇ~




アイラ島は車必須です。
みなさん、是非ご注意を。