トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

久しぶりにドイツネタ

2010-05-22 00:50:03 | おうち
3ヶ月に1度、michの会社の福利厚生により
日本の業者から食材や雑貨を買っている。
先日それを発送したというメールが業者から届いたので
今週の水曜日くらいまでには家に着くだろうと見込んでいた。

しかし土曜日現在、まだ荷物は届かない。
その代わりに一通の手紙がポストに入っていた。

DHLからである。 嫌な予感だ。


封をあけてみる。
日本の業者が作成して荷物につけた発送伝票が入っていた。
あぁ、やっぱり止められたのか。




で?




封筒に入っていたのはこの伝票だけ。

荷物を預かってるとも、再配達するとも、ましてや問い合わせ先も書いていない。
なんか暗号とか手がかりがあるんじゃないかと
封筒を光に透かしてみたりしたけど、どこにも何にもなし。 あ、あぶってないわ。
なに?このそっけなさ。
一言くらい添えてくれたっていいのにさぁ~。



この伝票だけで察しろと?
以心伝心しろと?



ウーン
残念ながら私、まだそれほどDHLさんと親しくないんで
ドイツの宅配事情にも詳しくないんで
全くどうしていいかわからんわ。




自力で追跡調査してみたらどうも税関で止まっているようだ。





で?




取りに行けばいいの? お金払えばいいの?
そもそも税関ってどこにあるの???
誰か、何か言ってきて!!!

イギリス飯を喰う

2010-05-22 00:16:22 | おしょくじ
不味い!貧しい!と評判のイギリス料理。
どんだけイケてないか検証するため、殆ど毎食イギリス飯を食べてみた。

ロンドンで最初の食事。

まずはやっぱりフィッシュ&チップスでしょう。



うん、普通の白身魚のフライ。美味しい。

「ホットドックさえも不味い」と耳にしていたmichはそれを確認。



ソーセージは断然ドイツの方が美味しい。




夜はローストダック。このマッシュポテトが美味しかった。



チーズと野菜のパイ包み焼き。
全然不味くないじゃないの?



アイラ島にて。



島特産のラムと牛肉のBBQ。
ラムが柔らかくて美味しい。


そしてここで食べなくてはならないものがこれ。



生カキにアイラモルトを垂らして食べる。
「これぞアイラへ島へ来た証。ここでしか食べられないステイタス」
そんなことを日本で散々耳にしてきたので
どれだけ美味いのかと期待は高まる。
食べてみた感想は

カキにはレモンが一番かと・・・。



「シーフードを食べるならボウモアホテルがいいわよ」
クリスティーンにアドバイスを受け
ホテルのピーターにお勧めをきく。
一押しの料理がこちら。



意外な形で出てきた。
ほら、お勧めシーフードっていったら「焼いた!」「蒸した!」みたいな
素材の味をそのまま活かすものが多いでしょ?
カレー風味に煮込まれたもの。
でもなかなか美味しい。





牛肉のスープ、ラガヴーリン風味。


ピーターに「イモはどうする?マッシュ?フライ?」と聞かれ
「じゃ、マッシュで」と言ったのだが



なぜ丸ごとのまで入っている?

さらに



ミックスベジタブルも山盛り。
michにはフライドポテトも。
無理無理、こんなに食べられません。
ドイツよりもボリュームあるよ。



ロッホサイドホテルにて。



ビーフシチューみたいなスープにパイのせ。



フィッシュ&チップスwithグリーンピースソース。
でもフィッシュはタルタルソースかレモンだな。



羊の内臓(どこだか忘れた)の煮込み。
パイでできた器に入ってる。



ラムカレー。 トマト風味で日本で食べたことのある味。
しかし米は長粒米。



デザートはレーズンなどが入ったケーキに
黒蜜がかかって超甘い。
しかもnaheはアイスじゃなくカスタードソースにしたから激甘!
たぶん今まで生きてきた中で一番甘いデザートだ。




ある日のお昼、食堂にて

寒かったのでスープを頼む。
それだけじゃ足りないかと思って軽めの食事も頼む。

しかし、


こんな大きなパンがついてくるとは。
これだけで十分満たされるわ。



豆とパイ。
なんか上手く誘導されて、この写真の2倍量のフライドポテトも頼んでしまった。
食べきれないので包んでもらって、その日の晩御飯に。



さらにマカロニチーズ。
このマカロニチーズ、海外ドラマや映画で時々出てきて
その都度「マカロニチーズとはなんぞや?」と気になっていたのだ。
実際に食べられるとは感激。
しかし、本当にただのマカロニとチーズだった。
不味くはないけどさ・・・。




ボウモアホテルの朝食は



本当はこの2倍の量がある。
食べきれないので減らしてもらっていた。
プラス美味しいイギリス食パンに、お好みでシリアルもどうぞ。
まったくスコットランド人は大食漢だ。

上の黒い物体は、ブラックプディングもしくはハギス。
ブラックプディングは豚の血のソーセージ、
ハギスは羊の内臓のソーセージのようなものである。

初日は「なんだこれ?しょっぱいよ~」と半分くらいしか食べられなかったが
5日も同じ朝食をとっていると
だんだん味に慣れてきて美味しく感じてくるから不思議だ。
この半熟卵の黄身を絡めるとまろやかになって美味なのよ。

だけどこの塩っ辛さ、朝食向きとは思えない。
ビールに合わせたら、さぞかし美味しかろう。



ということで、エジンバラでハギスを注文。



うん、やっぱりこれは夜の食べ物だわ。


そして食べそびれていた特産サーモンも。



美味しいけれどドイツでも食べられる味だわ。





イギリス飯は不味いか?の検証結果は
不味くない、むしろ美味しい。
ただ、量がものすごく多いので気をつけろ。

今回はスコットランド料理がメインだったけど
イギリスでも充分暮らしていけますわよ、私達。

次はアフタヌーンティーをしなければ。